食品安全情報(化学物質)

農業システムの水質と食品安全

国立医薬品食品衛生研究所が集めた食品の安全性に関する国際機関や各国公的機関等の最新情報から。FAO/WHOは農業食料システムにおける水質と食品安全に関する会合を開催し、優先度の高い汚染物質を特定。藻類の毒素なども含む。ECは警戒協力ネットワークの報告書で農薬やカビ毒などの違反傾向を公表。ANSESはヒ素の新分析法を開発。世界食品安全の日は6月7日、テーマは「科学の実践」。 注目記事 【WHO】農業 […]
食品安全情報(微生物)

台所で肉の汚染はどう拡散?

国立医薬品食品衛生研究所が集めた食品の安全性に関する国際機関や各国公的機関等の最新情報から。ドイツBfRは、生の鶏肉からの細菌拡散の様子をブラックライトで可視化した動画を公開。発光ペーストで汚染経路を視覚化し、交差汚染や手洗い、器具の使い分け、十分な加熱など台所での衛生管理の重要性をわかりやすく示している。生肉は直接手で触らず、作業後は必ず手洗いを行うべきと強調。 注目記事 【ドイツ】台所で病原体 […]
コンビニエンスストア月次業績

セブンは▲2.3%の客数減

主要コンビニエンスストアの2025年5月実績。既存店客数は、ローソン(0.5%増)とファミリーマート(0.1%増)は前年並みだったが、セブン-イレブン・ジャパンは▲2.3%の客数減となった。3大チェーンとも客単価は上昇し、セブン-イレブンも既存店売上高は前年同月をクリアした。 ローソンストア100事業は既存店▲7.8%の客数減で既存店売上高は前年同月比95.9%だった。 ミニストップも既存店客数は […]
食品安全情報(化学物質)

欧州当局が新興リスク7件特定

国立医薬品食品衛生研究所が集めた食品の安全性に関する国際機関や各国公的機関等の最新情報から。欧州食品安全機関(EFSA)は新興リスク7件を特定。食品接触材からのグルテン溶出や毒素曝露、植物性たん白の汚染などを含む。米FDAは天然着色料3種を承認し、市販後の化学物質レビュー体制を強化。米国環境保護庁(EPA)はPFOAとPFOSの水質基準を維持し、他のPFAS規制の見直し方針を示した。 注目記事 【 […]
食品安全情報(微生物)

RTE食品の食中毒と安全管理

国立医薬品食品衛生研究所が集めた食品の安全性に関する国際機関や各国公的機関等の最新情報から。米国でRTE食品を原因とするリステリア感染アウトブレイク。医療施設での喫食が共通し、特定社の製品が感染源の可能性が示された。アイルランドのRTE水産食品施設の公的管理の有効性に関する監査報告は、公的管理の有効性にある課題を指摘し、改善措置にも言及している。 【米国】RTE食品のリステリア  米国疾病予防管理 […]
フードサービス月次業績

大戸屋、サイゼリヤなど好調

主要フードサービスの2025年4月実績。2025年4月のフードサービス(株式公開企業)の業績。既存店売上高では、データのある134件のうち105件が前年同月以上だった一方、29件が前年同月割れとなった。全店売上高では、データのある102件のうち74件が前年同月以上だった一方、28件が前年同月割れだった。 既存店売上高が2桁増だったデータは13件あった。大戸屋HD(18.9%増)、サイゼリヤ(16. […]
食品スーパー月次業績

ハローズ既存店32カ月連続増

主要食品スーパーの2025年4月実績。2025年4月の食品スーパー(株式公開企業)の業績。既存店売上高では、データのある34件のうち32件が前年同月以上だった一方、2件が前年同月割れとなった。全店売上高では、データのある37件のうち36件が前年同月以上だった一方、1件が前年同月割れだった。 既存店売上高が5%以上増加したデータは8件あった。ハローズは8.1%増で、32カ月連続の既存店売上増。ほか、 […]
食品安全情報(化学物質)

アセスルファムKの安全性確認

国立医薬品食品衛生研究所が集めた食品の安全性に関する国際機関や各国公的機関等の最新情報から。FAOはサプリや機能性食品の安全性と規制課題に関する報告書を発表。食品安全性の重要な面について概説し、各国の規制の枠組みも検証。欧州食品安全機関はアセスルファムKの再評価で安全性に懸念なしとした。一方、添加物としての銀は再評価でも結論出せず。FDAは外国製造施設への抜き打ち査察を拡大する。 注目記事 【FA […]
食品安全情報(微生物)

調理担当の受刑者がA型肝炎

国立医薬品食品衛生研究所が集めた食品の安全性に関する国際機関や各国公的機関等の最新情報から。米国の複数州で発生した家禽に関連のサルモネラ感染を受けて、当局は小規模飼育の家禽類を取り扱う際の衛生手順遵守を呼びかけている。米国の刑務所で確認されたA型肝炎陽性受刑者が調理を担当していたことがわかった。当該患者と接触した可能性のある受刑者の3割が出所していたが、迅速な曝露後予防接種の実施が行われた。 注目 […]
コンビニエンスストア月次業績

既存店客数は前年並みで推移

主要コンビニエンスストアの2025年4月実績。既存店売上高は、ファミリーマートが4.7%増、ローソン(単体)が4.0%増だった。セブン-イレブンは前年比101.0%と前年並み。各社とも既存店客数は前年並みで、客単価の上昇で売上高を押し上げた。 7&IHDセブン-イレブン・ジャパンの既存店は、売上高101.0%、客数100.0%、客単価101.0%。月末店舗数21,549店。 ファミリーマ […]
食品安全情報(化学物質)

米当局が石油系着色料廃止発表

国立医薬品食品衛生研究所が集めた食品の安全性に関する国際機関や各国公的機関等の最新情報から。FAOは、今後25年で登場が予想される44種の食品イノベーションを9分類で特定し、食品安全への備えを呼びかけた。米FDAは石油由来合成着色料の段階的に廃止するための一連の新たな措置を発表した。FDAはまた、ボトル入り飲料水197件のPFAS検査結果も公表した。 注目記事 【FAO】2050年までに新たに出現 […]
食品安全情報(微生物)

鳥インフル ウイルス変異を追跡

国立医薬品食品衛生研究所が集めた食品の安全性に関する国際機関や各国公的機関等の最新情報から。鳥インフルエンザのヒトへの適応とパンデミック化の懸念が高まる中、ECDCとEFSAはOne Healthアプローチに基づき科学的助言を発表。ウイルスの遺伝子解析、動物・ヒトの監視強化、バイオセキュリティ、ワクチン接種、医療従事者向け研修、組織的対応計画の策定など包括的対策が求められている。 注目記事 【欧州 […]
フードサービス月次業績

既存店2桁増 山岡家など14件

主要フードサービスの2025年3月実績。2025年3月のフードサービス(株式公開企業)の業績。既存店売上高では、データのある138件のうち93件が前年同月以上だった一方、45件が前年同月割れとなった。全店売上高では、データのある106件のうち70件が前年同月以上だった一方、36件が前年同月割れだった。 既存店売上高が2桁増だったデータは14件あった。既存店客数増が顕著だったのは、既存店客数20.9 […]
食品スーパー月次業績

イズミ、関西スーパーなど好調

主要食品スーパーの2025年3月実績。2025年3月の食品スーパー(株式公開企業)の業績。既存店売上高では、データのある36件のうち32件が前年同月以上だった一方、4件が前年同月割れとなった。全店売上高では、データのある39件のうち37件が前年同月以上だった一方、2件が前年同月割れだった。 既存店売上高が5%以上増加したデータは9件あった。イズミ(9.1%増)、関西スーパーマーケット(8.4%増) […]
食品安全情報(化学物質)

輸入食品審査システムにAI

国立医薬品食品衛生研究所が集めた食品の安全性に関する国際機関や各国公的機関等の最新情報から。FAOは精密発酵の食品安全に関する報告書を発表。EU27カ国他は、動物用抗菌薬のEU初の販売・使用に関するデータを収集し、年次サーベイランス報告書として発表。韓国MFDSはAIを活用した輸入食品審査システムで国際認証を取得し、書類処理の自動化も導入。各国で食の安全と効率化が進む。 注目記事 【FAO】精密発 […]