食品安全情報(化学物質)

FDAはΔ-8THC対策継続

国立医薬品食品衛生研究所が集めた食品の安全性に関する国際機関や各国公的機関等の最新情報から。欧州委員会(EC)は、麦角菌核および麦角アルカロイドの最大基準値の変更のいくつかについて適用を延期する。米国FDAと他当局は、デルタ-8THCを含む模倣食品の違法な販売に対する取組みを継続する。オランダ当局はムクナプルリエンス種子(八升豆、ハッショウマメ)を含むハーブ製品の使用について注意喚起を行っている。 […]
食品安全情報(微生物)

店頭で薄切りの肉製品の安全性

国立医薬品食品衛生研究所が集めた食品の安全性に関する国際機関や各国公的機関等の最新情報から。米国で発生しているリステリア感染アウトブレイクについて米国当局が調査を行っており、患者はデリカウンターで薄切りされた七面鳥肉、レバーソーセージ、ハムなどの食肉製品の喫食を報告している。 注目記事 【米国】デリカウンターで販売された食肉製品に関連のリステリア  米国疾病予防管理センター(US CDC:Cent […]
フードサービス月次業績

既存店売上高2桁増が68件

主要フードサービスの2024年6月実績。2024年6月のフードサービス(株式公開企業)の業績。既存店売上高では、データのある140件のうち135件が前年同月以上だった一方、5件が前年同月割れとなった。全店売上高では、データのある104件のうち95件が前年同月以上だった一方、9件が前年同月割れだった。 既存店売上高が2桁増のデータは68件(前月18件)。20%以上伸びたデータは、ひらまつ ブライダル […]
食品スーパー月次業績

既存店売上5%以上増は11件

主要食品スーパーの2024年6月実績。2024年6月の食品スーパー(株式公開企業)の業績。既存店売上高では、データのある33件のうち29件が前年同月以上だった一方、4件が前年同月割れとなった。全店売上高では、データのある37件のうち34件が前年同月以上だった一方、3件が前年同月割れだった。 既存店売上高が5%以上の伸びを見たデータは11件あった。カスミの既存店売上高は4.0%減で2023年1月から […]
食品安全情報(化学物質)

ヒ素リスク評価は新しい段階へ

国立医薬品食品衛生研究所が集めた食品の安全性に関する国際機関や各国公的機関等の最新情報から。欧州食品安全機関が食品に含まれる低分子の有機ヒ素化合物のリスク評価に関する科学的意見を発表した。EUのフードサプリメントワーキンググループは、フードサプリメントへの添加が禁止または制限されるべき物質のリストを含む第一次報告書を発表した。 注目記事 【EFSA】食品中の低分子有機ヒ素化合物のリスク評価  欧州 […]
食品安全情報(微生物)

キュウリ関連のサルモネラ感染

国立医薬品食品衛生研究所が集めた食品の安全性に関する国際機関や各国公的機関等の最新情報から。米国で複数州にわたって発生しているサルモネラ感染アウトブレイクの調査で、キュウリが関連していることが疑われ、その栽培業者から得た検体のうち用水路の未処理水から本アウトブレイクの原因株と同じサルモネラ株が確認された。一方、他の土壌検体、水検体からは異なるサルモネラ株が検出された。調査は継続中。 注目記事 【米 […]
コンビニエンスストア月次業績

セブン-イレブンは前年割れ

主要コンビニエンスストアの2024年6月実績。セブン-イレブンは既存店客数が前年同月にわずかに達せず、同客単価も前年同月を下回り、同売上高は0.5%減となった。ローソンはローソン事業(ローソンおよびナチュラルローソン)が既存店売上高が4.9%増。 ミニストップは既存店客数は前年並みで同客単価は前年よりわずかに低下し、同売上高は前年並みとなった。
食品スーパー月次業績

既存店売上高前年割れ10件

主要食品スーパーの2024年5月実績。2024年5月の食品スーパー(株式公開企業)の業績。既存店売上高では、データのある35件のうち25件が前年同月以上だった一方、10件が前年同月割れとなった。全店売上高では、データのある39件のうち28件が前年同月以上だった一方、11件が前年同月割れだった。 既存店売上高が比較的好調だったデータは、ヤオコー(106.0%)、ベルク(106.0%)、バロー(105 […]
食品安全情報(化学物質)

EC加盟国はBPA使用禁止へ

国立医薬品食品衛生研究所が集めた食品の安全性に関する国際機関や各国公的機関等の最新情報から。EC加盟国は食品接触物質におけるビスフェノールAの使用を禁止する欧州委員会の提案を支持した。英国当局の報告書によると、英国の成人集団の約6%が食物アレルギーであることが判明した。米国保健福祉省当局は2022年に発生した事象について米国食品医薬品局(FDA)の方針と手順の不全を指摘している。 注目記事 【EC […]
食品安全情報(微生物)

食品由来疾患監視の国際協力

国立医薬品食品衛生研究所が集めた食品の安全性に関する国際機関や各国公的機関等の最新情報から。WHOの栄養および食品安全部門は、「WHOの食品安全のためのアライアンス」設立のための会議を去る5月にスイスのジュネーブで開催した。とくに食品由来疾患サーベイランス分野での実施を支援するためにWHOと米国疾病予防管理センター(US CDC)との協力によって開催された。 注目記事 【WHO】食品由来疾患サーベ […]
フードサービス月次業績

サイゼリヤ、山岡家など伸びる

主要フードサービスの2024年5月実績。2024年5月のフードサービス(株式公開企業)の業績。既存店売上高では、データのある138件のうち101件が前年同月以上だった一方、37件が前年同月割れとなった。全店売上高では、データのある104件のうち81件が前年同月以上だった一方、23件が前年同月割れだった。 既存店売上高が2桁増のデータは18件(前月21件)。20%以上伸びたデータはあみやき亭 その他 […]
食品安全情報(化学物質)

米政府が食品ロス削減体制強化

国立医薬品食品衛生研究所が集めた食品の安全性に関する国際機関や各国公的機関等の最新情報から。米国FDAが提案していた食品部門の組織再編が決定した。米国FDA、USDA、EPA、USAIDは、食品ロスと廃棄の削減に向けた協力体制を大幅に拡大した。ドイツBfRは、フタル酸エステル類に関するQ&Aを発表した。 注目記事 【FDA】FDAの統合したヒト用食品プログラム、現場運営の新モデル及びその […]
食品安全情報(微生物)

米国で鳥インフル感染3人目

国立医薬品食品衛生研究所が集めた食品の安全性に関する国際機関や各国公的機関等の最新情報から。米国で高病原性鳥インフルエンザA感染者が確認された。これは、関連する3人目のヒトの患者となる。米国で複数州にわたって発生しているサルモネラ感染アウトブレイクについて、米国当局は特定の企業が出荷したキュウリが関連している可能性を調査している。 注目記事 【米国】ミシガン州で2人目の高病原性鳥インフルエンザH5 […]
コンビニエンスストア月次業績

各社客数・客単価とも前年並み

主要コンビニエンスストアの2024年5月実績。大手3社の既存店は、客数が各社とも前年並み。客単価も前年並みで、ファミリーマートとローソンストア100事業以外は前年同月より低い。 ファミリーマートは客単価が2.4%上昇し、売上高は3.0%増となった。ローソンストア100事業は客数5.2%減、売上高4.5%減となった。
食品安全情報(化学物質)

消費者は天然物のリスクを軽視

国立医薬品食品衛生研究所が集めた食品の安全性に関する国際機関や各国公的機関等の最新情報から。シンガポール食品庁とFAOの科学者は、新規食品(NFPS)の安全性を検証する新しいレビューを発表した。ドイツ当局は、食品のリスクについて、多くの人々は天然由来リスクを過小評価し、合成由来リスクは過大評価する傾向にあることを指摘している。今年の世界食品安全デー(世界食品安全の日。6月7日)のテーマは「食品安全 […]