食品安全情報(化学物質)

欧州の新しいゲノム技術規制案

国立医薬品食品衛生研究所が集めた食品の安全性に関する国際機関や各国公的機関等の最新情報から。新しいゲノム技術で生産される植物に関する欧州委員会の新しい提案について欧州議会が投票を行い採択した。欧州委員会はビスフェノールAに関する新しい規則案についてパブリックコメント募集している。FDAはクロルピリホスが残留に関する業界向けガイダンスを撤回した。
食品安全情報(化学物質)

トランス脂肪酸排除状況を証明

国立医薬品食品衛生研究所が集めた食品の安全性に関する国際機関や各国公的機関等の最新情報から。WHOは工業的に生産されるトランス脂肪酸の排除の達成状況を証明する証明書をデンマーク、リトアニア、ポーランド、サウジアラビア、タイの5カ国に授与した。FAOはFAOSTATポータルに新たに「食料と食事」というドメインを作成した。欧州食品安全機関は新規タンパク質に関する利害関係者向けの簡易調査を開始した。
食品安全情報(化学物質)

コエンザイムQ10サプリ不要

国立医薬品食品衛生研究所が集めた食品の安全性に関する国際機関や各国公的機関等の最新情報から。ドイツ当局はコエンザイムQ10に関するQ&Aを発表した。昨年末から問題となっている米国のシナモンアップルソースパウチについて、FDAの検査で新たにクロムの汚染が確認された。韓国当局は大麻類似成分が使用されたゼリー・チョコレート製品が流通するという有害情報対応する。
食品安全情報(化学物質)

FDAが水素添加油の措置完了

国立医薬品食品衛生研究所が集めた食品の安全性に関する国際機関や各国公的機関等の最新情報から。FDAは部分水素添加油に対する最終行政措置を完了する。米国でシナモンアップルソースパウチに高濃度の鉛が含まれていた問題で、FDAとCDCがそれぞれ調査を進めている。オーストラリア・ニュージーランド食品基準局に、ニホンウズラ由来の培養細胞を新規食品成分として使用することについて認可を求める申請が提出された。
食品安全情報(化学物質)

HHCを添加した食品の問題

国立医薬品食品衛生研究所が集めた食品の安全性に関する国際機関や各国公的機関等の最新情報から。ドイツでヘキサヒドロカンナビノール(HHC)を添加した食品通が問題になっている。FAO/WHO合同食品添加物専門家委員会は二酸化チタンのADIを「特定しない」とした。国際がん研究機関(IARC)会合において、パーフルオロオクタン酸(PFOA)とパーフルオロオクタンスルホン酸(PFOS)の発がん性が評価した。
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欧州でラベル貼り直し大量発覚

国立医薬品食品衛生研究所が集めた食品の安全性に関する国際機関や各国公的機関等の最新情報から。食品基準庁は食品からのカンナビジオール(CBD)摂取を10mg/日に制限するよう助言を更新した。ユーロポールが主導する偽装食品や規格外食品を取り締まる作戦OPSON Europeで、腐ったまたは期限切れ食品のラベルの貼り直しが前例のない規模で検出された。
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減農薬・減肥料の潜在的リスク

国立医薬品食品衛生研究所が集めた食品の安全性に関する国際機関や各国公的機関等の最新情報から。欧州食品安全機関は食品分野の新興リスクに関する技術的報告書を発表。これには農薬や肥料の使用減少に関連する潜在的な新興リスクの指摘が含まれる。欧州化学品庁は、PFAS規制案の提出を受けた。欧州委員会は亜硝酸塩および硝酸塩の関連規則を改正した。
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詐欺の対象となりやすい魚介類

国立医薬品食品衛生研究所が集めた食品の安全性に関する国際機関や各国公的機関等の最新情報から。FDAは魚介類の市場名、一般名、学名および現地語名に関する指針を提供している。一部の魚介類で誤った市場名が表示されたという問題が背景。オーストラリアではスポーツ用等と表示されている医薬品形状のサプリは、11月30日から医療用品として規制される。フランス当局は消毒剤による子供の被害について注意を喚起する。
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ミールキット購入5つの注意点

国立医薬品食品衛生研究所が集めた食品の安全性に関する国際機関や各国公的機関等の最新情報から。米国FDAはミールキット購買時に注意すべき事柄をYouTubeで紹介、5つの危険信号を指摘している。英国食品基準庁は4歳以下の子供にスラッシュアイス飲料(フローズンドリンク)を販売しないよう助言している。
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部分水素添加油脂で最終規則

国立医薬品食品衛生研究所が集めた食品の安全性に関する国際機関や各国公的機関等の最新情報から。米国食品医薬品局(FDA)は食品への部分水素添加油(PHO)の使用はもはや一般的に安全と認められるもの(GRAS)ではないとする直接最終規則を発行した。重要な反対意見がなければ2023年12月22日に発効する予定である。ドイツ連邦リスクアセスメント研究所(BfR)はPFASに関するQ&Aを更新した […]
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農産品の食品偽装が大幅に増加

国立医薬品食品衛生研究所が集めた食品の安全性に関する国際機関や各国公的機関等の最新情報から。欧州委員会(EC)が発表した2022年の警戒協力ネットワークの報告書によると、この1年間に農業食品の偽装行為が大幅に増加した。国際がん研究機関(IARC)のアスパルテームに関する評価結果が、参加者が機密保持の同意書に署名しているにもかかわらず、公式発表の前にメディアにリークされて注目の的になっている。
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英:植物素材混合プラ売るな

国立医薬品食品衛生研究所が集めた食品の安全性に関する国際機関や各国公的機関等の最新情報から。英国食品基準庁(FSA)は、麦わらや竹などの植物由来の素材を含む食品接触物質の安全性を評価するための情報を収集している。米国食品医薬品局(FDA)は、PFASに関する新しい分析について最新情報を報告する。食品基準スコットランド(FSS)はフローズンドリンクのグリセロールの量について調査している。
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プラ代替品に含まれる化学物質

国立医薬品食品衛生研究所が集めた食品の安全性に関する国際機関や各国公的機関等の最新情報から。WHOは、体重管理等の手段としてノンシュガー甘味料を使用しないことを勧める、という条件付き勧告を発表した。オランダ当局は、使い捨てプラスチック代用素材の使用実態とそれらに含まれる可能性のある化学物質について有害性と食品への移行性について調査した。
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ビスフェノールA欧州の不一致

国立医薬品食品衛生研究所が集めた食品の安全性に関する国際機関や各国公的機関等の最新情報から。欧州食品安全機関(EFSA)が食品に含まれるビスフェノールA(BPA)に関する再評価を行い、新しい耐容一日摂取量(TDI)と消費者の健康に懸念があるとの結論を発表した。EFSAのこの発表に対し、欧州医薬品庁(EMA)とドイツ連邦リスクアセスメント研究所(BfR)は、これらに同意しないとの見解を示している。
食品安全情報(化学物質)

はちみつの食品偽装対策を強化

国立医薬品食品衛生研究所が集めた食品の安全性に関する国際機関や各国公的機関等の最新情報から。欧州委員会の調査によると、EUへ輸入された蜂蜜320品の約半数に他の糖類が混入し違反の可能性があった。米国環境保護庁は、滅菌に使用されるエチレンオキシドについて、労働者の健康を保護するために新しい規制を提案した。シンガポール保健科学庁は強力な医薬品成分が含まれている健康食品について注意を呼びかけている。