食品安全情報(化学物質)

米政府が食品ロス削減体制強化

国立医薬品食品衛生研究所が集めた食品の安全性に関する国際機関や各国公的機関等の最新情報から。米国FDAが提案していた食品部門の組織再編が決定した。米国FDA、USDA、EPA、USAIDは、食品ロスと廃棄の削減に向けた協力体制を大幅に拡大した。ドイツBfRは、フタル酸エステル類に関するQ&Aを発表した。 注目記事 【FDA】FDAの統合したヒト用食品プログラム、現場運営の新モデル及びその […]
食品安全情報(化学物質)

消費者は天然物のリスクを軽視

国立医薬品食品衛生研究所が集めた食品の安全性に関する国際機関や各国公的機関等の最新情報から。シンガポール食品庁とFAOの科学者は、新規食品(NFPS)の安全性を検証する新しいレビューを発表した。ドイツ当局は、食品のリスクについて、多くの人々は天然由来リスクを過小評価し、合成由来リスクは過大評価する傾向にあることを指摘している。今年の世界食品安全デー(世界食品安全の日。6月7日)のテーマは「食品安全 […]
食品安全情報(化学物質)

「食品安全文化」推進の時代へ

国立医薬品食品衛生研究所が集めた食品の安全性に関する国際機関や各国公的機関等の最新情報から。コーデックス委員会文書に「食品安全文化」が明記されたこともあり、この概念の政策への導入が進められている。FDAは食品安全文化に関する科学文献の系統的レビューを実施した。オーストラリア・ニュージーランドでベビーホウレンソウ製品への植物素材の混入があり、大規模なリコールを発表している。
食品安全情報(化学物質)

竹粉末添加包材はEUでは違法

国立医薬品食品衛生研究所が集めた食品の安全性に関する国際機関や各国公的機関等の最新情報から。欧州委員会は植物由来の添加物を含むプラスチック製の食品接触物質に関する措置の結果を発表した。米国FDAは細胞ベースの特定の食品の販売について初めて公式見解を発表した。欧州食品安全機関は、食品接触物質に使用される可塑剤物質のハザード評価のための科学的プロトコルを発表した。
食品安全情報(化学物質)

海藻のハザード検討の準備を

国立医薬品食品衛生研究所が集めた食品の安全性に関する国際機関や各国公的機関等の最新情報から。FAO/WHO合同専門家会合は海藻の食品安全について検討することを重視し、課題をまとめた。FSANZは、二酸化チタンへの食事による暴露がヒトの健康にとって懸念すべきものだと示す根拠はないとした。オーストラリアTGAは、ビタミンB6による末梢神経障害発生の可能性を指摘した。
食品安全情報(化学物質)

FDA最新報告は標本を細分化

国立医薬品食品衛生研究所が集めた食品の安全性に関する国際機関や各国公的機関等の最新情報から。米国食品医薬品局は、食品中の元素に関するトータルダイエットスタディの最新の報告書を発表した。暴露評価がより実態に沿ったものとなっている。ノルウェー食品および環境に関する科学委員会は、魚の摂取に関するベネフィットとリスクの評価結果を発表し、また「モニタリングに重要な食品と化学物質」報告書も発表した。
食品安全情報(化学物質)

フタル酸エステルの規制見直し

国立医薬品食品衛生研究所が集めた食品の安全性に関する国際機関や各国公的機関等の最新情報から。欧州食品安全機関(EFSA)と米国食品医薬品局(FDA)が、食品接触物質に使用されるフタル酸エステル類に関する記事を発表した。英国食品基準庁(FSA)は、アクリルアミド生成回避に関して、家庭でのジャガイモの保管では冷蔵庫選択してもよいと助言を更新した。
食品安全情報(化学物質)

食品安全情報(化学物質)No.09(2011.05.02)

国立医薬品食品衛生研究所が月2回発表している「食品安全情報」(化学物質)は、食品の安全性に関する国際機関や各国公的機関等の最新情報を提供している。本欄では、実際にその情報収集・執筆を担当している研究官に、FoodWatchJapan読者へのおすすめの記事を紹介してもらう。No.09(2011.05.02)の注目キーワードは、タバコ、運動、飲酒、食生活、そしてハーブを原料とする治療薬の登録制、などだ […]