農業と食品・外食の連携の未来

価格決定者には戦略持つ責任

農業生産者と話していて、よく出る話題が「価格決定権を持ちたい」というものです。これは、農業生産者に限らず、中小および零細の製造業の経営者たちもよく話題にします。
農業と食品・外食の連携の未来

低糖質志向で生まれた新市場

前回、日本の消費者の低糖質食への関心は2008年に特定健診・特定保健指導(いわゆる「メタボ健診」)がスタートしたあたりから強まり、日本の食品・飲料メーカーはこの動きに敏感に反応した、と書きましたが、実際にはメーカーがニーズを予測して先に対応したと見るべきかもしれません。
農業と食品・外食の連携の未来

食品流通は築地型から長野型へ

築地市場の豊洲移転問題がやや暗礁に乗り上げそうな様相を呈しています。この背景には、仲卸を中心とする個々の事業者の経営上の事情もありそうですが、ここにきて新市場の建築と構造を問題だとする論調も現れてきています。
農業と食品・外食の連携の未来

衛生管理の稚拙さが招く不自由

「ノーマ、世界を変える料理」という映画が全国各地で上映中です。これはレネ・レゼピというシェフが創作した北欧料理の店「ノーマ」(デンマーク)を扱ったドキュメンタリーです。