スクリーンの餐 ダーティハリーとホットドッグ 2013年10月18日 rightwide 大リーグ観戦の定番メニューであったり、早食い選手権が話題になるなど、アメリカ文化に根付いているホットドッグであるが、今回はそれが映画の中で印象的に使われた例としてクリント・イーストウッド主演の「ダーティハリー」シリーズを取り上げたい。
繁盛の秘密・付加価値の正体 “ドライ”なサービス料と“上から”なチップ 2013年10月14日 齋藤訓之 サービス料を請求するレストランやホテルがあります。これまでお話しした、店が提供する“お金であがなえるもの”=基礎付加価値と“お金であがなえないもの”=メタ付加価値の違いから、サービス料とは何であるのかと、それに似たチップというものについて考えてみましょう。
伝承とサイエンスの養生訓 イチジクは消化不良や便秘にどう“効く”のか 2013年10月11日 旭利彦 イチジクは現在の中東、アラビア地方を原産地とするクワ科の落葉樹で、江戸時代の寛永年間(1624~44)に日本に入ってきたとされている。晩夏(8月)から晩秋(11月)にかけて実を熟させる。 タンパク質分解酵素フィシンを含む かつては畑や庭に植えられていたが、今ではそんな姿も少なくなり、日本人にはそれほど身近な果物ではなくなった。 とはいえ、真っ盛りのイチジクは果物屋、八百屋、スーパーで見かけるこ […]
繁盛の秘密・付加価値の正体 「マクドナルド」の「スマイル ¥0」に込められた価格政策の秘密の知恵 2013年10月7日 齋藤訓之 「マクドナルド」のメニュー表に「スマイル ¥0」と表示されているのを見たことがあるでしょう。昨年この表示の廃止が伝えられましたが、最近はまた「スマイル ¥0」の表示を復活させているようです。
スクリーンの餐 オードリー・ヘプバーンの映画と食文化 2013年10月4日 rightwide この秋、オードリー・ヘプバーン(1929~1993)の主演作品「麗しのサブリナ」(1954)、「パリの恋人」(1957)、「ティファニーで朝食を」(1961)の3本がリバイバル公開されている。
繁盛の秘密・付加価値の正体 付加価値を基礎付加価値とメタ付加価値に分けて考える 2013年9月30日 齋藤訓之 飲食店、外食産業でよく言われる「付加価値」というものには、実は2種類があるというお話をしました。その2種類をもう少しはっきりさせましょう。 基礎付加価値は工業でいう工賃に当たるもの 飲食店の経営の中で付加価値と呼んでいるものの1つは、工業的なビジネスで工賃と呼んでいるものに当たります。 金属やプラスチックやゴムなどがそれぞれ塊としてあるだけでは、全体の価格はそれぞれの塊の価格の合計にしかなりま […]
食って・走って・また食った 赤身のおいしさをたくさんの人に!「SATO ブリアン」(東京・阿佐ヶ谷) 2013年9月27日 上荻吾朗 いきなり秋が来たような気温。おいしいもの好きな気持ちは、肉に向かう。涼しくなったら、やっぱり極上の肉。それも溶けるような……と言うと、自然と阿佐ヶ谷の「SATO ブリアン」に足が向く。
繁盛の秘密・付加価値の正体 「付加価値」が一種類と考えるから間違える 2013年9月23日 齋藤訓之 お客と店がやりとりするもののうち“金銭であがなえないもの”について、お客が発する「ごちそうさま」「ありがとう」という言葉で説明してきました。では、店がお客に渡す“金銭であがなえないもの”とはどんなものでしょうか。
スクリーンの餐 「秋日和」のうまいもの 2013年9月20日 rightwide 暑かった夏も終わり、いよいよ秋本番。今回は久しぶりに小津安二郎監督作品から、食欲の秋にふさわしい味覚に彩られた映画をご紹介する。
繁盛の秘密・付加価値の正体 料理を出して現金を受け取るだけでは人間のコミュニケーションにならない 2013年9月16日 齋藤訓之 前回までの2回は、「ごちそうさま」「ありがとう」という言葉から、お客と店がやりとりするものには“金銭であがなえるもの”と“金銭であがなえないもの”の2つがあるということを説明しました。この区別を付けることこそは、コミュニケーションの妙、人付き合いの極意なのです。 言葉や品物のやりとりには意味がある 人間同士のコミュニケーションは、常に以下の2つの側面を持っています。 ●コミュニケーションは「表現 […]
「中華料理」と「中国料理」は同じですか? 日本のささげが故郷・中国を思い出させてくれた 2013年9月13日 徐航明 今年7月の頃、いつものようにスーパーで買い物していたとき、突然、目が丸くなった。中国で「長豆角」と言われる私の好きな野菜が並んでいたからだ。ただし、その売場で書かれている名称は「ささげ」であった。
繁盛の秘密・付加価値の正体 「ごちそうさま」「ありがとう」が店に力を与える 2013年9月9日 齋藤訓之 料理研究家の栗原はるみさんという方には、本当にいい編集者がついていらして、栗原さんの手腕もさることながら、一つひとつの本の編集者の仕事ぶりに関心しています。 お客の「ありがとう」の言葉が人生を変えた その栗原さんの最初の大ヒット作が「ごちそうさまが、ききたくて。」という本です。タイトルがいいでしょう。私は、「ごちそうさまが聞きたい」というのは、料理をするお母さんにもお父さんにも、そしてお店で料理 […]
繁盛の秘密・付加価値の正体 「ごちそうさま」が欲深い経営に役立つ 2013年9月2日 齋藤訓之 今回からは、“付加価値の正体”ということについてお話していきます。これは“欲が深い”人のためのお話です。「『ごちそうさま』はなぜ言うのか」ということから、恐らくほとんどの方が聞いたことのないお話をしていきます。