スクリーンの餐

ニュータウンの片隅のエデン

年末の恒例企画、年間1000本以上の鑑賞本数を誇る私rightwideが、今年公開された映画の中から印象的な食べ物や飲み物が出てきた作品を厳選したベスト10を発表する。前回の洋画編に続き、今回は邦画編をお届けする。
スクリーンの餐

「恋妻家宮本」のファミレスとお弁当

 今年の1月に公開された「恋妻家宮本」は、重松清の小説「ファミレス」(2013)を原作に、テレビドラマ「家政婦のミタ」(2011)、「純と愛」(2012~2013)、「過保護のカホコ」(2017)等の脚本家として知られる遊川和彦が初監督を務めた作品。原作のタイトルが示すとおり、ファミリーレストラン(本作では「デニーズ」)が主要な舞台として登場する。今回は、そのファミレス等の印象的な食べ物について述 […]
「中華料理」と「中国料理」は同じですか?

仙台で懐かしい水芹菜に再会

先日、友人と仙台料理を食べに行ったときに、意外な発見がありました。メインは仙台名物の牛タン料理だったのですが、他にもいくつかの料理を注文しました。その中に、宮城県の名物である「せり鍋」がありました。
スクリーンの餐

グルメ手帳をやめた理由とは

前回に引き続きの年末恒例企画。年間1000本以上の鑑賞本数を誇る私rightwideが、今年公開された映画の中から印象的な食べ物や飲み物が出てきた作品を厳選したベスト10を発表する。今回は邦画編である。
食卓書机

脱規模の経営はトヨタに学ぶ

「トヨタ生産方式」と言うと、多くの方はすぐに「かんばん方式」という言葉を思い出すでしょう。しかし、この生産管理方式を体系化した中心人物である大野耐一氏は、これを初めて内部から社会に紹介した本である「トヨタ生産方式――脱規模の経営をめざして」の中で、早くも「トヨタ生産方式すなわち“かんばん方式”である短絡」を戒めています。  かんばん方式は、トヨタ生産方式が目指すものを実現するためのツールの一つに過 […]