食品安全情報(化学物質)

水産物の再検査の手順を示す

国立医薬品食品衛生研究所が集めた食品の安全性に関する国際機関や各国公的機関等の最新情報から。米国食品医薬品局は、違反物質等の混入した製品を取り除いて再検査を受けるリコンディショニングの手順を水産物についても示した。同局はまた、ボトル入り飲料水に添加されたフッ化物の許容濃度を改訂した。同局はまた、法律で指定する主要食物アレルゲン以外の食物アレルゲンの評価のためのガイダンス案を発表した。
食品安全情報(微生物)

チョコ製品のサルモネラ続報

国立医薬品食品衛生研究所が集めた食品の安全性に関する国際機関や各国公的機関等の最新情報から。イギリスが報告したチョコレート菓子に関連のサルモネラについて、当局の調査は続いており、メーカーは回収対象を拡大した。欧州の9カ国で同様の事象があり、4月8日までにイギリスと他の欧州9カ国で計150人の患者が報告されている。イギリスと欧州諸国の患者由来株は遺伝学的に相互に近縁であることが示されている。
フードサービス月次業績

既存店売上前年同月以上が7割

2022年3月のフードサービス(株式公開企業)の業績。既存店売上高では、147件のデータのうち101件が前年同月以上だった一方、46件が前年同月割れとなった。全店売上高では、108件のデータのうち69件が前年同月以上だった一方、39件が前年同月割れだった。
食品スーパー月次業績

前年の反動で売上高は好データ

主要食品スーパーの2022年3月実績。ヤオコー、ハローズ、ベルク、いなげや、ライフは既存店客数が前年同月を上回った。一方、客単価はマルエツとヤオコーを除き全体に上昇傾向。既存店売上高はデータのある37件のうち25件が前年同月を上回り、12件が下回った。2021年3月も既存店客数が前年同月を下回る例が多かったが、同時に客単価も低下し、売上高が前年同月を下回る例が多かった。当月の既存店データにはその反 […]
食品安全情報(化学物質)

ヒマワリ油代替原料への対応

国立医薬品食品衛生研究所が集めた食品の安全性に関する国際機関や各国公的機関等の最新情報から。英国食品基準庁とスコットランド食品基準庁は、ウクライナ紛争の影響でヒマワリ油の供給が逼迫する可能性を受けて、ヒマワリ油の精製菜種油への代替に関するリスク評価を発表した。ドイツ連邦リスクアセスメント研究所は、食用にできる植物と有毒植物の誤認による食中毒について注意を呼び掛けている。
食品安全情報(微生物)

カナダ産生カキのノロウイルス

国立医薬品食品衛生研究所が集めた食品の安全性に関する国際機関や各国公的機関等の最新情報から。カナダのブリティッシュ・コロンビア州産の生カキのノロウイルス感染アウトブレイクが3月に発生し、調査が継続している。イギリスではチョコレート製品に関連するサルモネラ感染アウトブレイクがあり、特定ブランドの製品について注意喚起が発出され、メーカーは回収を開始している。
コンビニエンスストア月次業績

客単価上昇しながら客数減続く

主要コンビニエンスストアの2022年3月実績。ファミリーマートを除く各社が既存店客数減。客単価は各社とも上昇傾向で、既存店売上高はローソンストア100事業とポプラ以外は前年水準でクリアした。既存店の動きとして、客単価が上昇しながら客数が減少する傾向は2020年から続いている。CVS利用が、必要なものをその都度買う形から、ある程度まとめて買うSM寄りのスタイルへシフトし強まりつつあることがうかがえる […]
食品安全情報(化学物質)

ゲノム編集肉牛のリスク判断

国立医薬品食品衛生研究所が集めた食品の安全性に関する国際機関や各国公的機関等の最新情報から。アイルランド食品安全局(FSAI)の「食品安全研究の優先項目2022」には、食品安全分野の研究課題を具体的にまとめている。米国食品医薬品局(FDA)は、ゲノム編集肉牛とそれに由来する製品に安全上の懸念はないと判断した。FDA食品安全近代化法(FSMA)の最終規則は、テロ行為などの意図的異物混入の防止が目的。
食品安全情報(微生物)

粉ミルク関連のクロノバクター

国立医薬品食品衛生研究所が集めた食品の安全性に関する国際機関や各国公的機関等の最新情報から。米国で乳幼児用調製粉乳に関連してクロノバクター感染症が発生し、当局が立ち入り検査を行い、報告書を発表した。報告書は、原因となった製品を製造したメーカーの工程管理と汚染対策について問題があったことを指摘している。
フードサービス月次業績

苦戦の前年をさらに下回る例も

2022年2月のフードサービス(株式公開企業)の業績。既存店売上高では、145件のデータのうち60件が前年同月以上だった一方、85件が前年同月割れとなった。全店売上高では、108件のデータのうち51件が前年同月以上だった一方、57件が前年同月割れだった。
食品スーパー月次業績

各チェーン前年に続き客数減

主要食品スーパーの2022年2月実績。各チェーンとも、既存店客数は前年同月を下回った。客単価は全般に上昇傾向が見られ、マックスバリュ関東、イズミなどを除いて既存店売上高が前年同月を上回ったチェーンが多い。前々年=2020年2月に新型コロナ感染拡大が月初から関心を集めたことから大幅な客数増が見られ、前年=2021年2月もその反動で客数減の傾向が顕著だった。
食品安全情報(化学物質)

やめて!プッシュポップで製菓

国立医薬品食品衛生研究所が集めた食品の安全性に関する国際機関や各国公的機関等の最新情報から。ドイツ連邦リスクアセスメント研究所は、玩具のプッシュポップを調理に使うと有害な物質が食品に移行する可能性があると指摘している。EFSAは飼料添加物エトキシキンの安全性の再評価を行った。また、EFSAはエチレンオキシドの代謝物である2-クロロエタノールの遺伝毒性について検討したが結論は出なかった。
食品安全情報(微生物)

ツイートから脅威を自動探知

国立医薬品食品衛生研究所が集めた食品の安全性に関する国際機関や各国公的機関等の最新情報から。WHOは食品安全のための新たな実践共同体(COP)を構築すると発表した。FDAは卵・卵製品の規制機関のための新たなプログラム基準を発表した。欧州疾病予防管理センターは、ツイッターを利用して公衆衛生上の脅威を早期に探知するためのツール「epitweetr」の更新版を公開した。
コンビニエンスストア月次業績

前年に続き客数減・客単価上昇

主要コンビニエンスストアの2022年2月実績。各チェーンとも既存店客数は前年同月を下回った。客単価は各チェーンとも上昇傾向。既存店売上高が前年同月を上回ったファミリーマートとミニストップは前年の売上高が低めだった。各チェーンの客数減と客単価上昇は、前年同月も同様だった。