食卓書机

シルク立国からバイオ立国へ

「富岡製糸場と絹産業遺産群」(群馬県)が世界文化遺産に登録されることが決まりました。うれしいニュースです。  日本の養蚕の歴史は古く、しかも昭和初期までは外貨獲得のための最重要産業の一つでした。その後、戦争、化学繊維の登場、安価な海外産の台頭などにより、日本の養蚕業は衰退しました。  しかしカイコとヒトとの付き合いは紀元前15世紀頃からと言われ、カイコは長い歴史を持つ家畜の一つです。とくに養蚕で国 […]
かるキャン
スクリーンの餐

「六月燈の三姉妹」の「かるキャン」と鹿児島の風物

現在公開中の「六月燈の三姉妹」(2013)に登場する創作和菓子をはじめとする鹿児島の食べ物の数々をご紹介する。 六月燈(ろくがつどう)とは  六月燈(六月灯)は、旧暦6月(現在は7月頃)に鹿児島県全域と宮崎県の一部 (都城市など)を含む旧薩摩藩領の地域で行われるお祭りで、薩摩藩第二代藩主島津光久が上山寺新照院に観音堂を建立し、供養のために燈籠を灯したのを領民たちが見習ったことが始まりとされている。 […]
食卓書机

消費増税1カ月で楽観は危険

 2014年4月度「外食産業市場動向調査」(日本フードサービス協会)の結果は、消費増税後最初の動向を考える手がかりとなります。 https://www.foodwatch.jp/jf201404/  この4月に客数が対前年同月をクリアした業態は、ファストフードの「麺類」「その他」(アイスクリームチェーン等)、ファミリーレストランの「洋風」「和風」「中華」「焼き肉」そして「パブ・ビアホール」でした。 […]
家畜個体識別国家システム(SINIIGA)の法制化のPR
戦術・戦略

売りたい国と買いたい国

今年4月9~10日、メキシコシティのワールドトレードセンターで「国際食肉会議(Congreso Inernacional de la Carne)」が開催されました。2004年から始まったというこのイベントは、75社が出展し、そのうち13社が牛肉関連企業です。
グループ・グシ社ではICチップ入りの耳票で牛を管理
戦術・戦略

BSE発生後の日本の特殊事情

外食・流通関係者の間で、「意外においしい」「使えるじゃないか」と注目を集めている肉があります。メキシコ産牛肉です。これが国内で利用され始め、とくに外食産業での利用が広がっているいきさつから、日本の牛肉消費のこれまでとこれからを考えてみます。
食卓書机

コメからトウモロコシ生産へ

 トウモロコシというとゆでたスイートコーンを思い浮かべるかもしれませんが、世界で最もたくさん生産されている穀物は、乾燥した粒や粉として利用する子実トウモロコシです。日本は約半世紀にわたってこの重要な作物の供給を輸入に頼って来ました。  戦後、政府は食糧安定供給のために水稲とサツマイモに政策を集中して来ましたが、高度成長によって急速に食肉の需要が高まり、家畜の飼料となるトウモロコシの供給が追いつきま […]
食卓書机

豚生レバー提供は許されるか

 3日、新潟県は、三条市の居酒屋で豚生レバーを食べた男性2名が食中毒症状を訴え、便からカンピロバクターを検出したということを発表しました。  豚の生食はE型肝炎ウイルス食中毒の危険もあります。  牛の生レバー提供禁止以降、豚の生レバーを提供する飲食店が増えているようです。東京でも繁盛店として評判になっている店の看板メニューになっている例があります。当該地域の保健所に対応状況を問い合わせたところ、店 […]