納豆
大豆変身物語

東西の地域差縮んだ納豆消費

納豆の歴史は相当に古いと考えられる。しかし、一般に広く食べられるようになったのは江戸時代のことである。近代の普及は主に東日本で進んだが、ここ30年で西日本での消費も大きく伸びた。
日本水産東京イノベーションセンター(東京都八王子市)で行われた「テ・ワレオ・タンガロア」序幕式。
製造・物流

日本水産にニュージーランドのマオリが神像を寄贈/ニュージーランド国外初

日本水産はニュージーランドの漁業会社アオテアロアフィッシャーズ(Aotearoa Fisheries/以下AFL社)から、現地先住民マオリに伝わる海の神とこの神が統治する世界を表す神像「テ・ワレオ・タンガロア」(写真)の寄贈を受け、8月23日(木)、日本水産東京イノベーションセンター(東京都八王子市/以下TIC)で序幕を行う記念式典を行った。
サントリーフラワーズが販売している青いカーネーション「ムーンダスト」
大豆変身物語

遺伝子組換え技術の必要性

1996年に本格的な商業栽培が始まった遺伝子組換え(GM)作物は、瞬く間に世界の農地に広がった。日本も大量のGM作物を輸入しているが、それを知っている消費者は少ない。「遺伝子組換えでない」という表示で、実態が覆い隠されているためである。GM技術の理解者を増やしたいものである。人類の将来に、不可欠な技術と考えているためである。
恢復するチェーン

スーパーバイザーの役割と問題点(4)マニュアル、トレーニング、理念

しばしば“マニュアル批判”はされるが、批判すべき対象はマニュアルそのものよりも、マニュアルを超えようとしない態度である。適切な形でマニュアルを超えた行動が行われるには、正しいマニュアル作りとトレーニングのほかに、理念・原則の徹底がなければならない。
コンビニエンスストアに関する問題点
恢復するチェーン

コンビニエンスストアのこれから(7)新時代へ向けての提案 II

前回に続いて、今後のコンビニエンスストアが採るべき方策について、具体的な提案を行う。第3の提案は、“御用聞き”の導入であり、第4にそのための援軍として新聞販売店との連携を考える。さらに、コンビニエンスストアで発達したPOSを震災経験後の時代に合ったものへ進化させていただきたい。
コンビニエンスストアに関する問題点
恢復するチェーン

コンビニエンスストアのこれから(5)新たな道を、業態の存在意義から考え直す

前回掲げた諸問題を解決するには、個別の問題をつぶしていくよりも、そもそもコンビニエンスストアの存在意義が何であるかを問い直すことから考えるべきだ。その上で、フランチャイザーがフランチャイジーの利益を確保する方法を、いま一度考え直す必要がある。
食品安全情報(化学物質)

食品安全情報(化学物質)No.11(2012.05.30)

国立医薬品食品衛生研究所は、2012年6月4日、食品安全情報(化学物質) No.11(2012.05.30)を発表した。WHOが福島第一原子力発電所事故直後1年間のヒト放射線暴露について評価報告書を発表した。欧州食品安全機関(EFSA)は、フランスが主張する遺伝子組換えトウモロコシMON810の販売禁止に科学的根拠はないと結論を出した。オーストラリア・ニュージーランド食品基準局(FSANZ)は、化 […]
Vince Ang氏
小売・外食

「Tokyoインターナショナル・バーショー」レポート(2)海外トップ・バーテンダーに聞く日本とアジアの違い

「Tokyoインターナショナル・バーショー」は、海外のバーテンダーに直接話を聞き、実演にも接する貴重な機会となった。レポート第2回では、アジアのスター・バーテンダーたちに、日本とアジアのカクテル、バー、そのお客たちの違いについて尋ねたことをお伝えする。
外食産業市場動向調査

3月の外食市場は客数・売上高とも2桁増。焼き肉・持ち帰り米飯も回復見せる

日本フードサービス協会(JF)は2012年3月外食産業市場動向調査を発表した。これによると、3月の外食市場は客数・売上高とも2桁増。低迷していた焼き肉と持ち帰り米飯/回転寿司も同様の数字。不便・自粛ムードのない中、需要は好調で、東日本大震災直後の昨年の数字との対比で大きく伸びる結果となった。
食品ブランドのランキング
戦術・戦略

「マクドナルド」が食関連ブランド1位/「ブランド・ジャパン2012」ランキング結果

食品ブランドのトップは「NISSIN 日清食品」、外食ブランドのトップは「McDonald’s マクドナルド」。大幅にランクアップしたのは「GUSTO ガスト」――「ブランド・ジャパン2012」(日経BPコンサルティング)の結果から食関連ブランドの動きをまとめた。
三内丸山遺跡で復元された大型掘立柱建物
大豆変身物語

縄文時代に栽培されていたダイズ

縄文土器には、見事な縄文模様が施されている。しかし、発掘された縄文土器からわかることはそれだけではない。当時のさまざまな情報が土器に残されているのだ。そして、縄文土器の解析から、縄文時代の後・晩期の九州でダイズが栽培されていたことがわかってきた。
恢復するチェーン

検証・渥美俊一氏のチェーンストア理論(4)人に“完璧”を求める教育方針

渥美俊一氏はチェーンストア作りについて教育を重視した。約50年間の間に延べ膨大な数の人々がセミナーを受講している。教材も豊富に用意している。しかし、その教育内容を見ると、かつてメーカーで試されたZD運動を彷彿とさせ、そこに無理を感じる。