小売・外食

外食産業市場は10年前水準

日本フードサービス協会ならびに食の安全・安心財団が発表した2021年〜2023年の外食産業市場規模推計によると、日本の外食市場規模(※1)は2021年17兆0284億円、2022年20兆970億円、2023年24兆1512億円と推計された。
食品安全情報(化学物質)

欧BPA禁止。甚大な影響懸念

国立医薬品食品衛生研究所が集めた食品の安全性に関する国際機関や各国公的機関等の最新情報から。欧州委は食品接触物質のBPA使用禁止を採択、移行期間は18カ月で一部例外あり。EFSAは食品中の有機ヒ素を評価、AsBなど一部化合物にリスクない可能性考慮したが、データ不足で結論不明の部分も。EPAはクロルピリホス食品用途をほぼ全廃する規則案を提示し、2025年2月10日まで意見募集中。 注目記事 【EC】 […]
食品安全情報(微生物)

欧州の魚製品のリステリア問題

国立医薬品食品衛生研究所が集めた食品の安全性に関する国際機関や各国公的機関等の最新情報から。欧州当局はリステリア感染の欧州広域アウトブレイクを評価。感染源は汚染された魚製品で、2012年以降73人が感染、14人が死亡。アウトブレイク株はさまざまな魚製品から検出され、汚染は複数施設に及ぶ。さまざまな魚加工施設に定着していることが示唆されており、さらなる患者発生が懸念されている。 注目記事 【欧州】魚 […]
食品スーパー月次業績

客数・客単価ゆるやかに上昇

主要食品スーパーの2024年11月実績。2024年11月の食品スーパー(株式公開企業)の業績。既存店売上高では、データのある36件のうち32件が前年同月以上だった一方、4件が前年同月割れとなった。全店売上高では、データのある39件のうち35件が前年同月以上だった一方、4件が前年同月割れだった。 既存店売上高はヤオコー、ダイイチ、ハローズ、バロー、イオン九州、サミットなどが好調だった。 データのある […]
フードサービス月次業績

既存店売上高2桁増が34件

主要フードサービスの2024年11月実績。2024年11月のフードサービス(株式公開企業)の業績。既存店売上高では、データのある138件のうち133件が前年同月以上だった一方、5件が前年同月割れとなった。全店売上高では、データのある105件のうち93件が前年同月以上だった一方、12件が前年同月割れだった。 既存店売上高は、丸千代山岡家が25.2%増、サイゼリヤが23.0%増だったのを含め2桁増が3 […]
食品安全情報(化学物質)

新しい食品包装の安全性と課題

国立医薬品食品衛生研究所が集めた食品の安全性に関する国際機関や各国公的機関等の最新情報から。FAOとDanone社の専門家は食品包装の技術革新に関連するリスクの可能性と機会について検証している。コーデックス委員会は第47回総会を開催した。FDAは魚介類中PFAS情報を求め、データ不足を補う方針。BfRは二酸化チタンの認可取り消しを受けて二酸化チタンに関するFAQの更新版を発表した。 注目記事 【F […]
食品安全情報(微生物)

メキシコ産キュウリの食中毒

国立医薬品食品衛生研究所が集めた食品の安全性に関する国際機関や各国公的機関等の最新情報から。CDC、FDA、複数州の当局は、19州で68人が感染したサルモネラ感染アウトブレイクを調査している。感染源はメキシコ産キュウリで、FDAは単一の栽培業者を特定した。多数の業者が対象のキュウリとそれを使用した製品を回収中。CDCは回収対象品について注意喚起、FDAは輸入業者と対応を継続。 注目記事 【米国】キ […]
コンビニエンスストア月次業績

客数前年並み。ファミマ売上増

主要コンビニエンスストアの2024年11月実績。既存店では、ファミリーマートが売上高5.3%増で好調。客数は微増ながら客単価が4.1%上昇した。ローソンも客数は微増ながら客単価が2.2%上昇したことで売上高が3.9%増となった。 セブン-イレブンは客数が前年並みの一方、客単価は前年より低価した。 7&IHDセブン-イレブン・ジャパンの既存店は、売上高100.3%、客数100.5%、客単価 […]
食品安全情報(化学物質)

サッカリンDNA損傷誘発せず

国立医薬品食品衛生研究所が集めた食品の安全性に関する国際機関や各国公的機関等の最新情報から。EFSAはサッカリンがヒトへの発がんリスクは低いと評価し、許容一日摂取量(ADI)を引き上げた。COTは食品添加物の二酸化チタン(E171)の健康リスクが低いと結論。シンガポールは食品安全法案を議会に提出し、2025年1月に再審議予定。 注目記事 【EFSA】サッカリン:許容一日摂取量の引き上げ  欧州食品 […]
食品安全情報(微生物)

有機栽培ニンジンのO121

国立医薬品食品衛生研究所が集めた食品の安全性に関する国際機関や各国公的機関等の最新情報から。米国で有機ニンジンが原因とみられる大腸菌O121感染が18州で39人に発生し、1人が死亡。Grimmway Farms社が供給する製品を自主回収中。一方、RTE食肉製品によるリステリア感染が4州で11人に発生し、妊婦1人と乳児2人が死亡。Yu Shang Food社製品が感染源と判明し調査が進行中。 注目記 […]
フードサービス月次業績

既存店客数、客単価ともに増

主要フードサービスの2024年10月実績。2024年10月のフードサービス(株式公開企業)の業績。既存店売上高では、データのある138件のうち95件が前年同月以上だった一方、43件が前年同月割れとなった。全店売上高では、データのある105件のうち71件が前年同月以上だった一方、34件が前年同月割れだった。 既存店売上高は、丸千代山岡家が20.7%増だったのを含め2桁増が14件あった。既存店売上が好 […]
食品スーパー月次業績

既存店は微増・客数増の傾向

主要食品スーパーの2024年10月実績。2024年10月の食品スーパー(株式公開企業)の業績。既存店売上高では、データのある35件のうち23件が前年同月以上だった一方、12件が前年同月割れとなった。全店売上高では、データのある38件のうち27件が前年同月以上だった一方、11件が前年同月割れだった。 成城石井が5.0%増のほか、平和堂、イオン九州などが比較的好調。全体的には既存店は微増の傾向。既存店 […]
食品安全情報(微生物)

米国マクドナルドO157続報

国立医薬品食品衛生研究所が集めた食品の安全性に関する国際機関や各国公的機関等の最新情報から。米国マクドナルド社の商品に関連して発生している大腸菌O157:H7感染アウトブレイクについて、米国当局は調査を継続している。疫学・追跡調査によるデータは、同社の店舗で提供された生鮮細切りタマネギが本アウトブレイクの感染源である可能性が高いことを示している。 注目記事 【米国】マクドナルド社提供食品に関連の大 […]
食品安全情報(化学物質)

二酸化チタン遺伝毒性根拠薄い

国立医薬品食品衛生研究所が集めた食品の安全性に関する国際機関や各国公的機関等の最新情報から。英国毒性委員会は二酸化チタンの遺伝毒性について声明を発表した。米国FDAのヒト用食品プログラムはリスク管理の活動を微生物関連、化学物質、栄養の3つの主要領域に集中する。FDAはまた、魚のヒスタミン濃度規準を引き下げた。ドイツ当局はナノマテリアルに関するQ&Aの更新版を発表した 注目記事 【COT】二酸化チタ […]