食卓書机

低糖質志向への対応を考える

ペッパーフードサービス(東京都墨田区、一瀬邦夫社長)の立ち食いステーキ専門店「いきなり!ステーキ」は、ライス付きのセットとしているランチメニュー「ワイルドステーキ」(1200円/税別)、「ワイルドハンバーグ」(1000円/同)について、ライス抜きで100円引きとする設定を導入しました。
食卓書机

黒船が来て変わる力を活かす

「黒船が来ないと変わらない」というのは、日本の政治・経済のシステムの短所とされますが、日本人の「黒船が来て変わる力」も評価したいと思います。  1950年代、コカ・コーラが本格的に上陸すると伝わってきたとき、ラムネやソーダ水を作っていた全国の中小零細の飲料メーカーの間にパニックが起きました。反対運動もあったようですが、その黒い無敵の飲料に対抗して、ガラナ飲料の開発に着手したり、甘味料使用を廃止して […]
食卓書机

シャケ弁当はマス弁当だった

 24日、ファミリーマートが予定していたフォアグラ使用商品の発売を中止したというニュースに続き、キリンビールがカエルのキャラクターを用いたアルコール飲料のCMを中止するというニュースが入ってきました。前者はフォアグラ生産過程についての苦情、後者は親しみやすいキャラクターが未成年の飲酒を誘発するという苦情に対応するものであったということです。  食品に関するクレーム等は、これまで安全性や安心のイメー […]
2013年食の10大ニュース
小売・外食

2013年食の10大ニュース[2]

【1】バルの細分化進む 【2】フォアグラ人気、大爆発 【3】爆裂パンケーキブーム 【4】ワイン業態、大手にも波及 【5】再びM&A活発化 【6】郊外型喫茶店の出店熱高まる 【7】商業施設新設ラッシュも明暗くっきり 【8】クラフトビール人気ジワリ拡大 【9】“熟成肉”“赤身肉”も脚光。続く肉業態の活況 【10】ワンコインピザ&パスタ業態、増殖さらに 【1】バルの細分化進む  ワインブームに […]
ほね元気
大豆変身物語

大豆食品の良さはトクホだけではない

大豆を使用した食品には、数多くのトクホ(特定保健用食品)がある。これらで期待される効果を担うのが、含まれる関与成分であるが、それは大豆自体が持っているか、発酵過程で生じたものである。もちろん、通常の大豆食品にも広く含まれるものも多い。食生活全体のバランスの中でトクホ製品の利用を考えたい。
大豆変身物語

おからは食品か産廃か

豆乳や豆腐等の製造に伴い、おからが大量に発生する。その多くが産業廃棄物として処分されてきたが、近年は有効活用が進んでいる。それでも、食用としての活用はごく一部に止まっており、もったいないと思う。だが、究極のおから処理の試みも進捗しつつある。
繁盛の秘密・付加価値の正体

店・料理の決め手は味ではない

ランチはコモディティであるということを書いてきましたが、ランチタイムに提供している商品がコモディティとしてのランチとして消費されていない場合は、実はあります。そのことについて考えてみましょう。