食品安全情報(化学物質)

FDAはΔ-8THC対策継続

国立医薬品食品衛生研究所が集めた食品の安全性に関する国際機関や各国公的機関等の最新情報から。欧州委員会(EC)は、麦角菌核および麦角アルカロイドの最大基準値の変更のいくつかについて適用を延期する。米国FDAと他当局は、デルタ-8THCを含む模倣食品の違法な販売に対する取組みを継続する。オランダ当局はムクナプルリエンス種子(八升豆、ハッショウマメ)を含むハーブ製品の使用について注意喚起を行っている。 […]
食品安全情報(微生物)

店頭で薄切りの肉製品の安全性

国立医薬品食品衛生研究所が集めた食品の安全性に関する国際機関や各国公的機関等の最新情報から。米国で発生しているリステリア感染アウトブレイクについて米国当局が調査を行っており、患者はデリカウンターで薄切りされた七面鳥肉、レバーソーセージ、ハムなどの食肉製品の喫食を報告している。 注目記事 【米国】デリカウンターで販売された食肉製品に関連のリステリア  米国疾病予防管理センター(US CDC:Cent […]
食品安全情報(化学物質)

ヒ素リスク評価は新しい段階へ

国立医薬品食品衛生研究所が集めた食品の安全性に関する国際機関や各国公的機関等の最新情報から。欧州食品安全機関が食品に含まれる低分子の有機ヒ素化合物のリスク評価に関する科学的意見を発表した。EUのフードサプリメントワーキンググループは、フードサプリメントへの添加が禁止または制限されるべき物質のリストを含む第一次報告書を発表した。 注目記事 【EFSA】食品中の低分子有機ヒ素化合物のリスク評価  欧州 […]
食品安全情報(微生物)

キュウリ関連のサルモネラ感染

国立医薬品食品衛生研究所が集めた食品の安全性に関する国際機関や各国公的機関等の最新情報から。米国で複数州にわたって発生しているサルモネラ感染アウトブレイクの調査で、キュウリが関連していることが疑われ、その栽培業者から得た検体のうち用水路の未処理水から本アウトブレイクの原因株と同じサルモネラ株が確認された。一方、他の土壌検体、水検体からは異なるサルモネラ株が検出された。調査は継続中。 注目記事 【米 […]
食品安全情報(化学物質)

EC加盟国はBPA使用禁止へ

国立医薬品食品衛生研究所が集めた食品の安全性に関する国際機関や各国公的機関等の最新情報から。EC加盟国は食品接触物質におけるビスフェノールAの使用を禁止する欧州委員会の提案を支持した。英国当局の報告書によると、英国の成人集団の約6%が食物アレルギーであることが判明した。米国保健福祉省当局は2022年に発生した事象について米国食品医薬品局(FDA)の方針と手順の不全を指摘している。 注目記事 【EC […]
食品安全情報(微生物)

食品由来疾患監視の国際協力

国立医薬品食品衛生研究所が集めた食品の安全性に関する国際機関や各国公的機関等の最新情報から。WHOの栄養および食品安全部門は、「WHOの食品安全のためのアライアンス」設立のための会議を去る5月にスイスのジュネーブで開催した。とくに食品由来疾患サーベイランス分野での実施を支援するためにWHOと米国疾病予防管理センター(US CDC)との協力によって開催された。 注目記事 【WHO】食品由来疾患サーベ […]
食品安全情報(化学物質)

米政府が食品ロス削減体制強化

国立医薬品食品衛生研究所が集めた食品の安全性に関する国際機関や各国公的機関等の最新情報から。米国FDAが提案していた食品部門の組織再編が決定した。米国FDA、USDA、EPA、USAIDは、食品ロスと廃棄の削減に向けた協力体制を大幅に拡大した。ドイツBfRは、フタル酸エステル類に関するQ&Aを発表した。 注目記事 【FDA】FDAの統合したヒト用食品プログラム、現場運営の新モデル及びその […]
食品安全情報(微生物)

米国で鳥インフル感染3人目

国立医薬品食品衛生研究所が集めた食品の安全性に関する国際機関や各国公的機関等の最新情報から。米国で高病原性鳥インフルエンザA感染者が確認された。これは、関連する3人目のヒトの患者となる。米国で複数州にわたって発生しているサルモネラ感染アウトブレイクについて、米国当局は特定の企業が出荷したキュウリが関連している可能性を調査している。 注目記事 【米国】ミシガン州で2人目の高病原性鳥インフルエンザH5 […]
食品安全情報(化学物質)

消費者は天然物のリスクを軽視

国立医薬品食品衛生研究所が集めた食品の安全性に関する国際機関や各国公的機関等の最新情報から。シンガポール食品庁とFAOの科学者は、新規食品(NFPS)の安全性を検証する新しいレビューを発表した。ドイツ当局は、食品のリスクについて、多くの人々は天然由来リスクを過小評価し、合成由来リスクは過大評価する傾向にあることを指摘している。今年の世界食品安全デー(世界食品安全の日。6月7日)のテーマは「食品安全 […]
食品安全情報(微生物)

欧州のカンピロ感染の季節性

国立医薬品食品衛生研究所が集めた食品の安全性に関する国際機関や各国公的機関等の最新情報から。米国で複数州にわたって発生しているサルモネラ感染アウトブレイクについて、米国CDCは小規模飼育の家禽類を取り扱う際は衛生手順を遵守し、健康被害を防ぐように注意喚起と啓発活動を行っている。ドイツ当局は、欧州でのカンピロバクター感染は夏季と年末年始に増加することと、クリスマスや大晦日の後のカンピロバクターと相関 […]
食品安全情報(化学物質)

CGMPは食品安全を保証する

国立医薬品食品衛生研究所が集めた食品の安全性に関する国際機関や各国公的機関等の最新情報から。イギリスでは、2021年1月〜2月に新規食品としてのカンナビジオール(CBD)の認可申請が2件あった。米国FDAは現代化したGMP(CGMP)を産業界向けガイダンス21CFR Part117に明記した。国際がん研究機関(IARC)のモノグラフ第134巻のうちアスパルテームに関するパートが入手可能となった。 […]
食品安全情報(微生物)

有機クルミに関連のO157

国立医薬品食品衛生研究所が集めた食品の安全性に関する国際機関や各国公的機関等の最新情報から。米国で発生している大腸菌O157:H7感染アウトブレイクで、疫学・追跡調査によるデータは、小売店でバルク容器から販売された有機栽培のクルミが感染源となっている可能性が示唆されている。 注目記事 【米国】有機クルミに関連の大腸菌O157:H7  米国疾病予防管理センター(US CDC:Centers for […]
食品安全情報(化学物質)

欧州が食品汚染の基準値改定

国立医薬品食品衛生研究所が集めた食品の安全性に関する国際機関や各国公的機関等の最新情報から。欧州委員会は、カビ毒やプロパノール類など食品汚染物質の最大基準値を改訂した。米国FDAは、食品に含まれる化学物質の安全性や暴露についての考え方を紹介している。 注目記事 【EC】食品汚染物質の最大基準値の改訂  欧州委員会が、食品に含まれるカビ毒(T-2およびHT-2、デオキシニバレノール)、3-モノクロロ […]
食品安全情報(微生物)

生鮮バジルでサルモネラ感染

国立医薬品食品衛生研究所が集めた食品の安全性に関する国際機関や各国公的機関等の最新情報から。米国で生鮮バジルに関連したサルモネラ感染アウトブレイクが複数州にわたって発生している。米国CDCは特定ブランドの生鮮有機栽培バジル製品の回収を開始し、回収対象バジル製品を喫食、提供、販売しないよう呼びかけている。 注目記事 【米国】生鮮バジルに関連のサルモネラ  米国疾病予防管理センター(US CDC: C […]
食品安全情報(化学物質)

米国が飲料水にPFAS基準

国立医薬品食品衛生研究所が集めた食品の安全性に関する国際機関や各国公的機関等の最新情報から。フランスのANSESが進めるビジランス計画には、サプリ、強化食品、新規食品の摂取に関連するニュートリビジランス(Nutrivigilance)が含まれる。欧州当局はPFASの規制提案について、今後の評価の進行について概説している。米国環境保護庁は飲料水中のPFASについて法的拘束力のある基準を設定した。 注 […]