製造・物流

2012年食の10大ニュース[1]

迷走民主党政治に終止符 放射線新基準の導入 穀物価格の再高騰 ノロウイルス他、食中毒頻発 新食品表示制度の要点公開 牛レバーの生食用販売・提供の禁止 パンの消費額がコメを逆転 BSE検査基準に見直しの動き トクホの「メッツ コーラ」販売絶好調 うなぎ問題に注目
食品安全情報(微生物)

オーストラリアで中国産香辛料回収

国立医薬品食品衛生研究所は、食品安全情報(微生物)No.25(2012.12.12)を発表した。オーストラリアでは中国産香辛料製品がサルモネラ汚染のため回収されている。WHOは微生物汚染を低減するための野菜・果物栽培のマニュアルを発表した。EFSAは、欧州連合(EU)域内の食品安全システムにおける同機関の役割をまとめた小冊子を発行した。FSISは家禽製品製造業者の食品安全計画改善について新しい施策 […]
食品安全情報(微生物)

食品安全近代化法による登録抹消権限を初行使

国立医薬品食品衛生研究所は、食品安全情報(微生物)No.24(2012.11.28)を発表した。FDAはピーナッツバターに関連するサルモネラ感染で、メーカーの食品関連施設登録を一時的に抹消した。カナダでは、大腸菌O157感染症患者が18名と報告された。BfR(ドイツ)は、乳児用粉ミルクの調乳に関する推奨事項を発表している。
食品安全情報(微生物)

O157汚染の可能性でサラダ回収

国立医薬品食品衛生研究所は、食品安全情報(微生物)No.23(2012.11.14)を発表した。US FDAはO157汚染の可能性のあるサラダの製品回収を、USDA FSISは牛の扁桃の付いたタンの回収を発表した。英国下院の環境・食料・農村地域(EFRA)委員会はDSM(desinewed meat)の製造停止・ラベル変更についての報告書を提出し、政府が対応した。
食品安全情報(微生物)

手洗いで小児の下痢症と呼吸器感染症予防

国立医薬品食品衛生研究所は、食品安全情報(微生物)No.22(2012.10.31)を発表した。PAHOとWHO手洗い奨励のための官民パートナーシップ(PPPHW)と協力して「世界手洗いデー」記念行事を開催した。USDA FSISは、一般消費者が食肉や卵製品等に関する問題を報告できる電子フォームを発表した。
食品安全情報(化学物質)

セラリーニ論文はデータ不足

国立医薬品食品衛生研究所は、食品安全情報(化学物質)No.21(2012.10.17)を発表した。フランスでは先にグリホサート含有製品およびGMトウモロコシの混餌投与が齧歯類に有害とする発表がされたが、欧州食品安全機関(EFSA)はじめ複数国の研究機関から疑義が呈されている。英国食品基準庁(FSA)はカクテル中の液体窒素に警告を発した。BfRシンポジウム「危機対応と危機予防」のプレゼン概要が発表さ […]
食品安全情報(微生物)

ドイツで史上最大の食品由来胃腸疾患

国立医薬品食品衛生研究所は、食品安全情報(微生物)No.21(2012.10.17)を発表した。ドイツでは9月下旬に史上最大規模の食品由来胃腸疾患アウトブレイクが発生。冷凍イチゴが感染源である可能性が高く、冷凍イチゴ検体と患者からノロウイルスを検出している。一方、カナダ食品検査庁(CFIA)は食品の病原細菌汚染状況の調査結果を発表。トマトとカンタロープからの検出はなかった。
食品安全情報(微生物)

カナダ産牛肉でO157:H7検出

国立医薬品食品衛生研究所は、食品安全情報(微生物)No.20(2012.10.03)を発表した。カナダ産牛肉でO157が検出され、工場の管理対策と検査手順に逸脱があったことが指摘されている。米国ではピーナッツバター由来が疑われるサルモネラ感染が発生している。英国ACMSFは食品からのトキソプラズマ感染を重視し、調査を進める提案を行っている。
食品安全情報(化学物質)

サプリによるビタミンA過剰

国立医薬品食品衛生研究所は、食品安全情報(化学物質)No.19(2012.09.19)を発表した。ヨーロッパがん観測所(ECO)Webサイトが開設された。米国国立衛生研究所ダイエタリーサプリメント局は、ビタミンAに関するファクトシートを公表した。オーストラリア・ニュージーランド食品基準局(FSANZ)は、日本産食品への検査とオーストラリア放射線防護機関の助言を取り入れて、農業漁業林業省(DAFF) […]
食品安全情報(微生物)

リコッタサラータ関連のリステリア

国立医薬品食品衛生研究所は、食品安全情報(微生物)No.19(2012.09.19)を発表した。米国ではリコッタサラータチーズによるリステリア感染アウトブレイクが発生している。英国では、牛肉の積送品における牛海綿状脳症(BSE)管理対策違反が報告された。
食品安全情報(微生物)

マンゴー関連のサルモネラ感染

国立医薬品食品衛生研究所は、食品安全情報(微生物)No.18(2012.09.05)を発表した。アメリカとカナダで発生しているサルモネラ感染で、メキシコ産マンゴーが感染源と見られている。USDA FSISとFDAは、高齢者、妊婦、各種疾病患者のための食品安全に関する小冊子を作成した。USDA FSISはまた、食品と水の病原体リスクから消費者を保護するための新しいツールを発表した。
食品安全情報(微生物)

米国のBSE疫学調査の最終報告

国立医薬品食品衛生研究所は、食品安全情報(微生物)No.17(2012.08.22)を発表した。USDA APHISは、今年4月米国で検出されたBSEについての最終報告を発表した。米国複数州のサルモネラのアウトブレイクの感染源がマスクメロンの一種である可能性が高いことがわかった。また米国では豚インフルエンザの感染者が増加している。アイルランドでは、今年上半期のベロ毒素産生性大腸菌感染届出数が増加し […]
食品安全情報(化学物質)

EFSAの新興リスク特定法

国立医薬品食品衛生研究所は、食品安全情報(化学物質)No.16(2012.08.08)を発表した。 EFSAは新興リスク特定プロセスに関する報告書を発表した。また、農薬の代謝物のリスク評価に用いる動物を最少化するため、毒性学的懸念の閾値を設ける意見を発表した。
食品安全情報(微生物)

豚インフルエンザ感染患者が増加

国立医薬品食品衛生研究所は、食品安全情報(微生物)No.16(2012.08.08)を発表した。米国での豚インフルエンザ患者は12人増えて、累積29人となった。英国ではイタリア産オリーブ製品からボツリヌス毒素を検出した。