土を知る、土を使う

作物の栄養(15)微量要素(1)

微量要素は、窒素、リン酸、カリに比べると、植物が吸収する量は遙かに少ない。しかし、その欠乏/過剰による障害は、作物の仕上がりや形に大きく影響を及ぼす。とは言え、どの微量要素が欠乏ないし過剰の状態であるかを観察で見きわめることは難しい。
プラウ(洋鋤)
土を知る、土を使う

栽培現場ごとの土の事情(4)露地畑(2)

栽培現場を7つに分類して説明する (1) 育苗培土(野菜苗を中心に) (2) 固形培地によるハウス栽培 (3) ハウスでの地床栽培 (4) 露地畑 (5) 水田での水稲 (6) 水田からの転作 (7) 海外での農業 農業生産を行う現場を7つに分類し、それぞれについて、土のあり方と栽培の実際について説明している。露地畑の2回目は、いわゆる“連作障害”が起こる理由を考える。
食品安全情報(化学物質)

食品安全情報(化学物質)No.21(2011.10.19)

国立医薬品食品衛生研究所が月2回発表している「食品安全情報」(化学物質)。今号は、米国と韓国が減塩への取り組みを強化、ビタミンE過剰摂取で前立腺がんリスク増の報告、低用量域での発がん物質のリスク評価方法の提案、などが注目の話題だ。
土を知る、土を使う

栽培現場ごとの土の事情(3)ハウスでの地床栽培(2)

栽培現場を7つに分類して説明する (1) 育苗培土(野菜苗を中心に) (2) 固形培地によるハウス栽培 (3) ハウスでの地床栽培 (4) 露地畑 (5) 水田での水稲 (6) 水田からの転作 (7) 海外での農業 農業生産を行う現場を7つに分類し、それぞれについて、土のあり方と栽培の実際について説明している。ハウスで覆った圃場には何が起こるのか。「施設園芸では土壌消毒が必須」と言われるのはなぜか […]
食品安全情報(化学物質)

食品安全情報(化学物質)No.15(2011.07.27)

国立医薬品食品衛生研究所が月2回発表している「食品安全情報」(化学物質)No.15(2011.07.27)で注目の話題は、バイテク由来食品の表示は各国が自由に、低濃度化学物質のリスク評価、ステビオール配糖体の食品添加物認可、などだ。
食品安全情報(化学物質)

食品安全情報(化学物質)No.12(2011.06.15)

国立医薬品食品衛生研究所が月2回発表している「食品安全情報」(化学物質)は、食品の安全性に関する国際機関や各国公的機関等の最新情報を提供している。本欄では、実際にその情報収集・執筆を担当している研究官に、FoodWatchJapan読者へのおすすめの記事を紹介してもらう。No.12(2011.06.15)の注目キーワードは、台湾産製品の「起雲劑」騒動続く、水産関係者必見のHACCPガイド、オースト […]
土を知る、土を使う

作物の栄養と土の成分の関係は

ヒトの栄養を考える手がかりとして、学校では「6つの食品群」というものを教わったと思います。それと似たように、植物については「植物の3大栄養素」というものを習うものです。窒素、リン酸、カリ(カリウム)の3つです。ところが、私のこれまでの連載では、窒素、リン酸、カリがさっぱり出てきません。そのかわり、石灰、苦土、カリ、つまりカルシウム、マグネシウム、カリウムという成分の話を繰り返しています。きっと「一 […]
食品安全情報(化学物質)

食品安全情報(化学物質)No.11(2011.06.01)

国立医薬品食品衛生研究所が月2回発表している「食品安全情報」(化学物質)は、食品の安全性に関する国際機関や各国公的機関等の最新情報を提供している。本欄では、実際にその情報収集・執筆を担当している研究官に、FoodWatchJapan読者へのおすすめの記事を紹介してもらう。No.11(2011.06.01)の注目キーワードは、フタル酸ジエチルヘキシル(DEHP)、内分泌攪乱物質の規制上の定義、オート […]
食品安全情報(化学物質)

食品安全情報(化学物質)No.09(2011.05.02)

国立医薬品食品衛生研究所が月2回発表している「食品安全情報」(化学物質)は、食品の安全性に関する国際機関や各国公的機関等の最新情報を提供している。本欄では、実際にその情報収集・執筆を担当している研究官に、FoodWatchJapan読者へのおすすめの記事を紹介してもらう。No.09(2011.05.02)の注目キーワードは、タバコ、運動、飲酒、食生活、そしてハーブを原料とする治療薬の登録制、などだ […]
食品安全情報(化学物質)

食品安全情報(化学物質)No.07(2011.04.06)

国立医薬品食品衛生研究所が月2回発表している「食品安全情報」(化学物質)は、食品の安全性に関する国際機関や各国公的機関等の最新情報を提供している。本欄では、実際にその情報収集・執筆を担当している研究官に、FoodWatchJapan読者へのおすすめの記事を紹介してもらう。No.07(2011.04.06)の注目キーワードは、原子力発電所、ハロゲン化ダイオキシン、カロリー表示、FDAのリコール強制権 […]
リービッヒ(左)と宮沢賢治
土を知る、土を使う

現代の農作物と土壌(1)

作物として育てられる植物のほとんどは、土に根を張って育ちます。ですから、農作物という食材と土壌は密接な関係にあると見ていいでしょう。そこで、現代の農作物と土壌の関係を概観したいと思います。
うねやま研究室

英国におけるオーガニック・パニック

英国食品基準庁(FSA)は2009年7月29日、オーガニック(有機認証)食品の栄養価と健康影響についての科学的根拠を吟味したレビューを発表しました。通常農法による食品と比較して、オーガニック食品の栄養学的優位性は認められず、健康影響についても特に良い影響があるとは言えない、というのが結論でした。そして最も重要なことは、有機食品が優れていることを証明しようとして行われた数多くの研究のほとんどの質があ […]