食品安全情報(化学物質)

米国が飲料水にPFAS基準

国立医薬品食品衛生研究所が集めた食品の安全性に関する国際機関や各国公的機関等の最新情報から。フランスのANSESが進めるビジランス計画には、サプリ、強化食品、新規食品の摂取に関連するニュートリビジランス(Nutrivigilance)が含まれる。欧州当局はPFASの規制提案について、今後の評価の進行について概説している。米国環境保護庁は飲料水中のPFASについて法的拘束力のある基準を設定した。 注 […]
食品安全情報(微生物)

青果に使用する水のハザード

国立医薬品食品衛生研究所が集めた食品の安全性に関する国際機関や各国公的機関等の最新情報から。欧州食品安全機関(EFSA)は、生鮮および冷凍の果物・野菜・ハーブの収穫後の取り扱いおよび加工に使用する水に関連する微生物ハザードへの対処について報告している。 注目記事 【欧州】生鮮青果類に使用する水に関連する微生物ハザード  欧州食品安全機関(EFSA: European Food Safety Aut […]
食品安全情報(化学物質)

有害植物誤認による事故に注意

国立医薬品食品衛生研究所が集めた食品の安全性に関する国際機関や各国公的機関等の最新情報から。米国FDAはPFASなどの化学汚染物質を含む食品の輸入警告を発表した。FDAはまた、食品接触物質のための手続きを改訂し認可の取り消しの理由を更新する最終規則を発表した。ドイツ当局はは、食用のワイルドガーリックと似た植物の誤認について注意喚起している。
食品安全情報(微生物)

乳・乳製品容器回収の安全性

国立医薬品食品衛生研究所が集めた食品の安全性に関する国際機関や各国公的機関等の最新情報から。ドイツでは2024年1月1日以降に乳・乳製品・乳飲料用のボトルもデポジット制度の対象となったが、これによる回収機の汚染の程度や、それに起因する健康被害の可能性についてはまだ不明な点がある。
食品安全情報(化学物質)

安全でないシナモン製品を公表

国立医薬品食品衛生研究所が集めた食品の安全性に関する国際機関や各国公的機関等の最新情報から。コーデックス食品表示部会は、食物アレルゲンの表示免除の可否評価のための枠組み構築を進めている。米国FDAはいくつかのシナモン製品の鉛濃度の高さについて警告している。ニュージーランドでアーユルべーダ薬摂取による鉛中毒の報告が8件あった。今年の世界フードセーフティデイのコミュニケーションツールがリリースされた。
食品安全情報(微生物)

欧州魚製品で長期のリステリア

国立医薬品食品衛生研究所が集めた食品の安全性に関する国際機関や各国公的機関等の最新情報から。EU加盟国および英国においてリステリア感染の遺伝子クラスターが特定されている。患者への聞き取り調査から、そのまま喫食可能な(RTE)魚製品が感染源であることが示唆されている。汚染源を特定するためには、RTE魚製品の生産チェーンで対象をより限定した調査を行う必要がある。
食品安全情報(化学物質)

リスク管理の重点に集中する

国立医薬品食品衛生研究所が集めた食品の安全性に関する国際機関や各国公的機関等の最新情報から。WHOは食品安全上の新興問題の早期警告システムについて報告書を発表した。英国食品基準庁は食品安全リスクの監視に役立つ調査結果を発表した。米国FDAはゲノム編集食品の市販前報告に関するガイダンスを発表した。FDAはまた、シナモンアップルソースパウチから鉛とクロムが検出された問題について原因を発表した。
食品安全情報(微生物)

鶏肉は洗わない。手指は洗う

国立医薬品食品衛生研究所が集めた食品の安全性に関する国際機関や各国公的機関等の最新情報から。WHOの国際食品安全当局ネットワーク(INFOSAN)事務局は、2023年の第3四半期に対応した事例の件数と内訳を発表した。スコットランド食品基準庁(FSS)と英国当局は、ポーランドから輸入された家禽製品に関連してサルモネラ感染食中毒患者が増加していることを受けて消費者に注意喚起を行っている。
食品安全情報(化学物質)

欧州の新しいゲノム技術規制案

国立医薬品食品衛生研究所が集めた食品の安全性に関する国際機関や各国公的機関等の最新情報から。新しいゲノム技術で生産される植物に関する欧州委員会の新しい提案について欧州議会が投票を行い採択した。欧州委員会はビスフェノールAに関する新しい規則案についてパブリックコメント募集している。FDAはクロルピリホスが残留に関する業界向けガイダンスを撤回した。
食品安全情報(微生物)

CDCが東京に事務所を開設

国立医薬品食品衛生研究所が集めた食品の安全性に関する国際機関や各国公的機関等の最新情報から。米国疾病予防管理センター(CDC)は東アジア・太平洋地域事務所を東京に開設した。米国でチーズに関連のリステリアならびに大腸菌O157:H7感染アウトブレイクが発生している。
食品安全情報(化学物質)

トランス脂肪酸排除状況を証明

国立医薬品食品衛生研究所が集めた食品の安全性に関する国際機関や各国公的機関等の最新情報から。WHOは工業的に生産されるトランス脂肪酸の排除の達成状況を証明する証明書をデンマーク、リトアニア、ポーランド、サウジアラビア、タイの5カ国に授与した。FAOはFAOSTATポータルに新たに「食料と食事」というドメインを作成した。欧州食品安全機関は新規タンパク質に関する利害関係者向けの簡易調査を開始した。
食品安全情報(微生物)

ジビエの健康リスクを共有する

国立医薬品食品衛生研究所が集めた食品の安全性に関する国際機関や各国公的機関等の最新情報から。フランス当局は欧州全域での微生物分離株の共有を行うプロジェクトに参加した。ドイツ当局は狩猟動物肉の安全性に関するネットワークを開設した。このネットワークは、EU加盟国および西バルカン諸国、トルコ、英国、米国、ニュージーランド、オーストラリアなどに拡大している。
食品安全情報(化学物質)

無機ヒ素の健康上の懸念確認

国立医薬品食品衛生研究所が集めた食品の安全性に関する国際機関や各国公的機関等の最新情報から。欧州食品安全機関が食品中の無機ヒ素について再評価を実施した。英国の毒性委員会と発がん性委員会は、各リスク評価において疫学的および毒性学的エビデンスを定期的にレビューしている。オーストラリア農薬・動物医薬品局は、英国—オーストラリア規制協力「動物用医薬品の同時審査に関するガイダンス」を発表した。
食品安全情報(微生物)

ホールセール大手が肉製品回収

国立医薬品食品衛生研究所が集めた食品の安全性に関する国際機関や各国公的機関等の最新情報から。米国CDCは食肉加工品に関連のサルモネラ感染アウトブレイクに関する情報を発表。これに関連して、Sam’s ClubおよびCostcoが関連製品を店舗から撤去した。米国FDAは乳児用調製粉乳のクロノバクター感の予防戦略向上のための最新情報を発表した。
食品安全情報(化学物質)

コエンザイムQ10サプリ不要

国立医薬品食品衛生研究所が集めた食品の安全性に関する国際機関や各国公的機関等の最新情報から。ドイツ当局はコエンザイムQ10に関するQ&Aを発表した。昨年末から問題となっている米国のシナモンアップルソースパウチについて、FDAの検査で新たにクロムの汚染が確認された。韓国当局は大麻類似成分が使用されたゼリー・チョコレート製品が流通するという有害情報対応する。