食品安全情報(化学物質)

EC報告書に激辛スナック問題

国立医薬品食品衛生研究所が集めた食品の安全性に関する国際機関や各国公的機関等の最新情報から。欧州委員会が「警戒協力ネットワーク」に関する2023年次報告書を公表した。激辛スナックと食品中のカンナビノイドが特記されている。英国食品基準庁とスコットランド食品基準局が食品犯罪戦略評価2024を公表した。 注目記事 【EC】欧州委員会が食品安全警告と農業食品偽装の調査に関する2023年次報告書を公表 【F […]
食品安全情報(微生物)

バーベキューの食中毒事故防止

国立医薬品食品衛生研究所が集めた食品の安全性に関する国際機関や各国公的機関等の最新情報から。ドイツ連邦リスクアセスメント研究所(BfR)は、バーベキューによって発生する健康被害を防ぐための助言を行っている。 注目記事 【ドイツ】バーベキューの食中毒防止  ドイツ連邦リスクアセスメント研究所(BfR: Bundesinstitut für Risikobewertung)は、バーベキューによって発生 […]
食品安全情報(化学物質)

飼育や環境表示の裏付け強化

国立医薬品食品衛生研究所が集めた食品の安全性に関する国際機関や各国公的機関等の最新情報から。国際がん研究機関(IARC)がモノグラフ134巻を発表した。米国食品安全検査局(FSIS)は新しいスクリーニング法を導入する。米国農務省(USDA)は動物飼育および環境関連の強調表示の裏付けを強化する。オーストラリア農薬・動物用医薬品局(APVMA)はパラコートとジクワットの規制を再検討している。 注目記事 […]
食品安全情報(微生物)

2023年第4四半期の対応

国立医薬品食品衛生研究所が集めた食品の安全性に関する国際機関や各国公的機関等の最新情報から。WHOの国際食品安全当局ネットワーク(INFOSAN)事務局は、2023年の第4四半期に対応した事例の件数と内訳を発表した。対応した食品安全事例は計51件で、このうち最も多いハザードはリステリアであった。 注目記事 【WHO】国際食品安全当局ネットワーク(INFOSAN)2023年第4四半期報告  世界保健 […]
食品安全情報(化学物質)

米国の減塩策。達成品目は4割

国立医薬品食品衛生研究所が集めた食品の安全性に関する国際機関や各国公的機関等の最新情報から。米国FDAの、事業者による自主的な減塩支援のフェーズIが終了。このフェーズの対象品目のうち4割でナトリウム量の削減目標に近い結果と報告している。FDAと米国農務省が食物アレルゲン検査について新たな検査法を追加した。米国に続いてニュージーランド環境保護庁が、ダクタールを含む製品の使用を中止するよう勧告した。 […]
食品安全情報(微生物)

豚の丸焼きを安全に行う方法

国立医薬品食品衛生研究所が集めた食品の安全性に関する国際機関や各国公的機関等の最新情報から。米国農務省食品安全検査局(USDA)は、豚の丸焼きを安全に調理し喫食するための助言を発表した。 注目記事 【米国】豚の丸焼きによる食品由来疾患を防ぐための助言  米国農務省食品安全検査局(USDA FSIS: Department of Agriculture, Food Safety and Inspec […]
食品安全情報(化学物質)

米国がダクタール使用中止命令

国立医薬品食品衛生研究所が集めた食品の安全性に関する国際機関や各国公的機関等の最新情報から。FDAは特定ブランドの菓子摂取後に重篤な急性疾患等が発生したことで関連製品のリコール及び検査を実施している。当該製品には向精神性アルカロイド等が含まれることが確認されている。米国環境保護庁は農薬ダクタールの使用中止を求める緊急命令を発令した。韓国の食品医薬品安全処は栄養表示をすべての加工食品に拡大した。 注 […]
食品安全情報(微生物)

欧米で季節外れのノロ感染増加

国立医薬品食品衛生研究所が集めた食品の安全性に関する国際機関や各国公的機関等の最新情報から。アイルランドではノロウイルス感染が増加している。最近数週間に季節外れの上昇が見られており、この傾向は他の欧州諸国および米国でも認められている。 注目記事 【アイルランド】ノロウイルス感染患者数が季節外れの増加傾向  アイルランドではノロウイルス感染が増加している。この高い流行レベルは数週間にわたり継続する可 […]
食品安全情報(化学物質)

核技術を用いたシガテラの観測

国立医薬品食品衛生研究所が集めた食品の安全性に関する国際機関や各国公的機関等の最新情報から。国際原子力機関は、核および同位体技術を通じてシガテラのモニタリング能力を構築している。欧州食品安全機関は食品のリスク-ベネフィット評価に関するガイダンスを更新した。フランス当局は、アスリート用サプリ等に関するリスクを改めて警告している。米国FDAは食品中のマイクロプラスチックに関するウェブサイトを開設した。 […]
食品安全情報(微生物)

チキン製品に関連のサルモネラ

国立医薬品食品衛生研究所が集めた食品の安全性に関する国際機関や各国公的機関等の最新情報から。欧州および米国で2023年に3つのクラスターに分類されるサルモネラへの感染が計335人報告された。症例からこれらへの感染が重篤で命に関わる可能性があることが示されている。感染源が特定されていないことから新たな患者が発生する可能性が高いと考えられている。 注目記事 【欧州】鶏肉と鶏肉製品に関連の3つのサルモネ […]
食品安全情報(化学物質)

FDAはΔ-8THC対策継続

国立医薬品食品衛生研究所が集めた食品の安全性に関する国際機関や各国公的機関等の最新情報から。欧州委員会(EC)は、麦角菌核および麦角アルカロイドの最大基準値の変更のいくつかについて適用を延期する。米国FDAと他当局は、デルタ-8THCを含む模倣食品の違法な販売に対する取組みを継続する。オランダ当局はムクナプルリエンス種子(八升豆、ハッショウマメ)を含むハーブ製品の使用について注意喚起を行っている。 […]
食品安全情報(微生物)

店頭で薄切りの肉製品の安全性

国立医薬品食品衛生研究所が集めた食品の安全性に関する国際機関や各国公的機関等の最新情報から。米国で発生しているリステリア感染アウトブレイクについて米国当局が調査を行っており、患者はデリカウンターで薄切りされた七面鳥肉、レバーソーセージ、ハムなどの食肉製品の喫食を報告している。 注目記事 【米国】デリカウンターで販売された食肉製品に関連のリステリア  米国疾病予防管理センター(US CDC:Cent […]
食品安全情報(化学物質)

ヒ素リスク評価は新しい段階へ

国立医薬品食品衛生研究所が集めた食品の安全性に関する国際機関や各国公的機関等の最新情報から。欧州食品安全機関が食品に含まれる低分子の有機ヒ素化合物のリスク評価に関する科学的意見を発表した。EUのフードサプリメントワーキンググループは、フードサプリメントへの添加が禁止または制限されるべき物質のリストを含む第一次報告書を発表した。 注目記事 【EFSA】食品中の低分子有機ヒ素化合物のリスク評価  欧州 […]
食品安全情報(微生物)

キュウリ関連のサルモネラ感染

国立医薬品食品衛生研究所が集めた食品の安全性に関する国際機関や各国公的機関等の最新情報から。米国で複数州にわたって発生しているサルモネラ感染アウトブレイクの調査で、キュウリが関連していることが疑われ、その栽培業者から得た検体のうち用水路の未処理水から本アウトブレイクの原因株と同じサルモネラ株が確認された。一方、他の土壌検体、水検体からは異なるサルモネラ株が検出された。調査は継続中。 注目記事 【米 […]
食品安全情報(化学物質)

EC加盟国はBPA使用禁止へ

国立医薬品食品衛生研究所が集めた食品の安全性に関する国際機関や各国公的機関等の最新情報から。EC加盟国は食品接触物質におけるビスフェノールAの使用を禁止する欧州委員会の提案を支持した。英国当局の報告書によると、英国の成人集団の約6%が食物アレルギーであることが判明した。米国保健福祉省当局は2022年に発生した事象について米国食品医薬品局(FDA)の方針と手順の不全を指摘している。 注目記事 【EC […]