スクリーンの餐 210

わけあって空腹のランナーたち

スポーツ映画の食(2) 2020年の東京オリンピック開催にちなみ、スポーツを題材とする映画とその中に登場する食べ物にスポットを当てるシリーズの2回目は、人間の基本動作である走りを競う、スポーツの原点とも言える陸上競技を取り上げる。 「炎のランナー」の豚の足  1981年製作のヒュ […]

スクリーンの餐 209

映画が描いた卓球とその食事

東京オリンピックまであと10カ月。本連載ではスポーツを題材とした映画と劇中に登場する食べ物について取り上げていこうと思う。まずはメダルが期待される卓球から。 「ピンポン」のスナック菓子  2002年公開の曽利文彦監督作品「ピンポン」は、松本大洋の漫画を原作に宮藤官九郎が脚本を務め […]

スクリーンの餐 208

勝者のアフタヌーン・ティー

いよいよ9月20日からラグビーワールドカップ2019日本大会が開催される。今回はそれにちなみ、ラグビーを題材とした映画の中で飲食が果たした役割について述べていく。 人種対立をノーサイドに  ジョン・カーリンのノンフィクション小説をクリント・イーストウッドが監督した「インビクタス  […]

スクリーンの餐 207

「異人たちの夏」死者との食事

本日(8月16日)は月遅れ盆の送り火。お盆でこの世に戻って来ていた死者の霊をあの世に送り出す日と言われている。映画においても死者がこの世に戻って来るシチュエーションの作品は古今東西数多存在する。

スクリーンの餐 206

新海誠「新宿三部作」の食べ物

現在公開中の「天気の子」、そしてその前の「言の葉の庭」(2013)、「君の名は。」(2016)。新海誠監督のこの3作は、いずれも東京の新宿近辺を主な舞台としている。今回はこの「新宿三部作」を、作中に登場する印象的な食べ物を通じて読み解いていく。 《以下、公開中の作品に触れますので […]

スクリーンの餐 204

トゥインキーの妖エネルギー

「ジャンクフード」と言うと、ある種の食品を栄養のバランスが悪く健康によくないと見なすネガティブな言葉だが、そのようなそしりを受ける食品であっても「早い、安い、そこそこうまい」といった長所から愛着を感じている人がいるのも事実である。  そんな、「ジャンクフード」と呼ばれるものを愛す […]

スクリーンの餐 203

日米貿易摩擦時代の米国映画

昨今の米中貿易戦争は当事国同士にとどまらず世界経済全体に影響を及ぼしつつあるが、20世紀後期には日米間の貿易摩擦が問題とされ、ジャパンバッシングが起きるなど、アメリカの憎悪の標的は日本に向かっていた。

スクリーンの餐 202

食べ物の恨みが歴史を動かす

人類の歴史上、食べ物が原因で戦争や革命に発展した例は枚挙にいとまがない。そこで今回は歴史上の大きな出来事を題材とした映画と、その出来事を誘発した食べ物について見ていこう。