新読み書きバイオ

捕鯨関連資料をデジタル公開

神奈川工科大学附属図書館は捕鯨関連の資料をデジタル化し、オンライン蔵書目録(OPAC)に掲載し、資料の画像の公開を始めています(学内外の誰もが閲覧可能)。この取り組みを記念して2022年4月25日より6月23日まで同図書館内で特別展示「捕鯨の世界」と題して資料の現物やレプリカを展示を行っている(※)ので訪ねてみました。
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リスクリテラシーを高めたい

2018年4月15日、食のリスクコミュニケーションフォーラム2018(主催:SFSS=NPO法人食の安全と安心を科学する会)の第1回が開催された。以下の3つの講演とパネルディスカッションがあり、本稿ではその中の田中豊教授による講演について報告する。
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村山市BSL-4指定の意義

2015年8月7日、厚生労働省は、国立感染症研究所村山庁舎にある高度安全試験検査施設(BSL-4施設)を、特定一種病原体等所持施設として大臣指定したことを発表しました。
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「サイエンス・コミュニケーション――分かりやすい情報発信の技術」開かれる

2013年3月16日、日本農薬学会シンポジウム「サイエンス・コミュニケーション――分かりやすい情報発信の技術」(座長:独立行政法人農業生物資源研究所塩月孝博氏)が開かれました。同会で、市民とのかかわりに関する企画をしたのは初めて。学会最終日の午後にもかかわらず、約200名の参加がありました。
15分の説明時間が終わると和太鼓の演奏がある。これを合図に次のブースへ移動。
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シンジェンタ社員教育プログラムにコミュニケーションの手法と姿勢を学ぶ

シンジェンタジャパン(東京都中央区、ステファン・ティッツェ社長)は、7月10日、「シンジェンタの新戦略~私たちのグローバルオファーの統合」と題したイベントを東京国際フォーラムで開催しました。同社の世界中の社員教育の一環として行われているプログラムで、今回は研究者、メディアなどにも公開されました。私も出席しましたが、「こういう情報提供もあるのか!」という驚きがありましたので、これからのサイエンスコミ […]
深川幸子さん(左)と松原仁内閣府特命担当大臣。
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消費者とのコミュニケーションに勇気与える2つの受賞

食を考える際に消費者のプレゼンスが重要になる一方、消費者の知識や判断力を引き上げることに企業や行政はなかなか積極的になれていません。そんな中、消費者とのコミュニケーション活動が評価され表彰されたという知らせが2つ舞い込みました。リスクコミュニケーションに携わる人にとって勇気となる出来事でした。
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遺伝子組換え技術を含む新しい育種 NBTを巡る議論と周知・理解の推進について

昨年、EC(欧州委員会)が新しい育種技術=NBT(New Plant Breeding Techniques)に関する報告書を公開し、研究者、行政、企業を中心に、NBTへの関心が高まっている。NBTが社会に導入されるとき、2つの重要な論点がある。これらの論点を含めて、社会全体への周知と理解をどのように図るべきかを考えていく必要がある。