スクリーンの餐 映画の中の卵「家族ゲーム」「ファニーゲーム」 2012年1月21日 rightwide 食材編の第二回目は卵が登場する印象に残る映画として、タイトルに「ゲーム」を含む二つの作品を取り上げる。
スクリーンの餐 映画の中のミルク「断崖」「告白」「サクリファイス」 2012年1月7日 rightwide 今回から、毎回ある食材を取り上げて、それが印象的に使われた映画の例を挙げていきたい。第1回は“ミルク”である。
スクリーンの餐 ワカラナイ――父とアントワーヌ・ドワネルの思い出に―― 2011年12月10日 rightwide 映画の中の食を鑑賞するコラム。今回紹介する「ワカラナイ」は、今年東日本大震災で大きな被害を受けた宮城県気仙沼市唐桑町で2年前に撮影された。現代日本の格差社会と拡大する地方の貧困問題を背景に、母子家庭の少年が直面する過酷な現実を描いた作品である。
スクリーンの餐 「無言歌」――極限状況下の食 2011年11月26日 rightwide 映画の中の食を鑑賞するコラム。今冬、注目すべき「中国映画」が公開される。「中国映画」と記したが、ワン・ビン(王兵)監督初の劇映画「無言歌」(2010)は、香港、フランス、ベルギー合作で中国籍の作品ではない。1960年の中国を舞台にした、中国人のスタッフとキャストで製作された映画でありながら、これはなぜなのだろうか?
スクリーンの餐 「UNDERWATER LOVE―おんなの河童―」――異質な者たちの出会い 2011年11月12日 rightwide 映画の中の食を鑑賞するコラム。今回は日独合作の異色の新作を取り上げる。 【以下はR-15指定の映画の記述となります。15歳未満の方の閲覧を禁止します】
スクリーンの餐 「ブレードランナー」続編製作に反対する 2011年10月29日 rightwide 映画の中の食を鑑賞するコラム。今回は80年代SF作品の名作を取り上げる――あのとき、主人公は何を食べようとしていたのか。
スクリーンの餐 嘘で見えなくなった正体――「インフォーマント!」 2011年9月2日 rightwide 映画の中の食を鑑賞するコラム。今回はトウモロコシを扱う巨大企業を揺さぶった“告げ口屋”の話を紹介する。
スクリーンの餐 「麦秋」~ハレとケの相克~ 2011年8月19日 rightwide 映画の中の食を鑑賞するコラムの第3回。小津安二郎の作品に登場する食べ物についての2回目は、後に名コンビと謳われた小津監督+原節子主演の一作「麦秋」の食事を取り上げる。
スクリーンの餐 記憶の中のパスタ――「冷たい雨に撃て、約束の銃弾を」 2011年8月5日 rightwide 映画の中の食を鑑賞するコラムの第1回。香港ノワールの快作から、ストーリー展開のカギとなっている食事シーンを紹介する。
スクリーンの餐 「秋刀魚の味」をめぐって 2011年7月22日 rightwide 映画の中の食を鑑賞するコラムの第1回。連載を始めるにあたり、日本映画史上最も重要な映画作家である小津安二郎の作品に登場する食べ物について、数回に分けて考察してみたい。