外食産業市場動向調査

まん防がファミレスには打撃

日本フードサービス協会(JF)は2022年2月外食産業市場動向調査を発表した。全体(事業社数223、店舗数35,916店=98.7%)合計の売上高は104.8%と前年同月を上回った。客単価は上昇しながら、客数は100.9%と前年並み。  洋風ファストフードは売上高が2桁増で、和風ファストフードも好調だった。ファミリーレストランは中華が好調。以上はテイクアウトが支えた結果と見られる。ファミリーレスト […]
スクリーンの餐

皆で作り皆で食べる給食を描く

兵庫県芦屋市は、六甲山地と大阪湾の間に開けた“阪神間モダニズム”の瀟洒な街並みで知られるが、給食に関する独特の取り組みをアピールする市でもある。市立全小中学校で、自校調理方式の体制を整え、各校に1名ずつ配置する栄養士それぞれがオリジナルの献立を展開している。そんな芦屋市の市制施行80周年を記念して製作されたのが、今回紹介する映画「あしやのきゅうしょく」である。
フードサービス月次業績

苦戦の前年をさらに下回る例も

2022年2月のフードサービス(株式公開企業)の業績。既存店売上高では、145件のデータのうち60件が前年同月以上だった一方、85件が前年同月割れとなった。全店売上高では、108件のデータのうち51件が前年同月以上だった一方、57件が前年同月割れだった。
食品スーパー月次業績

各チェーン前年に続き客数減

主要食品スーパーの2022年2月実績。各チェーンとも、既存店客数は前年同月を下回った。客単価は全般に上昇傾向が見られ、マックスバリュ関東、イズミなどを除いて既存店売上高が前年同月を上回ったチェーンが多い。前々年=2020年2月に新型コロナ感染拡大が月初から関心を集めたことから大幅な客数増が見られ、前年=2021年2月もその反動で客数減の傾向が顕著だった。
生鮮の市況(水産/東京都)

カツオ26%増、カキ16%減

東京都中央卸売市場(豊洲市場水産農産品課)が発表した2022年3月第2週(3月11日〜3月17日)の概況より。 16日(水)が休市のため5日間の営業。鮮魚類の取扱数量は前週に比べ7%の増加。 1日平均取扱数量は総量1,196t(前週比105%、前年同期比105%)。 このうち鮮魚類は640t(前週比107%、前年同期比113%)、冷凍魚類は222t(前週比103%、前年同期比90%)、塩干加工品は […]