科学・法令 地方分権一括法下の国と自治体の責務 2011年2月28日 高木正雄 地方分権一括法(2000年施行)で地方分権が進んでいるにもかかわらず、食品衛生や家畜伝染病対策等に関する事務や責任が国のものと誤解されている例が多い。相手を間違えた意見や報道は力を発揮せず、混乱のもとにもなっている。
技と絆でひらく 鰯の頭も信心から 2011年2月25日 奥井俊史 売上げの伸びないハーレーダビッドソンのブランドを建て直し、日本で最も売れるオートバイに返り咲かせた立役者、アンクル・アウルこと奥井俊史氏が、食ビジネスを新しい視点で観察し、提言します。今回はよいものと信じる心とコストの釣り合いを考える話題をお届けします。
土を知る、土を使う 現代の農作物と土壌(2) 2011年2月24日 関祐二 “農芸化学の父”リービッヒと、日本で農家に直接肥料設計と指導を行った宮沢賢治の二人の架空の対談で、現代の農作物と土壌の関係を概観します。前回に続いて、今回はこれからの土壌知識の活用に踏み込んでいきます。
土を知る、土を使う 現代の農作物と土壌(1) 2011年2月23日 関祐二 作物として育てられる植物のほとんどは、土に根を張って育ちます。ですから、農作物という食材と土壌は密接な関係にあると見ていいでしょう。そこで、現代の農作物と土壌の関係を概観したいと思います。
農林・水産 バイオ作物懇話会が「遺伝子組換え作物の研究開発と野外栽培試験に関する署名」を募集 2011年2月22日 FWJニュースデスク バイオ作物懇話会(事務局宮崎市・長友勝利代表)は、「遺伝子組換え作物の研究開発と野外栽培試験に関する署名」を集める活動を行っている。宮崎大学で行われている遺伝子組換えワタの隔離試験栽培に対する反対運動に対して、生産者、研究者、消費者、遺伝子組換え技術に携わる企業等の要望を伝える考え。3月10日を目処にとりまとめ、宮崎県に提出する。
農林・水産 「冷めるとおいしい米」宮城県の民間育種家が開発 2011年2月21日 FWJニュースデスク 宮城県の育種家平塚静隆氏は、このほど「冷めるとおいしい米」を開発した。人工交配・選抜による育種で、冷めて時間が経つほどに甘みを増し、味がよくなるのが特徴。用途としておにぎり、弁当、粥を想定し、栽培農家と需要者を順次開拓していく。
マーチャンダイザーの開発メモ コーヒー相場高騰の中、仕入れ価格ダウンを実現 2011年2月18日 今井久 ファストフードチェーンの現役マーチャンダイザーが、最新の話題から仕入れ、商品開発の苦労と面白さを語ります。
技と絆でひらく 自動車燃料としてのエタノール大量生産と食糧問題 2011年2月17日 奥井俊史 縮小する市場、競争相手は巨大企業、超高価格、信頼性なし、見えない販売の現場――五重苦に悩まされていた、日本における米国製オートバイ「ハーレーダビッドソン」。そのブランドを建て直し、日本で最も売れるオートバイに返り咲かせた立役者、アンクル・アウルこと奥井俊史氏が、食ビジネスを新しい視点で観察し、提言します。
土を知る、土を使う 土と日本人 2011年2月16日 関祐二 ひとくちに「土」と言っても、そのありさまは土地によって多様であり、メカニズムも複雑です。そのため「土」はつかみどころのないものと思われがちです。しかし、実際の土壌に触れて、その特性と能力を見極め、適切な利用や対処法を決めるための知識と方法があります。印象や感覚ではなく、科学的なアプローチで、「土の力」「土作り」を考えましょう。
お知らせ ごあいさつに代えて――FoodWatchJapanは食の知識、技術を伝え、新しい食産業のお役に立ちます 2011年2月16日 FWJ編集部 近年、技術革新によって簡単に取り扱える機器や食品が普及したため、誰もが食ビジネスに参入しやすくなっている。しかしその恩恵の一方、技術、知識レベルの低下を招いてもいる。独自の価値を打ち出すマーケティングもしづらくなり、それが非科学的な宣伝等が氾濫する背景にもなっている。食ビジネスは、技術の進歩に伴って、携わる人々の知識、技術、美意識、愛情のレベルを高める努力をしていく必要がある。 世の中は年々、そ […]