食品安全情報(微生物)

キュウリ関連のサルモネラ感染

国立医薬品食品衛生研究所が集めた食品の安全性に関する国際機関や各国公的機関等の最新情報から。米国で複数州にわたって発生しているサルモネラ感染アウトブレイクの調査で、キュウリが関連していることが疑われ、その栽培業者から得た検体のうち用水路の未処理水から本アウトブレイクの原因株と同じサルモネラ株が確認された。一方、他の土壌検体、水検体からは異なるサルモネラ株が検出された。調査は継続中。 注目記事 【米 […]
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米国で鳥インフル感染3人目

国立医薬品食品衛生研究所が集めた食品の安全性に関する国際機関や各国公的機関等の最新情報から。米国で高病原性鳥インフルエンザA感染者が確認された。これは、関連する3人目のヒトの患者となる。米国で複数州にわたって発生しているサルモネラ感染アウトブレイクについて、米国当局は特定の企業が出荷したキュウリが関連している可能性を調査している。 注目記事 【米国】ミシガン州で2人目の高病原性鳥インフルエンザH5 […]
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欧州のカンピロ感染の季節性

国立医薬品食品衛生研究所が集めた食品の安全性に関する国際機関や各国公的機関等の最新情報から。米国で複数州にわたって発生しているサルモネラ感染アウトブレイクについて、米国CDCは小規模飼育の家禽類を取り扱う際は衛生手順を遵守し、健康被害を防ぐように注意喚起と啓発活動を行っている。ドイツ当局は、欧州でのカンピロバクター感染は夏季と年末年始に増加することと、クリスマスや大晦日の後のカンピロバクターと相関 […]
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生鮮バジルでサルモネラ感染

国立医薬品食品衛生研究所が集めた食品の安全性に関する国際機関や各国公的機関等の最新情報から。米国で生鮮バジルに関連したサルモネラ感染アウトブレイクが複数州にわたって発生している。米国CDCは特定ブランドの生鮮有機栽培バジル製品の回収を開始し、回収対象バジル製品を喫食、提供、販売しないよう呼びかけている。 注目記事 【米国】生鮮バジルに関連のサルモネラ  米国疾病予防管理センター(US CDC: C […]
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鶏肉は洗わない。手指は洗う

国立医薬品食品衛生研究所が集めた食品の安全性に関する国際機関や各国公的機関等の最新情報から。WHOの国際食品安全当局ネットワーク(INFOSAN)事務局は、2023年の第3四半期に対応した事例の件数と内訳を発表した。スコットランド食品基準庁(FSS)と英国当局は、ポーランドから輸入された家禽製品に関連してサルモネラ感染食中毒患者が増加していることを受けて消費者に注意喚起を行っている。
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ホールセール大手が肉製品回収

国立医薬品食品衛生研究所が集めた食品の安全性に関する国際機関や各国公的機関等の最新情報から。米国CDCは食肉加工品に関連のサルモネラ感染アウトブレイクに関する情報を発表。これに関連して、Sam’s ClubおよびCostcoが関連製品を店舗から撤去した。米国FDAは乳児用調製粉乳のクロノバクター感の予防戦略向上のための最新情報を発表した。
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カンタロープ関連のサルモネラ

国立医薬品食品衛生研究所が集めた食品の安全性に関する国際機関や各国公的機関等の最新情報から。北米で10月以降にカンタロープ(赤肉のマスクメロン)に関連のサルモネラ感染アウトブレイクが発生しており、米国当局とカナダ当局が調査を行っている。
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プラム類に関連のリステリア

国立医薬品食品衛生研究所が集めた食品の安全性に関する国際機関や各国公的機関等の最新情報から。米国でリステリア感染患者11人が報告されていて、公衆衛生当局が実施した調査では、桃・ネクタリン・プラムが感染源である可能性が高いことが示唆され、さらにFDAが特定社の桃からリステリア株を検出した。
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エノキのリステリア汚染を警戒

国立医薬品食品衛生研究所が集めた食品の安全性に関する国際機関や各国公的機関等の最新情報から。英国およびスコットランド当局は、エノキダケにリステリア汚染の可能性および重篤な疾患の原因となるリスクがあるとして注意を促している。世界保健機関は、食品由来疾患のサーベイランスおよび対応のツールとして全ゲノムシークエンシング(WGS)法を使用するためのガイダンスを発行した。
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2023年第2四半期の対応

国立医薬品食品衛生研究所が集めた食品の安全性に関する国際機関や各国公的機関等の最新情報から。世界保健機関(WHO)の国際食品安全当局ネットワーク(INFOSAN)事務局は、2023年の第2四半期に対応した事例の件数と内訳を発表した。米国当局は、複数州にわたり発生しているサルモネラ感染アウトブレイクを調査し、加工会社製の角切りタマネギとの関連を特定した。
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小規模工場のカンピロバクター

国立医薬品食品衛生研究所が集めた食品の安全性に関する国際機関や各国公的機関等の最新情報から。英国食品基準庁は、処理羽数が少ない小規模食鳥処理場に関連するカンピロバクター症感染リスク評価を行った。
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不適切な知識による健康リスク

国立医薬品食品衛生研究所が集めた食品の安全性に関する国際機関や各国公的機関等の最新情報から。WHOは水・公衆衛生・衛生に対する不適切な知識による持続的な健康リスクの存在を指摘している。ドイツ連邦リスクアセスメント研究所第11回夏季アカデミーを開催。その目的の1つは、欧州の健康リスク評価制度を世界に普及させ、国際的に標準化することである。
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チェリートマトのサルモネラ

国立医薬品食品衛生研究所が集めた食品の安全性に関する国際機関や各国公的機関等の最新情報から。欧州で2022年8月以降、サルモネラ感染患者が複数国から報告されており、患者への聞き取り調査で最も多く報告された食品曝露としてチェリートマトが特定された。
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ソフトクリームのリステリア

国立医薬品食品衛生研究所が集めた食品の安全性に関する国際機関や各国公的機関等の最新情報から。米国ペンシルベニア州およびニューヨーク州でカップ入りアイスクリームに関連したリステリア感染アウトブレイクが発生しており、米国疾病予防管理センター(CDC)ほか当局が調査に当たっている。当該アイスクリームは回収が始まっている。
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牛ひき肉のサルモネラ感染症

国立医薬品食品衛生研究所が集めた食品の安全性に関する国際機関や各国公的機関等の最新情報から。米国内でサルモネラ感染アウトブレイク発生しており、患者14人のうち9人が牛ひき肉の喫食を報告し、彼らは同一の小売ボランタリーチェーンの店舗で牛ひき肉を購入していた。ドイツ連邦リスクアセスメント研究所は、世界食品安全デーに参加し、「家庭での食品安全」をテーマに情報発信を行った。