その後訪ねて平塚さんが案内してくれた岩沼
農林・水産

明日を見るには――宮城・岩沼からの連絡

津波被害を受けた宮城県の農家から、再起の道筋をつけるにはどうしたらいいか、資金と顧客を得る方法は、と相談を受けた。制度の内容から、行政はあてにできないという。そこへ追い打ちをかけるように入った肉牛出荷停止の報と立ち始めた風評。手を差し伸べてくれる企業は現れるのか。絶望から離農を考 […]

比較的新しく開墾された火山灰土地帯の圃場
土を知る、土を使う 22

火山灰土との闘い(2)

誰も近づかなかったススキの原=火山灰土地帯だったが、戦後になってにわかに開墾が進んだ。当初苦戦しながら、今日優良産地となったプロセスはどのようであったか。

火山灰土地帯
土を知る、土を使う 21

火山灰土との闘い(1)

前回はリン酸成分について説明し、昨今の日本ではなぜかリン酸過剰の圃場が多いことを指摘した。そのような圃場が登場したのには、歴史的な背景がある。

土壌溶液による栄養の制御
土を知る、土を使う 19

土の中で植物は水に浸っている――土壌溶液

人の体をあちこち巡っている液体は何ですか? それは血液です。血液が体のすみずみまで行き渡ることで、私たちの体は栄養を得たり、酸素を受け取ったり、老廃物を集めてもらったりしています。土壌にも、実は同様の働きをするものがあるのです。

中国でのチャ栽培(山東省で)
土を知る、土を使う 18

土壌微生物の逆襲

今回も、一休みの続きで、お茶と微生物についてのお話をしましょう。体系立てたお話としては雑談ですが、もちろん土に関するお話です。

土を知る、土を使う 16

作物の栄養と土の成分の関係は

ヒトの栄養を考える手がかりとして、学校では「6つの食品群」というものを教わったと思います。それと似たように、植物については「植物の3大栄養素」というものを習うものです。窒素、リン酸、カリ(カリウム)の3つです。ところが、私のこれまでの連載では、窒素、リン酸、カリがさっぱり出てきま […]

マルチを施した大型圃場
土を知る、土を使う 15

石灰過多の圃場では何が起こるのか

先ごろ東京都内で農業をしている人たち向けのセミナーをさせていただきました。「東京の農業」と言ってもピンと来ないかもしれませんが、都内の野菜生産量は9万tほどあり、都民の消費量の5%程度をまかなっているというのですから、無視できない存在です。そして、実際の圃場を訪ねて土壌調査をして […]