ピーマン、セルリー、ブロ増加

東京都中央卸売市場（大田市場業務課）が発表した2020年1月第4週（1月24日〜1月30日）の概況より。

日ごとの動き

開市日数は、今週5日、前週5日、前年5日。

1日平均入荷量は総量5,559t（前週比98％、前年同期比101％）。

前週比ではピーマン、セルリー、ブロッコリー等が増加したが、ごぼう、さつまいも、トマト等が減少したため、2％の減少となった。

前年同期比では、きゅうり、トマト、にんじん等が減少したが、ブロッコリー、キャベツ、だいこん等が増加したため、1％の微増となった。

市況は、前週比で強保合、前年同期比で区々となった。

品目別の動き

だいこん　神奈川県、千葉県等から順調に入荷し、前週比3％の増加となった。神奈川県産の価格は保合となった。

にんじん　千葉県を中心に埼玉県等から入荷したが、天候が不安定のため出荷作業が捗らず前週比4％の減少となった。千葉県産の価格は保合となった。

キャベツ　愛知県を中心に千葉県等から入荷したが、前週比5％の減少となった。愛知県産の価格は強保合となった。

レタス　静岡県を中心に兵庫県等から入荷したが、前週比6％の減少となった。静岡県産の価格は強保合となった。

はくさい　茨城県を中心に兵庫県等から入荷したが、前週比2％の減少となった。茨城県産の価格は強保合となった。

ほうれんそう　群馬県を中心に埼玉県等から入荷したが、前週比7％の減少となった。雪予報があったため引き合いが強まり、群馬県産の価格は強保合となった。

ねぎ　千葉県を中心に埼玉県等から順調に入荷し、前週比1％の微増となった。千葉県産の価格は強保合となった。

きゅうり　宮崎県を中心に千葉県等から入荷したが、日照不足により数量が減少し前週比4％の減少となった。宮崎県産の価格は強保合となった。

なす　高知県を中心に入荷し、前週比5％の増加となった。高知県産の価格は強保合となった。

トマト　熊本県を中心に愛知県等から入荷したが、前週比10％の減少となった。品薄感により相場は上昇し、熊本県産の価格は強保合となった。

ピーマン　宮崎県を中心に高知県等から入荷し、前週比12％の増加となった。引き合いは強く宮崎県産の価格は強保合となった。

主な農産物（野菜）の市況（2020年1月第4週）