
食べ方次第で食べ物も変える
日本で感じた食事作法とマナーについてこれまでに3回ほど書いた。それらについて考えたこと、学んだことを整理したい。
日本で感じた食事作法とマナーについてこれまでに3回ほど書いた。それらについて考えたこと、学んだことを整理したい。
今は季節が違うが、脂の乗ったさんまの塩焼きは秋の風物詩として欠かせない、旬を味わう食べ物だが、食べ方によりそのおいしさは違ってくる。
ニラと玉子の中華風おやき(韮菜盒子)は中国の家庭料理の定番の一つだ。シンプルだが熱々のニラの独特の香りが楽しめておいしい。
これまでに書いてきたとおり、日本に来てから日式の中華料理に触れて、「これは不思議だ」とか「なぜこうなった?」と感じることは多い。だが、実に料理だけではなく、食事の作法や食べるスタイルについても理解できない、納得できないと感じることは多い。
今年の初めに『中華料理進化論』という本の出版が決まり、それからずっとその執筆に集中していた。そのためFoodWatchJapanでのコラム執筆を怠ってしまった。このシリーズの読者のみなさんに申し訳ないと言いたい。
私の、日本のスーパーマーケットでの発見は続いている。今回はごぼうの話だ。
先日、友人と仙台料理を食べに行ったときに、意外な発見がありました。メインは仙台名物の牛タン料理だったのですが、他にもいくつかの料理を注文しました。その中に、宮城県の名物である「せり鍋」がありました。
日本は海に恵まれているので、いつも海の幸を楽しむことができます。しかし、私の故郷である西安は中国の内陸にあるので、新鮮な海の幸は身近なものではありません。
日本の居酒屋に行くと、私が必ず注文する料理がある。それは「角煮」だ。なぜかと言うと、それは、多くの中国人にとってのおふくろの味である「紅焼肉」(ホンシャオロウ)と似ているからだ。
関東を中心に、日本の多くの地域では今日が鏡開きの日と聞きます。餅は日本のお正月に欠かせない食べ物ですが、今日は中国の餅のお話をしましょう。
すっかり春となりましたが、3月の終わりの花見の季節の頃のことです。私の住まいは京都にとても近いのですが、まだ花見で京都に行ったことがありませんでした。
今週、高倉健さんの訃報に触れました。心よりご冥福をお祈りします。この原稿を書いてFoodWatchJapan編集部に渡した後だったのでたいへん驚きました。
みなさん、お久しぶりです。今回はインゲンのお話をしましょう。
お正月が近づくと、好物のくわい(慈姑)が食べられるようになってきます。これは、この季節の私の楽しみの一つです。
今年7月の頃、いつものようにスーパーで買い物していたとき、突然、目が丸くなった。中国で「長豆角」と言われる私の好きな野菜が並んでいたからだ。ただし、その売場で書かれている名称は「ささげ」であった。
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