恢復するチェーン はじめに(1)/チェーン=ライフラインの確認 2011年7月25日 奥井俊史 チェーンストアとサプライチェーン、企業内・企業間であるべき連鎖・連携について考え直す連載を開始する。第1回は、震災後にライフラインとしての存在感を確かにしたチェーンストアを概観する。
再考・ワイン物流改善 結晶物は“かつて良質だった”証拠 2011年6月20日 大久保順朗 ワインのリーファー輸送を業界に提案した大久保順朗氏が、リーファー輸送が必要と考えるに至ったワイン物流の問題の本質を語る。今回は、「ワインのダイヤモンド」が意味するものの話と、ワインの品質を保つための温度の話をお送りする。
技と絆でひらく 「頑張れ」連呼は職業人の基本を忘れさせる 2011年4月29日 奥井俊史 CMなど、このところテレビは「頑張れ」という言葉をのべつ幕なしに流している観がある。しかし、これは現実ばなれした言葉であり、何か効果があるようには思われず、むしろ弊害が多いと考えられる。これに対して大切なのは、個に対応することのはずだ。
再考・ワイン物流改善 理解進まなかった「『低温』ではなく『定温』」 2011年4月25日 大久保順朗 今日、「Reefer」の文字が記されたワインボトルは珍しいものではなくなった。温度管理可能なコンテナで輸送したという表示だ。だが、1980年代まではドライ・コンテナ(一般貨物用の単純な構造のコンテナ)での輸送が普通だった。ワインのリーファー輸送を業界に提案した大久保順朗氏に、リーファー輸送が必要と考えるに至ったワイン物流の問題の本質を語ってもらい、今日なお多い改善すべき点を指摘してもらう。ワイン提 […]
技と絆でひらく 東電社長会見に学ぶことと東日本大震災の対策の提案 2011年4月21日 奥井俊史 東日本大震災の後、気付いたこと、考えたことをいくつか書いてきた。その後、復興について各界からさまざまな提案がなされているが、今回は私なりに考えたことをお伝えしたい。また、先頃行われた東京電力社長の記者会見から学ぶことをお伝えする。
食品安全情報(化学物質) 食品安全情報(化学物質)No.07(2011.04.06) 2011年4月8日 登田美桜 国立医薬品食品衛生研究所が月2回発表している「食品安全情報」(化学物質)は、食品の安全性に関する国際機関や各国公的機関等の最新情報を提供している。本欄では、実際にその情報収集・執筆を担当している研究官に、FoodWatchJapan読者へのおすすめの記事を紹介してもらう。No.07(2011.04.06)の注目キーワードは、原子力発電所、ハロゲン化ダイオキシン、カロリー表示、FDAのリコール強制権 […]
技と絆でひらく 復興計画は国づくりの視野で――「五箇条の御誓文」に学ぶ提言 2011年4月7日 奥井俊史 まさに、「人間の知識や進歩のはかなさと、自然の脅威の底知れなさに震えあがる」(瀬戸内寂聴氏/朝日新聞3月31日)事態が到来した。「国難」と言っていいだろう。単に東日本の問題として片付けるにはあまりにも大きすぎる惨事に見舞われて、早1カ月が経とうとしている中、大いなる自然災害に加えて、人災的な問題までもが追い打ちし、復興の妨げになろうとしている。
科学・法令 放射性物質と食品の安全について ――食の信頼向上をめざす会講演より(2) 2011年3月26日 FWJニュースデスク 3月22日、食の信頼向上をめざす会が「メディアとの情報交換会」を開催。今回は「東北地方太平洋沖地震と風評被害の防止に向けて」と題して、東京工業大学原子炉工学研究所所長の有冨正憲氏と、秋田大学名誉教授で医学博士の滝澤行雄氏の両氏を招いて講演を行った。滝澤氏は、専門の公衆衛生・環境保健の立場とこれまでの放射線に関する事象に対する取り組みの経験から、放射能の影響と対応について説明した。
科学・法令 福島第一原子力発電所事故について――食の信頼向上をめざす会講演より(1) 2011年3月23日 FWJニュースデスク 3月22日、食の信頼向上をめざす会が「メディアとの情報交換会」を開催。今回は「東北地方太平洋沖地震と風評被害の防止に向けて」と題して、東京工業大学原子炉工学研究所所長の有冨正憲氏と、秋田大学名誉教授で医学博士の滝澤行雄氏の両氏を招いて講演を行った。有冨氏は、原子力工学の立場から、福島第一原子力発電所にかかる事象の推移を説明した。
科学・法令 「東北地方太平洋沖地震に伴い発生した原子力発電所被害に関する放射能分野の基礎知識」――日本学術会議緊急集会・放射線医学の立場からの話題提供 2011年3月21日 FWJニュースデスク 3月18日の日本学術会議緊急集会「今、われわれができることは何か?」では2名の科学者が話題提供を行った。このうち宮川清氏(東京大学大学院放射線分子医学教授。医学博士は、放射線被曝による医学的な影響について解説し、行政と科学者が今後取るべき行動について提案を行った。
科学・法令 「今福島第一原子力発電所に何が起こって、何を急がなければならないか」――日本学術会議緊急集会・原子力科学の立場からの話題提供 2011年3月21日 FWJニュースデスク 3月18日の日本学術会議緊急集会「今、われわれができることは何か?」では2名の科学者が話題提供を行った。このうち田中俊一氏(元原子力委員会委員。工学博士)は、福島第一原子力発電所で起こっている事象を解説し、行政と科学者が今後取るべき行動について提案を行った。
科学・法令 新しい社会構築へ対策委員会設置 ――日本学術会議が緊急集会 2011年3月20日 FWJニュースデスク 日本学術会議は、東北関東大震災に対し3月18日に「今、われわれができることは何か?」と題して緊急集会を行った。同会議会員、連携会員および非会員の一般から200名近い人が参加。「東北・関東大震災対策委員会」を設置することを決めた。
土を知る、土を使う 東日本大震災における農業復興技術について 2011年3月16日 関祐二 まずもって、今回の大地震で被災されました皆さまに心よりお見舞い申し上げます。 この原稿は農業技術の範囲において、今後の復興に向けてどのような可能性を持っているかを考えたものであることを、最初に明記しておきます。また、現場調査をしないでの意見であることも申し添えます。
お知らせ 東北地方太平洋沖地震のお見舞いを申し上げます 2011年3月12日 FWJ編集部 東北地方太平洋沖地震で被災された皆様に心よりお見舞い申し上げます。 甚大な被害の知らせにはおののくばかりで、また事態は未だ進行中でもありますが、ともに一日もはやく、健やかで平穏な暮らしを取り戻したいと念じます。 今後の余震、津波、二次災害に十分警戒なさってください。 食関連産業の皆様はじめ、救援、復興に尽力されています方々の御活躍に敬意を表します。 FoodWatchJapan 編集長齋藤訓之