
八列とうもろこし
北海道に、「八列とうもろこし」という古い品種のトウモロコシが伝わっている。収穫したままの実物は見たことがないのだけれど、細長く、断面を見るとトウモロコシの粒の列が8列しかないため、この名で呼ばれている。
北海道に、「八列とうもろこし」という古い品種のトウモロコシが伝わっている。収穫したままの実物は見たことがないのだけれど、細長く、断面を見るとトウモロコシの粒の列が8列しかないため、この名で呼ばれている。
エゾシカのカルパッチョ。淡泊で臭みのようなものはほとんど感じない。思いのほか上品な味。
日本経済新聞の土曜朝刊に別刷で付く「日経 PLUS1」の1月10日の号、「楽食探訪」という欄に宮崎県の千切り大根(東日本で言う切干大根を、西日本では千切り大根と呼ぶ。以下千切り大根)の記事を書かせていただいた。まだ古紙回収に回っていなかったら、ぜひご覧いただきたい。そのこぼれ話から。
函館、北海道の食材を使った料理とワインの店「Sleek hakodate cuisine」の名物ランチメニュー「はこだて がごめ飯」。ほとんど函館近海でしか取れない珍しい昆布、ガゴメコンブを熱々のご飯に混ぜて、函館らしい海鮮を載せた丼。
近頃、米国食品医薬品局(FDA)は、その食品部門のホームページにある通知を出した。それは、ある企業が一つの新しい甘味料に関して、食品に使用するに当たってその甘味料は「GRAS(generally recognized as safe)である。すなわち、一般に安全であると認められる」という結論に達したというものである。FDAはその通知の中で、その企業が「結論に達した」であるとかその企業は「FDAに通 […]
期待はしていなかったが、やはりFoodScience編集部にクレームがあった。昨年6月25日付けの拙稿に対してである。農業生産者であり、科学者ではない自分が、かって知ったる本業の範疇と思い込み、しっかり下調べもせずに、うろ覚えで書いてしまったのが原因だ。農作業が忙しく……の言い訳はだめだ。間違いは間違いである。これからは自分の言葉で現場のことを書くように努めたい。
昨日、築地市場(東京都中央卸売市場築地市場)でマグロの競りの見学が再開された。外国人観光客のマナーが悪いということで、昨年末からいったん止められていたもの。
ファミリーレストランは、米国のコーヒーショップ業態を参考に考案された日本独自の業態。その最初とされるのが、1970年オープンの「すかいらーく」国立店(東京・国立)。以後、いろいろな企業が全国各地に同様の業態をオープンして行った。
この欄であまり食べ物の味を細かくぬんぬんしたくはないのだが、コメの話。昨秋の新米の時節、ある農家から送ってもらった5kgのコメを半分ぐらいまで食べて、残り2~3kgになった袋からいつものようにコメを計って炊いた。「あれ?」と目をぱちくり。味がない。すーすーと、コクも甘みもなく通り過ぎていく。
名門大学生の逮捕により大麻汚染の広がりを認識する昨今だ。大麻や覚せい剤周辺の脱法ドラッグは取り締りが困難だったが、これを可能にしたのが2005年施行の「東京都薬物濫用防止に関する条例」である。用途にかかわらず薬物そのものを指定して規制した。本条例により、都内の脱法ドラッグは一掃され、その後の改正薬物法につながった。正に地方から日本を動かした。こうした東京都の実力は、地方自治体の中でも抜きん出ている […]
遅ればせとなるが、正月の話題から。おせち料理のことだ。ひとと話していると、どうもおせち料理のウケが悪い。テレビで、「どうしたらあれをおいしく食べられるか」「余ったおせちをどうするか」という話題を扱っているのも観たことがある。“ごちそう”のはずが、ずいぶんな話だ。
2008年11月3日、英国食品基準庁(FSA)は妊娠女性にカフェイン摂取を制限するように助言を更新しました。FSAはそれまでカフェインの1日の最大摂取量を300mgにするよう助言していましたが、それをさらに引き下げて200mgに制限することで、リスクが減らせるという研究結果を発表したのです。カフェインをたくさん摂ると、赤ちゃんの生まれたときの体重が軽くなり、その後の健康に影響することや自然流産の可 […]
宮崎県国富町へ、千切り大根の取材に行った。千切り大根というのは、関東で言う切干大根。主に関西以西では千切り大根と言う。
世の中にはいろいろなコレクターがいる。昨年取材でお目にかかった中では、ハーレーダビッドソンジャパンの奥井俊史さんはフクロウグッズのコレクター。12月に上場したホシザキ電機の坂本精志社長は、ペンギングッズのコレクター。
評論家・農業経済学者・農学博士の大泉一貫先生(宮城大学事業構想学部学部長)が、ご自身のブログで、「農業成功マニュアル」(翔泳社)を紹介してくださっていました(記事はこちら)。先生、ありがとうございます。
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