食品安全情報(微生物)

有機クルミに関連のO157

国立医薬品食品衛生研究所が集めた食品の安全性に関する国際機関や各国公的機関等の最新情報から。米国で発生している大腸菌O157:H7感染アウトブレイクで、疫学・追跡調査によるデータは、小売店でバルク容器から販売された有機栽培のクルミが感染源となっている可能性が示唆されている。 注目記事 【米国】有機クルミに関連の大腸菌O157:H7  米国疾病予防管理センター(US CDC:Centers for […]
コンビニエンスストア月次業績

大手3社は既存店客数前年並み

主要コンビニエンスストアの2024年4月実績。大手3社の既存店は、客数が各社とも前年並み。ファミリーマートは客単価が3.1%上昇し、売上高は4.1%増となった。ローソン(単体)は売上高2.6%増。ローソンストア100事業は客数6.6%減、売上高5.3%減となった。 ミニストップは既存店客数1.2%減、同売上高1.3%減となった。
食品安全情報(化学物質)

欧州が食品汚染の基準値改定

国立医薬品食品衛生研究所が集めた食品の安全性に関する国際機関や各国公的機関等の最新情報から。欧州委員会は、カビ毒やプロパノール類など食品汚染物質の最大基準値を改訂した。米国FDAは、食品に含まれる化学物質の安全性や暴露についての考え方を紹介している。 注目記事 【EC】食品汚染物質の最大基準値の改訂  欧州委員会が、食品に含まれるカビ毒(T-2およびHT-2、デオキシニバレノール)、3-モノクロロ […]
食品安全情報(微生物)

生鮮バジルでサルモネラ感染

国立医薬品食品衛生研究所が集めた食品の安全性に関する国際機関や各国公的機関等の最新情報から。米国で生鮮バジルに関連したサルモネラ感染アウトブレイクが複数州にわたって発生している。米国CDCは特定ブランドの生鮮有機栽培バジル製品の回収を開始し、回収対象バジル製品を喫食、提供、販売しないよう呼びかけている。 注目記事 【米国】生鮮バジルに関連のサルモネラ  米国疾病予防管理センター(US CDC: C […]
食品スーパー月次業績

既存店売上高5%以上増19件

主要食品スーパーの2024年3月実績。2024年3月の食品スーパー(株式公開企業)の業績。既存店売上高では、データのある34件のうち31件が前年同月以上だった一方、3件が前年同月割れとなった。全店売上高では、データのある38件のうち34件が前年同月以上だった一方、4件が前年同月割れだった。 既存店売上高は、ベルク、ダイイチ、バローが2桁増。5%以上プラスとなったデータは19件あった。カスミの既存店 […]
フードサービス月次業績

ロック・フィールド主力失速

主要フードサービスの2024年3月実績。2024年3月のフードサービス(株式公開企業)の業績。既存店売上高では、データのある143件のうち128件が前年同月以上だった一方、15件が前年同月割れとなった。全店売上高では、データのある106件のうち92件が前年同月以上だった一方、14件が前年同月割れだった。 既存店売上高が2桁増のデータが65件(前月67件)あった。さらに20%以上伸びたデータは14件 […]
食品安全情報(化学物質)

米国が飲料水にPFAS基準

国立医薬品食品衛生研究所が集めた食品の安全性に関する国際機関や各国公的機関等の最新情報から。フランスのANSESが進めるビジランス計画には、サプリ、強化食品、新規食品の摂取に関連するニュートリビジランス(Nutrivigilance)が含まれる。欧州当局はPFASの規制提案について、今後の評価の進行について概説している。米国環境保護庁は飲料水中のPFASについて法的拘束力のある基準を設定した。 注 […]
食品安全情報(微生物)

青果に使用する水のハザード

国立医薬品食品衛生研究所が集めた食品の安全性に関する国際機関や各国公的機関等の最新情報から。欧州食品安全機関(EFSA)は、生鮮および冷凍の果物・野菜・ハーブの収穫後の取り扱いおよび加工に使用する水に関連する微生物ハザードへの対処について報告している。 注目記事 【欧州】生鮮青果類に使用する水に関連する微生物ハザード  欧州食品安全機関(EFSA: European Food Safety Aut […]
コンビニエンスストア月次業績

セブン既存店売上前年下回る

主要コンビニエンスストアの2024年3月実績。大手3社では、ファミリーマートとセブン-イレブンが既存店客数減、セブン-イレブンは既存店売上高も前年同月を下回った。既存店客単価はファミリーマートが+4.4%、ローソン(単体)が+2.7%、セブン-イレブンは+1.1%。ミニストップも既存店客数、既存店売上高とも前年同月を下回った。
食品安全情報(化学物質)

有害植物誤認による事故に注意

国立医薬品食品衛生研究所が集めた食品の安全性に関する国際機関や各国公的機関等の最新情報から。米国FDAはPFASなどの化学汚染物質を含む食品の輸入警告を発表した。FDAはまた、食品接触物質のための手続きを改訂し認可の取り消しの理由を更新する最終規則を発表した。ドイツ当局はは、食用のワイルドガーリックと似た植物の誤認について注意喚起している。
食品安全情報(微生物)

乳・乳製品容器回収の安全性

国立医薬品食品衛生研究所が集めた食品の安全性に関する国際機関や各国公的機関等の最新情報から。ドイツでは2024年1月1日以降に乳・乳製品・乳飲料用のボトルもデポジット制度の対象となったが、これによる回収機の汚染の程度や、それに起因する健康被害の可能性についてはまだ不明な点がある。
食品スーパー月次業績

既存店売上高5%以上増20件

主要食品スーパーの2024年2月実績。2024年2月の食品スーパー(株式公開企業)の業績。既存店売上高では、データのある33件のうち29件が前年同月以上だった一方、4件が前年同月割れとなった。全店売上高では、データのある37件のうち35件が前年同月以上だった一方、2件が前年同月割れだった。 既存店売上高は、ヤオコー、ベルク、サンエーが2桁増。5%以上プラスとなったデータは20件あった。カスミの既存 […]
フードサービス月次業績

既存店売上高2桁増は67件

主要フードサービスの2024年2月実績。2024年2月のフードサービス(株式公開企業)の業績。既存店売上高では、データのある145件のうち135件が前年同月以上だった一方、10件が前年同月割れとなった。全店売上高では、データのある107件のうち100件が前年同月以上だった一方、7件が前年同月割れだった。 とくに既存店売上高が2桁増のデータが67件(前月63件)あった。さらに20%以上伸びたデータは […]
食品安全情報(化学物質)

安全でないシナモン製品を公表

国立医薬品食品衛生研究所が集めた食品の安全性に関する国際機関や各国公的機関等の最新情報から。コーデックス食品表示部会は、食物アレルゲンの表示免除の可否評価のための枠組み構築を進めている。米国FDAはいくつかのシナモン製品の鉛濃度の高さについて警告している。ニュージーランドでアーユルべーダ薬摂取による鉛中毒の報告が8件あった。今年の世界フードセーフティデイのコミュニケーションツールがリリースされた。
食品安全情報(微生物)

欧州魚製品で長期のリステリア

国立医薬品食品衛生研究所が集めた食品の安全性に関する国際機関や各国公的機関等の最新情報から。EU加盟国および英国においてリステリア感染の遺伝子クラスターが特定されている。患者への聞き取り調査から、そのまま喫食可能な(RTE)魚製品が感染源であることが示唆されている。汚染源を特定するためには、RTE魚製品の生産チェーンで対象をより限定した調査を行う必要がある。