食品安全情報(化学物質)

FDAが新たな栄養表示案発表

国立医薬品食品衛生研究所が集めた食品の安全性に関する国際機関や各国公的機関等の最新情報から。米国FDAは、包装済み食品に飽和脂肪、ナトリウム、添加糖類の含有量を「低・中・高」で示すFOP栄養表示を義務付ける提案を発表した。米国環境保護庁はエチレンオキシドに関する暫定決定を発表。酒類タバコ税貿易管理局(TTB)は、アルコール飲料に主要食物アレルゲン表示を義務付ける規則案を公表した。 注目記事 【FD […]
食品安全情報(化学物質)

米はPFASなくなったと判断

国立医薬品食品衛生研究所が集めた食品の安全性に関する国際機関や各国公的機関等の最新情報から。FDAは食品・内服薬での赤色3号使用許可をデラニー条項に基づき段階的に取り消すと発表。発がん性が雄ラット特有でヒトにはリスクが低いが、法的基準に則った判断。FDAはまた、PFAS関連で35件の食品接触物質通知が2025年1月6日に無効化。それら食品接触物質の供給・使用が中止されたことを受けての判断。 注目記 […]
食品安全情報(化学物質)

ヘルシーと強調表示するには

国立医薬品食品衛生研究所が集めた食品の安全性に関する国際機関や各国公的機関等の最新情報から。英国毒性委員会(COT)は、ターメリック/クルクミンをサプリとして摂取した場合にADIを超過する可能性を指摘し健康リスクの可能性ありと結論づけた。米FDAは「Healthy」と強調表示するために必要な要件を更新した。オランダRIVMは野生牛の肉へのダイオキシン移行モデルの更新版を発表した。 注目記事 【CO […]
食品安全情報(化学物質)

WHOの食物アレルゲン資料

国立医薬品食品衛生研究所が集めた食品の安全性に関する国際機関や各国公的機関等の最新情報から。WHOは食物アレルゲンに関する概要シリーズ4件を公表した。欧州食品安全機関(EFSA)は、新規食品に関する規則の対象となるEU域外国由来伝統食品の認可申請に関する科学的ガイダンスの更新版を発表した。コーデックス委員会の新事務局長が、コーデックス委員会についてのわかりやすい説明を行っている。 注目記事 【WH […]
食品安全情報(化学物質)

ヒト用食品プログラム運用開始

国立医薬品食品衛生研究所が集めた食品の安全性に関する国際機関や各国公的機関等の最新情報から。米国FDAは「ヒト用食品プログラム」の運営を2024年10月1日に開始した。欧州食品安全機関は、新規食品の認可申請に関するガイダンスの更新版を発表した。EUの新規食品の認可申請では非常に詳細な情報の提出が求められる。 注目記事 【EFSA】新規食品をナビゲートする:EFSAの更新ガイダンスは安全性評価におい […]
食品安全情報(化学物質)

飼育や環境表示の裏付け強化

国立医薬品食品衛生研究所が集めた食品の安全性に関する国際機関や各国公的機関等の最新情報から。国際がん研究機関(IARC)がモノグラフ134巻を発表した。米国食品安全検査局(FSIS)は新しいスクリーニング法を導入する。米国農務省(USDA)は動物飼育および環境関連の強調表示の裏付けを強化する。オーストラリア農薬・動物用医薬品局(APVMA)はパラコートとジクワットの規制を再検討している。 注目記事 […]
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米国がダクタール使用中止命令

国立医薬品食品衛生研究所が集めた食品の安全性に関する国際機関や各国公的機関等の最新情報から。FDAは特定ブランドの菓子摂取後に重篤な急性疾患等が発生したことで関連製品のリコール及び検査を実施している。当該製品には向精神性アルカロイド等が含まれることが確認されている。米国環境保護庁は農薬ダクタールの使用中止を求める緊急命令を発令した。韓国の食品医薬品安全処は栄養表示をすべての加工食品に拡大した。 注 […]
食品安全情報(化学物質)

核技術を用いたシガテラの観測

国立医薬品食品衛生研究所が集めた食品の安全性に関する国際機関や各国公的機関等の最新情報から。国際原子力機関は、核および同位体技術を通じてシガテラのモニタリング能力を構築している。欧州食品安全機関は食品のリスク-ベネフィット評価に関するガイダンスを更新した。フランス当局は、アスリート用サプリ等に関するリスクを改めて警告している。米国FDAは食品中のマイクロプラスチックに関するウェブサイトを開設した。 […]
食品安全情報(化学物質)

ヒ素リスク評価は新しい段階へ

国立医薬品食品衛生研究所が集めた食品の安全性に関する国際機関や各国公的機関等の最新情報から。欧州食品安全機関が食品に含まれる低分子の有機ヒ素化合物のリスク評価に関する科学的意見を発表した。EUのフードサプリメントワーキンググループは、フードサプリメントへの添加が禁止または制限されるべき物質のリストを含む第一次報告書を発表した。 注目記事 【EFSA】食品中の低分子有機ヒ素化合物のリスク評価  欧州 […]
食品安全情報(化学物質)

EC加盟国はBPA使用禁止へ

国立医薬品食品衛生研究所が集めた食品の安全性に関する国際機関や各国公的機関等の最新情報から。EC加盟国は食品接触物質におけるビスフェノールAの使用を禁止する欧州委員会の提案を支持した。英国当局の報告書によると、英国の成人集団の約6%が食物アレルギーであることが判明した。米国保健福祉省当局は2022年に発生した事象について米国食品医薬品局(FDA)の方針と手順の不全を指摘している。 注目記事 【EC […]
食品安全情報(化学物質)

消費者は天然物のリスクを軽視

国立医薬品食品衛生研究所が集めた食品の安全性に関する国際機関や各国公的機関等の最新情報から。シンガポール食品庁とFAOの科学者は、新規食品(NFPS)の安全性を検証する新しいレビューを発表した。ドイツ当局は、食品のリスクについて、多くの人々は天然由来リスクを過小評価し、合成由来リスクは過大評価する傾向にあることを指摘している。今年の世界食品安全デー(世界食品安全の日。6月7日)のテーマは「食品安全 […]
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CGMPは食品安全を保証する

国立医薬品食品衛生研究所が集めた食品の安全性に関する国際機関や各国公的機関等の最新情報から。イギリスでは、2021年1月〜2月に新規食品としてのカンナビジオール(CBD)の認可申請が2件あった。米国FDAは現代化したGMP(CGMP)を産業界向けガイダンス21CFR Part117に明記した。国際がん研究機関(IARC)のモノグラフ第134巻のうちアスパルテームに関するパートが入手可能となった。 […]
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米国が飲料水にPFAS基準

国立医薬品食品衛生研究所が集めた食品の安全性に関する国際機関や各国公的機関等の最新情報から。フランスのANSESが進めるビジランス計画には、サプリ、強化食品、新規食品の摂取に関連するニュートリビジランス(Nutrivigilance)が含まれる。欧州当局はPFASの規制提案について、今後の評価の進行について概説している。米国環境保護庁は飲料水中のPFASについて法的拘束力のある基準を設定した。 注 […]
食品安全情報(化学物質)

有害植物誤認による事故に注意

国立医薬品食品衛生研究所が集めた食品の安全性に関する国際機関や各国公的機関等の最新情報から。米国FDAはPFASなどの化学汚染物質を含む食品の輸入警告を発表した。FDAはまた、食品接触物質のための手続きを改訂し認可の取り消しの理由を更新する最終規則を発表した。ドイツ当局はは、食用のワイルドガーリックと似た植物の誤認について注意喚起している。
食品安全情報(化学物質)

安全でないシナモン製品を公表

国立医薬品食品衛生研究所が集めた食品の安全性に関する国際機関や各国公的機関等の最新情報から。コーデックス食品表示部会は、食物アレルゲンの表示免除の可否評価のための枠組み構築を進めている。米国FDAはいくつかのシナモン製品の鉛濃度の高さについて警告している。ニュージーランドでアーユルべーダ薬摂取による鉛中毒の報告が8件あった。今年の世界フードセーフティデイのコミュニケーションツールがリリースされた。