食事と映画はゆっくり味わって

[297] ごはん映画ベスト10 2022年 邦画編

2022年に公開された映画の中から印象的な食べ物や飲み物が出てきた作品を厳選したベスト10を発表する。前回の洋画編に続き、今回は邦画編である。

2022年1月1日〜2022年12月31日に公開された邦画で、

  • 食べ物や飲み物の「おいしそう度」
  • 食べ物や飲み物の作品内容への関連性
  • 作品自体の完成度

の3点を基準に最高点15ポイントとして評価した。★=1.0点 ☆=0.5点

※注意!! 以下はネタバレを含んでいます。


第10位(9.5ポイント)

「シン・ウルトラマン」の居酒屋会談

おいしそう度★★★  作品との関連性★★★  作品の完成度★★★☆

「シン・ゴジラ」(2016)の庵野秀明と樋口真嗣が再びコンビを組み、日本を代表する特撮ヒーローであるウルトラマンの初代テレビシリーズ(1966)をリメイクした作品。怪獣が「禍威獣」、宇宙人が「外星人」、科特隊が「禍特対」となるなど、現代的なSF考証によってリアルに作り直されている。

 ネロンガ、ガボラなどの禍威獣が登場する前半に続き、後半はザラブやメフィラスといった外星人が登場する。メフィラスはオリジナルとは異なり、最初は人間の姿(山本耕史)をしてウルトラマンこと神永新二(斎藤工)の前に現れ、地球来訪の目的を語る。浅草の居酒屋「酒膳一文」のカウンター席で、枝豆と厚焼き玉子を肴に冷や酒を飲みながら、地球と人類の運命について交渉する二人の外星人。会談が物別れに終わると、店主を大将呼びして勘定をさせ、「割り勘でいいか」と神永に尋ねる、メフィラスの日本の風俗に馴染んだ姿はとてもシュールに映る。

 このシーンの二人のやり取りは、ウルトラセブンのテレビシリーズ第8話「狙われた街」(1967)で、ウルトラセブンことモロボシ・ダンとメトロン星人が、四畳半一間のアパートで、ちゃぶ台を挟んで対峙したシーンのオマージュともとれる。また、「メフィラス構文」とも呼ばれる独特の言い回しと相まって強く印象に残る。そして、これに乗せたパロディのテレビCM(ヒノキヤグループのZ空調)も生んでいる。

 アニメ「エヴァンゲリオン」シリーズ(本連載第249回参照)に続き、実写でも「シン・ゴジラ」「シン・ウルトラマン」をヒットさせた庵野は、今年3月公開の「シン・仮面ライダー」でも監督を務めている。

公式サイト:https://shin-ultraman.jp/


第9位(10.0ポイント)

「吟ずる者たち」の追花心

おいしそう度★★★  作品との関連性★★★★★  作品の完成度★★

 本連載第276回参照。広島の酒どころ三津(東広島市安芸津町)を舞台にした、日本酒を題材としたドラマ。明治時代初期に「軟水醸造法」を考案し、吟醸酒の基礎を築いた三浦仙三郎の生涯と、東京のOLを辞めて帰郷した現代の酒蔵の娘が、病に倒れた父の代わりに、仙三郎が醸した酒「花心」をベースにした新酒「追花心」を生み出すまでのドラマを、新旧共通した「百試千改」の精神をキーワードに描いている。

 日本酒のおいしさを表現するには、物撮りの工夫や、役者の演技力などさまざまな方法があるが、なかなか難しいところである。

公式サイト:https://ginzuru.com/


第8位(10.5ポイント)

「Vin Japonais The Story of NIHON WINE」の日本ワイン

おいしそう度★★★★  作品との関連性★★★★★  作品の完成度★☆

 本連載第295回参照。日本国内で製造された「日本ワイン」を世界に発信することを目的としたドキュメンタリー。クラウドファンディングで集めた資金を元手とした低予算ながら、山梨、長野、新潟、北海道のワイナリー計40件もの取材を敢行したことで、日本ワインの現在を俯瞰・凝縮した内容になっている。

 フランス人のナビゲーターとワイナリーの経営者や職人が、味わいながら飲むワインや、ワインツーリズムの料理はどれもおいしそうに見える。川上だけでなく川下にも取材の手を広げており、努力賞を贈呈したい。

公式サイト:https://minivin.jp/pages/vin-japonais


第7位(11.0ポイント)

「映画デリシャスパーティー♡プリキュア 夢みる♡お子さまランチ!」のお子さまランチ

おいしそう度★★★  作品との関連性★★★★★  作品の完成度★★★

 本連載第289回参照。おいしーなタウンに突如出現したお子さまランチのテーマパーク「ドリーミア」に隠された陰謀に、プリキュアたちが立ち向かうというもの。園長のケットシーがプログラミングしたロボットが作る、お子さまランチの数々は、裏の思惑とは関係なくおいしそうに見える。

「ごはんは笑顔」は、本作のメッセージの一つだが、さまざまな事情で笑顔になれない人もいる。ケットシーもその一人で、闇落ちはしたものの根っからの悪人ではないことを、おいしそうなお子さまランチが語っている。テレビシリーズももうすぐ最終回を迎えるが、闇落ちしたジェダイのようなラスボスを、プリキュアが倒すのではなく救おうとする流れは、映画版をなぞっているように見える。

 食がテーマの本作に関連して、プリキュアファンという農林水産省の広報担当者が公式Twitter公式YouTubeチャンネルで本作を応援したことも話題になった。

公式サイト:https://2022.precure-movie.com/


第6位(11.5ポイント)

「パティシエさんとお嬢さん」のケーキ

おいしそう度★★★★★  作品との関連性★★★★★  作品の完成度★☆

 本連載第279回参照。SNS発の漫画を原作としたテレビドラマの続編となる劇場版。東京都国立市にある「パティスリー・シュバル」を舞台に、パティスリーのパティシエと女性客の、両思いなのにどちらからも告白できない“両片思い”を描いたラブストーリーである。そんな関係を打ち破るのは、会えなくなる状況の到来。しばしのすれ違いを経て再会した二人は……。

 パティシエが勝負をかけて作ったケーキの数々はどれもおいしそうで、観た後で洋菓子店に走りたくなる。そんな作品である。

公式サイト:https://www.tvk-yokohama.com/patissier_movie/


第5位(12.0ポイント)

「サバカン SABAKAN」のサバカンずし

おいしそう度★★★★  作品との関連性★★★★  作品の完成度★★★★

 本連載第286回参照。1986年の長崎県西彼杵郡長与町を舞台に、金沢知樹監督が自らの体験をもとにした小説を映画化。小学五年生のヒサちゃんとタケちゃんが、イルカを見るために山を越え、海の沖に浮かぶブーメラン島を目指す冒険を、成人して小説家になった現在のヒサちゃんが回想する形で描いている。

 この冒険の後でタケちゃんがヒサちゃんに振舞ったサバカンずしの記憶が、サバの缶詰を見て呼び起される。後になって食べてみると驚くこともないものだったとしても、子供の頃に食べたもののおいしい記憶は、いつまでも残るという例である。

公式サイト:https://sabakan-movie.com/


第4位(12.5ポイント)

「ハケンアニメ!」のエクレア

おいしそう度★★★★☆  作品との関連性★★★★  作品の完成度★★★★

 直木賞作家、辻村深月の小説を原作とした吉野耕平監督作品。土曜5時枠の同じ時間帯に放映される2本のアニメ作品の制作現場を舞台に、どちらが勝つか=覇権を取れるかでしのぎを削る様を描いたバックステージものである。

 2本のアニメとは、地方公務員出身という異色の新人、斎藤瞳(吉岡里帆)が監督を務める、トウケイ動画制作のロボットアニメ「サウンドバック 奏の石」(通称サバク)と、瞳がアニメ監督を目指す動機となったアニメ「光のヨスガ」を撮った天才監督、王子千晴(中村倫也)の復帰作となる、スタジオえっじ制作の魔法少女アニメ「運命戦線リデルライト」(通称リデル)。

 二人の監督は、共にプレッシャーとストレスに押しつぶされそうになりながら制作を進めていく。そんな瞳の心情を表現するのに使われているのが、制作現場に差し入れられるコージーコーナーのエクレアの箱。仕事に没頭した後で、瞳がエクレアを取ろうとすると、箱は空になっているか、最後の一つを曲者プロデューサーの行城理(柄本佑)が取ってしまうかで、なかなか食べられない。帰りの電車でエクレアを食べようと突然思い立ち、コージーコーナーの店舗にダッシュするが、すでにシャッターは閉まっていて、瞳のストレスは癒されることがない。紆余曲折を経て、ようやく食べられると思ったその箱に何が入っていたかは、本編をご覧いただきたい。

 このエクレアと、制作進行出身のリデルのプロデューサー、有科香屋子(尾野真千子)が、王子監督の理想を実現するために、無理を頼んだ下請けプロダクションにふるまうおにぎりの温かさが、好対照をなしている。

 サバクとリデルは劇中の架空のアニメだが、それぞれ全12話分のシナリオが用意され、一流のスタッフと声優陣がついて作品にリアリティを与えている。また、ガンダムやエヴァンゲリオンなど、有名アニメの名セリフが引用されているのも楽しみの一つである。

公式サイト:https://haken-anime.jp/


第3位(13.0ポイント)

「川っぺりムコリッタ」のイカの黒作りごはん

おいしそう度★★★★☆  作品との関連性★★★★☆  作品の完成度★★★★

 本連載第288回参照。ごはん映画の名作「かもめ食堂」(2006、本連載第22回参照)の荻上直子監督と、フードスタイリストの飯島奈美が再びタッグを組んだ作品。

 富山県の港町の川沿いにある築50年の平屋建て木造アパート「ムコリッタ」を舞台に、近くの水産加工会社に職を得て引っ越してきた孤独な男、山田(松山ケンイチ)が、ユニークな隣人たちによって居場所を得ていく姿を描いている。

 山田の勤める水産加工会社で作っている特産品のイカの塩辛「イカの黒作り」を、初任給で買ったお米を炊飯器で炊いたご飯にのせて食べる様子がおいしそうで、これだけあればおかずはいらない感じだ。この粗食と、隣人の溝口(吉岡秀隆)が墓石販売で得たお金で買ったすき焼きのゴージャスさが、コントラストを描き出している。

公式サイト:https://kawa-movie.jp/


第2位(13.5ポイント)

「土を喰らう十二カ月」の精進料理

おいしそう度★★★★★  作品との関連性★★★★★  作品の完成度★★★☆

 本連載第294回参照。水上勉のエッセー「土を喰う日々 ―わが精進十二カ月―」(1978)を原案にした中江裕司監督作品。舞台を現代の信州に置き換え、主人公の小説家、ツトムを沢田研二が演じている。

 原案のエッセーに記された二十四節気の精進料理は、今回が映画初参加となる料理研究家・土井善晴によるもの。一汁一菜を提唱する土井の料理と精進料理には親和性があり、器のよさと相まって、肉や魚の不在を感じさせない。本作での精進料理の晴れ舞台は、亡き妻の母が亡くなった通夜ぶるまいのシーン。ツトムが胡麻豆腐を手際よく用意していく様子が小気味よい。

公式サイト:https://tsuchiwokurau12.jp/


第1位(14.0ポイント)

「劇場版 おいしい給食 卒業」の卒業祝給食

おいしそう度★★★★★  作品との関連性★★★★★  作品の完成度★★★★

「劇場版 おいしい給食 卒業」の卒業祝給食。米飯、カレー、ハンバーグ、「祝」のナルトが乗ったワカメスープ、牛乳、ミルメーク、デザートは苺ロールケーキというハレのメニューである。
「劇場版 おいしい給食 卒業」の卒業祝給食。米飯、カレー、ハンバーグ、「祝」のナルトが乗ったワカメスープ、牛乳、ミルメーク、デザートは苺ロールケーキというハレのメニューである。

 本連載第280回参照。テレビドラマ「おいしい給食season1」(2019)と「劇場版 おいしい給食 Final Battle」(2020、本連載第232回参照)の2年後を描いたテレビドラマ「おいしい給食 season2」(2021)の完結編となる劇場版。

 新しい赴任先、黍名子きびなご中学校で再会した3年1組の担任、甘利田先生(市原隼人)と“宿命のライバル”神野ゴウ(佐藤大志)が、相変わらずの給食バトルを繰り広げる。そんな中、甘利田の天敵、教育委員会の海坊主こと鏑木(直江喜一)が、給食センターの「健康増進献立計画」を盾に、給食の平和を脅かしにかかる。これに対し、甘利田とゴウのとった行動とは……。

 本作のクライマックスは、卒業式当日の最後の給食。ハンバーグ、カレー、ライスに「祝」のナルトが乗ったワカメスープ、牛乳、ミルメークにデザートは苺ロールケーキと、フィナーレに相応しいハレのメニューになっている。

公式サイト:https://oishi-kyushoku2-movie.com/


おわりに

 2022年はゴダールが死去した年として記憶されるだろう。その昨今、Youtube動画やTikTok動画の台頭、ファスト動画などの違法行為の蔓延、タイパ(タイムパフォーマンス)を求めての映画の高速視聴など、映画は危機的状態にあると思えるのは筆者だけではあるまい。

 早食いが胃腸に負担をかけ、肥満、糖尿病、虫歯などの健康リスクが高まるように、高速視聴は、折角の贅沢な時間をドブに捨てていることを肝に銘じるべきである。ごはんはよく噛んで、ゆっくり食べるのが理想。ごはん映画ぐらいは、ゆっくり味わって観る心の余裕が欲しいところである。

●2022年度ごはん映画ベスト10〈邦画編〉

順位タイトルおいしそう度作品との関連性作品の完成度合計
1「劇場版 おいしい給食 卒業」の卒業祝給食★★★★★★★★★★★★★★14.0
2「土を喰らう十二カ月」の精進料理★★★★★★★★★★★★★☆13.5
3「川っぺりムコリッタ」のイカの黒作りごはん★★★★☆★★★★☆★★★★13.0
4「ハケンアニメ!」のエクレア★★★★☆★★★★★★★★12.5
5「サバカン SABAKAN」のサバカンずし★★★★★★★★★★★★12.0
6「パティシエさんとお嬢さん」のケーキ★★★★★★★★★★★☆11.5
7「映画デリシャスパーティー♡プリキュア 夢みる♡お子さまランチ!」のお子さまランチ★★★★★★★★★★★11.0
8「Vin Japonais The Story of NIHON WINE」の日本ワイン★★★★★★★★★★☆10.5
9「吟ずる者たち」の追花心★★★★★★★★★★10.0
10「シン・ウルトラマン」の居酒屋会談★★★★★★★★★☆9.5
★=1.0点 ☆=0.5点

【劇場版 おいしい給食 卒業】

公式サイト
https://oishi-kyushoku2-movie.com/
作品基本データ
製作国:日本
製作年:2022年
公開年月日:2022年5月13日
上映時間:104分
製作会社:「おいしい給食」製作委員会(企画:AMGエンタテインメント/制作プロダクション:メディアンド)
配給:AMGエンタテインメント(配給協力:REGENTS)
カラー/サイズ:カラー/16:9
スタッフ
監督:綾部真弥
企画・脚本:永森裕二
製作総指揮:吉田尚剛
プロデューサー:岩淵規
撮影:小島悠介
美術:伊藤悟
小道具:千葉彩加
音楽:沢田ヒロユキ・ペイズリィ
主題歌:鶴魁道 feat.Ayaki
録音:井家眞紀夫
整音:田中俊
効果:佐藤祥子
照明:藤森玄一郎
編集:岩切裕一
衣裳:小磯和代
ヘアメイク:遠藤一明
グレーディング:河野文香
ポスプロ・マネージャー:豊里泰宏
制作担当:田山雅也
助監督:阿部満良
フードスタイリスト:松井あゆこ
キャスト
甘利田幸男:市原隼人
宗方早苗:土村芳
神野ゴウ:佐藤大志
真野浩太:勇翔
牧野文枝:いとうまい子
鏑木:直江喜一
お春:木野花
箕輪光蔵:酒井敏也
皆川佐和子:山崎玲奈
真田幸助:田村侑久
四方田岳:登坂淳一

(参考文献:KINENOTE)


【土を喰らう十二ヵ月】

公式サイト
https://tsuchiwokurau12.jp/
作品基本データ
製作国:日本
製作年:2022年
公開年月日:2022年11月11日
上映時間:111分
製作会社:『土を喰らう十二ヵ月』製作委員会
配給:日活
カラー/サイズ:カラー/ヨーロピアン・ビスタ(1:1.66)
スタッフ
監督・脚本:中江裕司
原案:水上勉
音楽:大友良英
料理:土井善晴
キャスト
ツトム:沢田研二
真知子:松たか子
美香:西田尚美
隆:尾美としのり
写真屋:瀧川鯉八
文子:檀ふみ
大工:火野正平
チエ:奈良岡朋子

(参考文献:KINENOTE)


【川っぺりムコリッタ】

公式サイト
https://kawa-movie.jp/
作品基本データ
製作国:日本
製作年:2021年
公開年月日:2022年9月16日
上映時間:120分
製作会社:『川っぺりムコリッタ』製作委員会(製作幹事:KADOKAWA、朝日新聞社/制作プロダクション:RIKIプロジェクト)
配給:KADOKAWA
カラー/サイズ:カラー/シネマ・スコープ(1:2.35)
スタッフ
監督・脚本・原作:荻上直子
企画プロデュース:水上繁雄、飯田雅裕
製作:堀内大示、五老剛、多湖慎一、中西一雄、益田祐美子、亀山暢央、竹内力、五十嵐淳之、鈴木貴幸、川村岬、中西修、駒澤信雄
プロデューサー:野副亮子、永井拓郎、堀慎太郎
共同プロデューサー:成瀬保則、神保友香
撮影監督:安藤広樹
美術:富田麻友美
装飾:山崎悠里
音楽:パスカルズ
録音:池田雅樹
整音:瀬川徹夫
音響効果:大河原将
照明:重黒木誠
編集:普嶋信一
スタイリスト:堀越絹衣
衣裳:村上利香
ヘアメイク:須田理恵
制作担当:鳥越道昭
助監督:藤森圭太郎
スクリプター:天池芳美
VFX:古橋由衣
フードスタイリスト:飯島奈美
キャスト
山田たけし:松山ケンイチ
島田幸三:ムロツヨシ
南詩織:満島ひかり
溝口健一:吉岡秀隆
中島:江口のりこ
ガンちゃん(岩田):黒田大輔
ホームレス:知久寿焼
溝口洋一:北村光授
南カヨコ:松島羽那
堤下靖男:柄本佑
大橋:田中美佐子
「いのちの電話」の相談員:薬師丸ひろ子
タクシー運転手:笹野高史
沢田:緒形直人

(参考文献:KINENOTE)


【ハケンアニメ!】

公式サイト
https://haken-anime.jp/
作品基本データ
製作国:日本
製作年:2022年
公開年月日:2022年5月20日
上映時間:129分
製作会社:「ハケンアニメ!」製作委員会(製作プロダクション:東映東京撮影所)
配給:東映
カラー/サイズ:カラー/シネマ・スコープ(1:2.35)
スタッフ
監督:吉野耕平
脚本:政池洋佑
原作:辻村深月
企画プロデュース:須藤泰司
プロダクション統括:木次谷良助
製作:木村光仁、高木勝裕、鷲見貴彦、與田尚志、中野伸二、鉄尾周一、岡徳康
プロデューサー:高橋直也、木村麻紀
アニメ監修:梅澤淳稔
撮影:清久素延
美術:神田諭
装飾:神戸信次
音楽:池頼広
音楽プロデューサー:津島玄一
主題歌:ジェニーハイ
録音:赤澤靖大
音響効果:勝亦さくら
照明:三善章誉
編集:上野聡一
衣裳:遠藤良樹
ヘアーメイク:細倉明日歌
キャスティングプロデューサー:福岡康裕
ラインプロデューサー:石川貴博
アシスタントプロデューサー:北岡睦己
俳優担当:林まゆみ
制作担当:曽根晋、関浩紀
助監督:木ノ本豪
スクリプター:渡邉あゆみ
VFXプロデューサー:井上浩正、山田彩友美
宣伝プロデューサー:笹田文代、吉田旅人
キャスト
斎藤瞳:吉岡里帆
王子千晴:中村倫也
行城理:柄本佑
有科香屋子:尾野真千子
宗森周平:工藤阿須加
並澤和奈:小野花梨
群野葵:高野麻里佳
根岸:前野朋哉
河村 :矢柴俊博
白井:新谷真弓
田口:松角洋平
逢里哲哉:水間ロン
アニメショップ店員:前原滉
星:みのすけ
越谷:古舘寛治
前山田:徳井優
関:六角精児

(参考文献:KINENOTE)


【サバカン SABAKAN】

公式サイト
https://sabakan-movie.com/
作品基本データ
製作国:日本
製作年:2022年
公開年月日:2022年8月19日
上映時間:96分
製作会社:CULEN、ギークサイト(制作プロダクション:ギークサイト)
配給:キノフィルムズ
カラー/サイズ:カラー/アメリカンビスタ(1:1.85)
スタッフ
監督:金沢知樹
脚本:金沢知樹、萩森淳
エグゼクティブプロデューサー:飯島三智、小佐野保
プロデューサー:佐藤満、高橋潤
撮影:菅祐輔
美術:岡田拓也
装飾:佐藤孝之
音楽:大島ミチル
音楽プロデューサー:丸橋光太郎
録音:田辺正晴
照明:渡邊大和
編集:河野斉彦
衣裳:松下麗子
スタイリスト:細見佳代
ヘアメイク:永嶋麻子
ラインプロデューサー:福田智穂
制作担当:林みのる
監督補:小川弾
助監督:新谷和弥人
スクリプター:外川恵美子
キャスト
久田孝明(子供時代):番家一路
竹本健次:原田琥之佑
久田良子:尾野真千子
久田広重:竹原ピストル
竹本雅代:貫地谷しほり
久田孝明:草彅剛
内田のじじい:岩松了
弥生:村川絵梨
亜子:福地桃子
大内田健夫:ゴリけん
金山:八村倫太郎
由香:茅島みずき
宮田学:篠原篤
市川:泉澤祐希

(参考文献:KINENOTE)


【パティシエさんとお嬢さん】

公式サイト
https://www.tvk-yokohama.com/patissier_movie/
作品基本データ
製作国:日本
製作年:2022年
公開年月日:2022年5月6日
上映時間:96分
製作会社:「パティシエさんとお嬢さん」製作委員会(制作:ビデオプランニング)
配給:トリプルアップ
カラー/モノクロ:カラー
スタッフ
監督:古厩智之
脚本:蒲田子桃、古厩智之
原作:銀泥
企画協力:田中亮祐
製作:藤本鈴子、三木和史、山賀亮、坂井正徳、工藤雄介、島崎良一、鈴木大志、藤井友美子、松岡雄浩、藤村直己、松下幸生、若井聡一郎、濱田美佳
プロデューサー:上原大也、三木和史、小林智浩
撮影:下垣外純
美術装飾:遠藤雄一郎
音楽:MOKU
主題歌:りゅうと
録音:中村雅光
音響効果:橋本正明
照明:打矢祐規
編集:大重裕二
衣装:片柳利依子、手塚勇
ヘアメイク:大江一代
アシスタントプロデューサー:越智紗幸
キャスト
奥野丈士:崎山つばさ
波留芙美子:岡本夏美
功至:増田俊樹
波留耕作:横田龍儀
三笠亜紀:越智ゆらの
芙美子の母:古村比呂
帯刀稜:村井良大

(参考文献:KINENOTE)


【映画デリシャスパーティ♡プリキュア 夢みる♡お子さまランチ!】

公式サイト
https://2022.precure-movie.com/
作品基本データ
製作国:日本
製作年:2022年
公開年月日:2022年9月23日
上映時間:70分
製作会社:映画デリシャスパーティ♡プリキュア製作委員会:(東映アニメーション、東映、ABCアニメーション、バンダイ、ADKエモーションズ、マーベラス)
配給:東映
カラー/サイズ:カラー/アメリカンビスタ(1:1.85)
スタッフ
監督:座古明史
脚本:田中仁
原作:東堂いづみ
プロデューサー:村瀬亜季
総作画監督・キャラクターデザイン:松浦仁美
作画監督:廣中美佳
撮影監督:高橋賢司
美術監督:渡辺佳人
音楽:寺田志保
制作担当:星郁也
色彩設計:清田直美
キャスト(声の出演)
和実ゆい / キュアプレシャス:菱川花菜
芙羽ここね / キュアスパイシー:清水理沙
華満らん / キュアヤムヤム:井口裕香
菓彩あまね / キュアフィナーレ:茅野愛衣
コメコメ:高森奈津美
パムパム:日岡なつみ
メンメン:半場友恵
ローズマリー:前野智昭
品田拓海:内田雄馬
ケットシー:花江夏樹

(参考文献:KINENOTE)


【Vin Japonais】

公式サイト
https://minivin.jp/pages/vin-japonais
作品基本データ
製作国:日本
製作年:2022年
公開年月日:2022年11月25日
上映時間:147分
製作会社:CruX
カラー/サイズ:カラー/シネマ・スコープ(1:2.35)
スタッフ
監督・プロデューサー:NORIZO
スペシャルアドバイザー:西浦昌文
音楽制作:ryu-ya
キャスト
メインナビゲーター:フレデリック・カユエラ
スペシャルナビゲーター:フローラン・ダバディ

(参考文献:KINENOTE)


【吟ずる者たち】

公式サイト
https://ginzuru.com/
作品基本データ
製作国:日本
製作年:2021年
公開年月日:2022年3月25日
上映時間:115分
製作会社:ヴァンブック
配給:ヴァンブック
カラー/サイズ:カラー/アメリカンビスタ(1:1.85)
スタッフ
監督:油谷誠至
脚本:仁瀬由実、安井国穂、油谷誠至
プロデューサー:竹本克明
現地プロデューサー:古川康雄
音楽:南方裕里衣
主題歌:みやぎけいご
題字:熊谷哲心
キャスト
永峰明日香:比嘉愛未
永峰亮治:大和田獏
永峰敏江:丘みつ子
永峰和子:中村久美
永峰創太:奥村知史
立花志保:川上麻衣子
山中慎一:篠原篤
三浦仙三郎:中村俊介
三浦ソノ:戸田菜穂
三浦忠兵衛:渋谷天外
三浦マチ:ひろみどり
三浦直子:今井れん
三浦忠造:中尾暘樹
木村和平:山口良一
大八木正太郎:蛍雪次朗

(参考文献:KINENOTE)


【シン・ウルトラマン】

公式サイト
https://shin-ultraman.jp/
作品基本データ
製作国:日本
製作年:2021年
公開年月日:2022年5月13日
上映時間:112分
製作会社:円谷プロダクション、東宝、カラー(制作プロダクション:東宝映画、シネバザール)
配給:東宝
カラー/サイズ:カラー/シネマ・スコープ(1:2.35)
スタッフ
監督:樋口真嗣
原作監修:隠田雅浩
企画・脚本:庵野秀明
エグゼクティブプロデューサー:臼井央、黒澤桂
プロダクション統括:會田望
製作:塚越隆行、市川南、庵野秀明
共同製作:松岡宏泰、緒方智幸、永竹正幸
製作代表:山本英俊
プロデューサー:和田倉和利、青木竹彦、西野智也、川島正規
デザイン:前田真宏、山下いくと
撮影:市川修、鈴木啓造
装置設計:郡司英雄
美術:林田裕至、佐久嶋依里
装飾:坂本朗、田口貴久
音楽:鷺巣詩郎
音楽スーパーバイザー:島居理恵
音楽プロデューサー:北原京子
主題歌:米津玄師
録音:田中博信
整音:山田陽
音響効果:野口透
照明:吉角荘介
編集:栗原洋平、庵野秀明
スタイリスト:伊賀大介
ヘアメイク:外丸愛
ポストプロダクションスーパーバイザー:上田倫人
カラーグレーダー:齋藤精二
キャスティング:杉野剛
協力プロデューサー:山内章弘
ラインプロデューサー:森賢正
製作担当:岩谷浩
准監督:尾上克郎
副監督:轟木一騎
監督補:摩砂雪
助監督:中山権正
スクリプター:田口良子
VFXスーパーバイザー:佐藤敦紀
VFXプロデューサー:井上浩正、大野昌代
アニメーションスーパーバイザー:熊本周平
宣伝プロデューサー:中西藍
キャスト
神永新二:斎藤工
浅見弘子:長澤まさみ
田村君男:西島秀俊
滝明久:有岡大貴
船縁由美:早見あかり
宗像龍彦:田中哲司
メフィラス:山本耕史
小室肇:岩松了
大隈泰司:嶋田久作
狩場邦彦:益岡徹
早坂:長塚圭史
中西誠一:山崎一
加賀美:和田聰宏
政府の男:竹野内豊
ザラブ(声):津田健次郎
ウルトラマン(声):高橋一生
ゾーフィ(声):山寺宏一

(参考文献:KINENOTE)

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映画ウォッチャー 埼玉県出身。子供のころからSF映画が好きで、高校時代にキューブリックの「2001年宇宙の旅」を観たところ、モノリスに遭遇したサルの如く芸術映画に目覚め、国・ジャンルを問わない“雑食系映画ファン”となる。20~30代の一般に“青春”と呼ばれる貴重な時をTV・映画撮影現場の小道具係として捧げるが、「映画は見ているうちが天国、作るのは地獄」という現実を嫌というほど思い知らされ、食関連分野の月刊誌の編集者に転向。現在は各種出版物やITメディアを制作する会社で働きながら年間鑑賞本数1,000本以上という“映画中毒生活”を続ける“ダメ中年”である。第5回・第7回・第8回の計3回、キネマ旬報社主催の映画検定1級試験に合格。第5回・第6回の田辺・弁慶映画祭の映画検定審査員も務めた。