食品安全情報(化学物質)

農業システムの水質と食品安全

国立医薬品食品衛生研究所が集めた食品の安全性に関する国際機関や各国公的機関等の最新情報から。FAO/WHOは農業食料システムにおける水質と食品安全に関する会合を開催し、優先度の高い汚染物質を特定。藻類の毒素なども含む。ECは警戒協力ネットワークの報告書で農薬やカビ毒などの違反傾向を公表。ANSESはヒ素の新分析法を開発。世界食品安全の日は6月7日、テーマは「科学の実践」。 注目記事 【WHO】農業 […]
食品安全情報(化学物質)

欧州当局が新興リスク7件特定

国立医薬品食品衛生研究所が集めた食品の安全性に関する国際機関や各国公的機関等の最新情報から。欧州食品安全機関(EFSA)は新興リスク7件を特定。食品接触材からのグルテン溶出や毒素曝露、植物性たん白の汚染などを含む。米FDAは天然着色料3種を承認し、市販後の化学物質レビュー体制を強化。米国環境保護庁(EPA)はPFOAとPFOSの水質基準を維持し、他のPFAS規制の見直し方針を示した。 注目記事 【 […]
食品安全情報(化学物質)

アセスルファムKの安全性確認

国立医薬品食品衛生研究所が集めた食品の安全性に関する国際機関や各国公的機関等の最新情報から。FAOはサプリや機能性食品の安全性と規制課題に関する報告書を発表。食品安全性の重要な面について概説し、各国の規制の枠組みも検証。欧州食品安全機関はアセスルファムKの再評価で安全性に懸念なしとした。一方、添加物としての銀は再評価でも結論出せず。FDAは外国製造施設への抜き打ち査察を拡大する。 注目記事 【FA […]
食品安全情報(化学物質)

米当局が石油系着色料廃止発表

国立医薬品食品衛生研究所が集めた食品の安全性に関する国際機関や各国公的機関等の最新情報から。FAOは、今後25年で登場が予想される44種の食品イノベーションを9分類で特定し、食品安全への備えを呼びかけた。米FDAは石油由来合成着色料の段階的に廃止するための一連の新たな措置を発表した。FDAはまた、ボトル入り飲料水197件のPFAS検査結果も公表した。 注目記事 【FAO】2050年までに新たに出現 […]
食品安全情報(化学物質)

輸入食品審査システムにAI

国立医薬品食品衛生研究所が集めた食品の安全性に関する国際機関や各国公的機関等の最新情報から。FAOは精密発酵の食品安全に関する報告書を発表。EU27カ国他は、動物用抗菌薬のEU初の販売・使用に関するデータを収集し、年次サーベイランス報告書として発表。韓国MFDSはAIを活用した輸入食品審査システムで国際認証を取得し、書類処理の自動化も導入。各国で食の安全と効率化が進む。 注目記事 【FAO】精密発 […]
食品安全情報(化学物質)

新ゲノム技術規制緩和の流れ

国立医薬品食品衛生研究所が集めた食品の安全性に関する国際機関や各国公的機関等の最新情報から。EU理事会は新しいゲノム技術(NGT)植物の規則案に関する交渉方針を承認した。この案では、NGT植物をGMO法の規則を適用するものとそうでないものとの2つのカテゴリーに区分している。FDAは亜酸化窒素吸入の危険性を警告。FDAはまた、食品汚染物質の基準値を一元化した検索ツールを公開した。 注目記事 【EC】 […]
食品安全情報(化学物質)

食物アレルゲン情報は書面で

国立医薬品食品衛生研究所が集めた食品の安全性に関する国際機関や各国公的機関等の最新情報から。英国食品基準庁は、外食産業向けに食物アレルゲン情報提供に関するガイダンスを更新、書面での情報提供を推奨。米国FDAは培養豚脂肪細胞を使った食品の市販前協議を完了。USDAによる次の段階の審査が予定されている。欧州環境庁(EEA)は気候変動によるカビ毒暴露の増加とその健康影響について報告した。 注目記事 【F […]
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はちみつの糖添加調査で英は黒

国立医薬品食品衛生研究所が集めた食品の安全性に関する国際機関や各国公的機関等の最新情報から。EUは包装廃棄物の新規則PPWRを制定し、2025年2月11日に発効予定。再利用促進や2050年の気候変動対策を目指す。ECは蜂蜜の糖添加調査で英国サンプルすべてを疑わしいと判断し、英国政府が分析法の検証を進める。EFSAは紅麹モナコリンの安全性を再評価し、安全な摂取量の特定が困難と結論した。 注目記事 【 […]
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内分泌かく乱化学物質暴露減少

国立医薬品食品衛生研究所が集めた食品の安全性に関する国際機関や各国公的機関等の最新情報から。FAOは内分泌かく乱化学物質への暴露状況を分析。規制や消費者意識向上により減少傾向だが、さらなる低減が課題。EFSAはアゾール系殺菌剤の使用がアスペルギルス症の原因菌の耐性獲得を促すリスクを警告し、ワンヘルスアプローチの重要性を強調。EUは第三国由来伝統食品の認可手続きに関するガイダンスを発表。 注目記事 […]
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FDAが新たな栄養表示案発表

国立医薬品食品衛生研究所が集めた食品の安全性に関する国際機関や各国公的機関等の最新情報から。米国FDAは、包装済み食品に飽和脂肪、ナトリウム、添加糖類の含有量を「低・中・高」で示すFOP栄養表示を義務付ける提案を発表した。米国環境保護庁はエチレンオキシドに関する暫定決定を発表。酒類タバコ税貿易管理局(TTB)は、アルコール飲料に主要食物アレルゲン表示を義務付ける規則案を公表した。 注目記事 【FD […]
食品安全情報(化学物質)

米はPFASなくなったと判断

国立医薬品食品衛生研究所が集めた食品の安全性に関する国際機関や各国公的機関等の最新情報から。FDAは食品・内服薬での赤色3号使用許可をデラニー条項に基づき段階的に取り消すと発表。発がん性が雄ラット特有でヒトにはリスクが低いが、法的基準に則った判断。FDAはまた、PFAS関連で35件の食品接触物質通知が2025年1月6日に無効化。それら食品接触物質の供給・使用が中止されたことを受けての判断。 注目記 […]
食品安全情報(化学物質)

ヘルシーと強調表示するには

国立医薬品食品衛生研究所が集めた食品の安全性に関する国際機関や各国公的機関等の最新情報から。英国毒性委員会(COT)は、ターメリック/クルクミンをサプリとして摂取した場合にADIを超過する可能性を指摘し健康リスクの可能性ありと結論づけた。米FDAは「Healthy」と強調表示するために必要な要件を更新した。オランダRIVMは野生牛の肉へのダイオキシン移行モデルの更新版を発表した。 注目記事 【CO […]
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欧BPA禁止。甚大な影響懸念

国立医薬品食品衛生研究所が集めた食品の安全性に関する国際機関や各国公的機関等の最新情報から。欧州委は食品接触物質のBPA使用禁止を採択、移行期間は18カ月で一部例外あり。EFSAは食品中の有機ヒ素を評価、AsBなど一部化合物にリスクない可能性考慮したが、データ不足で結論不明の部分も。EPAはクロルピリホス食品用途をほぼ全廃する規則案を提示し、2025年2月10日まで意見募集中。 注目記事 【EC】 […]
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新しい食品包装の安全性と課題

国立医薬品食品衛生研究所が集めた食品の安全性に関する国際機関や各国公的機関等の最新情報から。FAOとDanone社の専門家は食品包装の技術革新に関連するリスクの可能性と機会について検証している。コーデックス委員会は第47回総会を開催した。FDAは魚介類中PFAS情報を求め、データ不足を補う方針。BfRは二酸化チタンの認可取り消しを受けて二酸化チタンに関するFAQの更新版を発表した。 注目記事 【F […]
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サッカリンDNA損傷誘発せず

国立医薬品食品衛生研究所が集めた食品の安全性に関する国際機関や各国公的機関等の最新情報から。EFSAはサッカリンがヒトへの発がんリスクは低いと評価し、許容一日摂取量(ADI)を引き上げた。COTは食品添加物の二酸化チタン(E171)の健康リスクが低いと結論。シンガポールは食品安全法案を議会に提出し、2025年1月に再審議予定。 注目記事 【EFSA】サッカリン:許容一日摂取量の引き上げ  欧州食品 […]