「三月のライオン」(1992)。アイスキャンディーをかじるアイス(由良宜子)(絵・筆者)
スクリーンの餐 27

映画の中の氷菓「三月のライオン」ほか

いよいよ夏本番。アイスクリームや氷菓のおいしい季節である。映画の中でも「ローマの休日」(1953)のスペイン広場でオードリー・ヘップバーン扮するアン王女が食べるジェラートをはじめとして、さまざまなシーンで氷菓が印象的な使われ方をしているが、今回は異色作と言える2本を紹介する。 ※ […]

食卓書机 27

チャイナタウンに人間力を学ぶ

 以前、横浜中華街発展会協同組合理事長の林兼正さんに、街づくりの考え方についてお話をうかがいました。もう10年以上経っていますので、また新しいお話をうかがわなければと思いますが、当時うかがったのは、街づくり・街をよくするためには、こまごまとしたルールやその理由づけよりも大切かつ効 […]

「関口フランスパン」(東京・音羽)
食って・走って・また食った 18

素敵なバゲットサンドのブランチ「関口フランスパン」(東京・音羽)

西日本ではたいへんな豪雨で心配です。ところが関東はそろそろ夏本番かという天候で、暑くなってまいりました。思いっきりロードバイクを駆って気持ちいい風と空を満喫できる夏が楽しみです。ただ、暑くなってくると身体は動くけれど、こまめな水分補給が大切。自転車のボトルホルダーにしっかり水分を […]

食卓書机 26

鍋料理バーベキュー説

 昨年は今ごろが梅雨明けでした(沖縄は6月上旬)。今年はどうでしょうか。  夏が近づくといろいろな楽しみを思い付きますが、炎天下で汗をかきながらのバーベキューも楽しいものです。春と秋のほうがラクではありますが、ビールはよりうまいでしょう。

アンドレウ(フランセス・クルメ)に与えられた食事は黒パンとスープだけの粗末なもの(絵・筆者)
スクリーンの餐 26

映画の中のパン「ブラック・ブレッド」

昨今のヨーロッパ金融危機でも話題になることの多いスペインだが、20世紀にはそれとは比較にならない苦難の歴史があった。今回はそうしたスペインの歴史を背景にした作品の中で、現在公開中のパンが重要な意味を持つ作品を取り上げる。

食卓書机 25

“伝統”と“近代”は双子

 北海道に「八列とうもろこし」という古い品種のトウモロコシが伝わっています。私の柴田書店時代の先輩で、現在は北海道を中心にスローフードやスイーツの取材をされている深江園子さんが、以前教えてくれました。

「ボン・グゥ 神楽坂」(東京・神楽坂)
食って・走って・また食った 17

おひとり様の前菜の楽しみ「ボン・グゥ 神楽坂」(東京・神楽坂)

まだ梅雨明けはしませんが、梅雨の晴れ間の空気や夕焼けは格別ですね。夕焼け偏愛者の自分としては、この季節から夏にかけての夕焼けが大好きで、切なくて、サイコーなのです。どういうわけか、刻々と色を変えていく空を見ていると、ときに胸が締め付けられる気持ちになります。きっと無意識に、戻って […]

食卓書机 24

ケーサツは文化を創らない

 ニューヨークを訪ねたのは一昨年のことなのですが、その頃すでにピークと言われた彼の地でのラーメンブームは、どうしてどうしてまだまだ冷めず、すでにスシに続く新文化として根を下ろしつつあるようです。