外食産業市場動向調査

洋風FFSのみ客数減少続く

日本フードサービス協会(JF)は2023年6月外食産業市場動向調査を発表した。全体(事業社数229、店舗数36,500店=98.5%)合計の売上高は111.8%と2桁の拡大。客単価は際立って上昇したが、客数は103.6%と前年同月を上回った。
フードサービス月次業績

9割が既存店前年同月クリア

2023年6月のフードサービス(株式公開企業)の業績。既存店売上高では、140件のデータのうち130件が前年同月以上だった一方、10件が前年同月割れとなった。全店売上高では、105件のデータのうち93件が前年同月以上だった一方、12件が前年同月割れだった。
食品スーパー月次業績

売上増。客単価上昇例が多い

主要食品スーパーの2023年6月実績。既存店売上高は、データがある37件のうち33件が前年同月を上回った。既存店客数が前年同月を上回ったのは、データがある25件のうち9件。既存店客単価はデータがある24件のなかでは1件を除いていずれも上昇した。
コンビニエンスストア月次業績

大手各社が前年同月を上回る

主要コンビニエンスストアの2023年6月実績。既存店売上高は各社とも前年同月を上回った。既存店客数はローソンストア100事業とミニストップが前年同月を下回ったが、他の各社は上回った。既存店客単価は各社ともに上昇している。とくにローソンストア100事業は7.6%の上昇となっている。
外食産業市場動向調査

洋風FFS客数減・売上増鈍る

日本フードサービス協会(JF)は2023年5月外食産業市場動向調査を発表した。全体(事業社数228、店舗数36,529店=98.7%)合計の売上高は111.8%と2桁の拡大。客単価は際立って上昇したが、客数は103.7%と前年同月を上回った。
フードサービス月次業績

既存店売上前年超は131件

2023年5月のフードサービス(株式公開企業)の業績。既存店売上高では、139件のデータのうち131件が前年同月以上だった一方、8件が前年同月割れとなった。全店売上高では、104件のデータのうち90件が前年同月以上だった一方、14件が前年同月割れだった。
食品スーパー月次業績

売上増多いが前年割れの例も

主要食品スーパーの2023年5月実績。既存店売上高は、データがある36件の中では5%以上伸びたデータが7件をはじめ31件が前年同月を上回った一方、5件が前年同月に達しなかった。既存店客数は、データがある24件の多くは前年並みで推移したが、15件は前年同月に達しなかった。既存店客単価は、データがある23件中1件を除くすべてで前年同月から上昇した。
コンビニエンスストア月次業績

大手3社は既存店5%以上増

主要コンビニエンスストアの2023年5月実績。既存店売上高はファミリーマート6.2%増、ローソン(単体)5.8%増、セブン-イレブン・ジャパン5.4%増をはじめ、ミニストップを除く各社が前年同月を上回った。既存店客数も、ミニストップとローソンストア100事業を除く各チェーンが前年同月を上回った。既存店客単価はすべてのチェーンで前年同月を上回った。
フードサービス月次業績

9割のデータが前年同月以上

2023年4月のフードサービス(株式公開企業)の業績。既存店売上高では、133件のデータのうち123件が前年同月以上だった一方、10件が前年同月割れとなった。全店売上高では、101件のデータのうち90件が前年同月以上だった一方、11件が前年同月割れだった。
食品スーパー月次業績

売上増5%以上のデータ14件

主要食品スーパーの2023年4月実績。既存店売上高が前年同月を5%以上上回ったデータが14件あるほか、U.S.M.Hのカスミなど一部を除いて各社が前年同月を上回り、全体に好調。既存店客数は前年同月を上回ったデータと前年同月に達しなかったデータが半々。客単価はU.S.M.Hの全体、マルエツ、カスミを除く各社で前年同月を上回った。
コンビニエンスストア月次業績

客数・客単価とも前年上回る

主要コンビニエンスストアの2023年4月実績。既存店売上高はローソン事業(ローソン・ナチュラルローソン)が前年同月比6.0%増、ファミリーマート国内(単体ベース)が同5.3%増など各社とも前年同月を上回った。既存店客数は、ミニストップ以外の各社が前年同月を上回った。客単価も各社とも前年同月を上回った。とくにローソンストア100事業は客単価が前年同月比5.2%増となっている。