「日本は呼んでいる」を待望する

[215]ごはん映画ベスト10 2019年 洋画編

年末の恒例企画、年間1,000本近くの鑑賞本数を誇る私rightwideが、今年公開された映画の中から印象的な食べ物や飲み物が出てきた作品を厳選したベスト10を発表する。まずは洋画編から。

2019年1月1日~2018年12月31日に公開(公開予定)の洋画で、

  • 食べ物や飲み物の「おいしそう度」
  • 食べ物や飲み物の作品内容への関連性
  • 作品自体の完成度

の3点を加味して選定した。

●2019年度ごはん映画ベスト10〈洋画編〉

★=1.0点 ☆=0.5点
順位タイトルおいしそう度作品との関連性作品の完成度合計
1「スペインは呼んでいる」のグルメトリップ★★★★☆★★★★☆★★★★☆13.5
2「リトルフォレスト 春夏秋冬」の折々の味覚★★★★★★★★★☆★★★☆13.0
3「アダムズ・アップル」のアップルケーキ★★★★★★★★★★★★☆12.5
4「ガーンジー島の読書会の秘密」のローストポークと“ポテトピールパイ”★★★☆★★★★★★★★☆12.0
5「トスカーナの幸せレシピ」のティンバッロ★★★★★★★★★★★☆11.5
6「ジョージア、ワインが生まれたところ」のクヴェヴリワイン★★★★★★★★★★★11.0
7「ハッピーシェフ 恋するライバル」のピザ戦争★★★★★★★★★★☆10.5
8「お料理帖~息子に遺す記憶のレシピ~」の“家のご飯”★★★★★★★★★★10.0
9「テルアビブ・オン・ファイア」のフムス★★★★★★★★★☆9.5
10「レディ・マエストロ」の中華弁当とタマネギ★★★★★★★★★9.0

第10位

「レディ・マエストロ」の中華弁当とタマネギ

「女性は指揮者になれない」と言われていた1930年にベルリン・フィル管弦楽団で指揮者デビューを飾り、女性指揮者のパイオニアとなったアントニア・ブリコの伝記映画である。

 ただの音楽映画かと思いきや、キーフードが二つ。一つは本連載第178回で取り上げたオイスターペイルの中華弁当である。1920年代のニューヨークやベルリンにチャイナタウンが存在したことは承知していたが、アントニア(クリスタン・デ・ブラーン)のお気に入りとして時代考証が怪しいこの弁当が登場したことに驚かされた。

 もっともこれには演出意図があり、貧しいオランダ移民の家で育ち、コンサートホールの案内係をしながら登壇する指揮者のテクニックを盗み見て指揮を学んでいたアントニアが、演奏中で誰もいない化粧室で箸をタクト代わりに指揮の練習をしていたところを、後に恋仲となるフランク(ベンジャミン・ウェインライト)に見られてしまうシーンに生きている。

 もう一つはタマネギだ。アントニアの音楽活動をよく思っていない養母(アネット・マレアブ)がアントニアが苦手なタマネギ切りを繰り返し命じるシーンは、“普通の女性”の役割を押し付けようとする世間一般の風潮を示している。そして指揮者修業中のアントニアをベルリンまで追いかけてきたフランクに、自分と音楽のどちらを取るか選択を迫られるレストランのシーンで、アントニアがすすったオニオンスープは、枠にとらわれない生き方をするというアントニアの決意を示すものだ。

公式サイト:http://ladymaestro.com/

第9位

「テルアビブ・オン・ファイア」のフムス

 エルサレムに住むパレスチナ人サラーム(カイス・ナシェフ)は、毎日検問所を通ってヨルダン川西岸地区のラッマーラにあるテレビ局に通い、1967年の第3次中東戦争を背景としたスパイメロドラマ「テルアビブ・オン・ファイア」のヘブライ語言語指導を担当していた。

 ところがある日、検問所のイスラエル軍司令官アッシ(ヤニブ・ビトン)に呼び止められ、所持していたドラマの台本を没収されてしまう。検問通過と引き換えにアッシのアイデアを入れるよう命じられるが、意外にもそのアイデアが採用されサラームは脚本家に出世することに。しかし結末を巡りパレスチナとイスラエルの板挟みになってしまうというコメディである。

 アッシが検問通過の条件としてもう一つ出したのが、うまいフムスを持って来ること。サラームが探し回った末に持って来た売れ残りの賞味期限切れフムスを最高だというアッシの味音痴ぶりが楽しい。

 サラームが知恵を絞った四方八方丸く収まるサプライズ結末は、未だに出口の見えない紛争を解決するヒントになるかも知れない。

公式サイト:http://www.at-e.co.jp/film/telavivonfire/

第8位

「お料理帖〜息子に遺す記憶のレシピ〜」の“家のご飯”

 女手一つで二人の子供を育て上げながら30年も続くそうざい店を切り盛りしてきた女性、エラン(イ・ジュシル)。「薬のようなそうざい」と評判で、がん患者やアトピー性皮膚炎の患者が遠くから買いに来るほど繁盛していたが、最近は物忘れがひどくなり病院で認知症と診断されてしまう。

 店をたたみ施設に入ることを決意したエラン。エランの息子ギュヒョン(イ・ジョンヒョク)は、店の後片付けをしていて一冊のノートを見つける。そこにつづられたレシピは、店のそうざいではなく家族一人ひとりに宛てた“家のご飯”のものだった。「ギュヒョンが飛び起きる粥」「へウォン(娘)が笑う餅」「ソユル(孫)のおにぎり」「憎い夫のサバのキムチ煮」と名前もユニークで、母の家族に対する想いが伝わってくる。

「犬どろぼう完全計画」(2014)のキム・ソンホ監督が実体験をもとに脚色したドラマで、説得力のある仕上がりになっている。

公式サイト:http://kioku-recipe-movie.com/

第7位

「ハッピーシェフ 恋するライバル」のピザ戦争

 ジュリア・ロバーツの娘エマ・ロバーツと、「スター・ウォーズ エピソード2 クローンの攻撃」(2002)と「スター・ウォーズ エピソード3 シスの復讐」(2005)でアナキン・スカイウォーカー(後のダース・ベーダー)を演じたヘイデン・クリステンセン主演のラブストーリー。

 原題の「LITTLE ITALY」が示すように、カナダ・トロントのイタリア移民街を舞台に隣同士のピザ屋の親・子・孫三代にわたる愛憎劇が展開する。

 秘伝のソースが自慢のアンジョリ家と、生地が得意なカンポリ家。両家はかつて共同でピザ屋を経営していたが、ピザコンテストでのある出来事が原因で袂を分かち、犬猿の仲になっている。

 フレンチシェフを目指しロンドンで修業中に一時帰国したアンジョリ家の孫娘ニッキー(ロバーツ)と、オリジナルの現代風ピザで自分の店を持つ夢を持ちながら家族のためにカンポリの店に留まっているレオ(クリステンセン)が対決する因縁のピザコンテストをクライマックスに、うまそうなピザが続々と登場する。

第6位

「ジョージア、ワインが生まれたところ」のクヴェヴリワイン

 今年はフード系ドキュメンタリーの公開が例年より少なかったが、本作は「映画で旅する自然派ワイン」と銘打った特集上映でフランス発の「ワイン・コーリング」(2008)と同時公開されたワインドキュメンタリーの一本である。

 新石器時代の紀元前6000年に始まった世界最古のワイン醸造法で、2013年にユネスコの世界無形文化遺産に登録されたクヴェヴリ製法は、クヴェヴリと呼ばれる素焼きのかめに潰したブドウを入れ、地中にかめを埋めて発酵させる。

 このユニークな手法は口伝で代々継承されてきたが、20世紀に入ってジョージアがソ連の一部になり、70年に渡ってワイン生産の“工業化”が進められた結果、ソ連崩壊でジョージアが独立した頃にはすっかり伝承が途絶えてしまっていた。このクヴェヴリワイン滅亡の危機を救ったのは、畑を没収され自分でワインを売ることができなくなっても自家消費用として細々とワインを作り続けてきたブドウ農家たちであった。

 とはいえ、現在ではクヴェヴリ製法のワインはボトルで出荷されるジョージアワイン全体の1%にも満たない。本作では、ジョージア各地を訪れながら、個人宅で作られているクヴェヴリワインを発掘し、伝統復活に取り組むワイン生産者たちの苦闘を追っていく。

公式サイト:https://www.uplink.co.jp/ourbloodiswine/

第5位

「トスカーナの幸せレシピ」のティンバッロ

 シェフのアルトゥーロ(ヴィニーチョ・マルキオーニ)は、料理の腕は一流だが短気な性格が災いして暴力事件を起こして服役。出所後に自立支援施設“サン・ドナート園”での社会奉仕活動を命じられる。発達障がいの生徒たちに料理を教える仕事だが、「二ツ星の料理人」(2016、本連載第130回参照)のモデルとなったゴードン・ラムゼイばりのスパルタ指導に、生徒たちは委縮してしまう。

 そんな生徒の中に、少し味見をしただけで食材やスパイスを完璧に言い当てられる“絶対味覚”を持つアスペルガー症候群の青年グイド(ルイジ・フェデーレ)がいた。料理人として自立して家族を安心させたいというグイドの望みをかなえるため、アルトゥーロとグイドは若手料理人コンテストが開かれるトスカーナに向かうのだが……。

 映画の終盤、コンテストの最後の課題となった料理は、イタリアでは定番のパスタ料理であるティンバッロ。ある事情によってアルトゥーロが付き添えない状況で選択を迫られたグイドが下した決断は、障がいを克服して一人前としてやっていける自信を抱かせるものだった。

公式サイト:http://hark3.com/toscana/

第4位

「ガーンジー島の読書会の秘密」のローストポークと“ポテトピールパイ”

 第二次世界大戦中、イギリス海峡の島ガーンジー島はドイツ軍に占領されていた。ドイツ軍に家畜や農作物を奪われた島民たちは、ジャガイモだけのスープ等の粗末な食事を強いられていたが、ある日ドーシー(ミキール・ハースマン)、エリザベス(ジェシカ・ブラウン・フィンドレイ)ら島民たちはアメリア(ペネロープ・ウィルトン)が隠していた豚を屠ってローストポークの夕食会を開く。久しぶりのご馳走だったが、郵便局長のエベン(トム・コートネイ)が持参したジャガイモの生地に皮を入れただけの“ポテトピールパイ”はアイソラ(キャサリン・パーキンソン)が密造したジンで流し込まないと食えた代物ではなかった。

 その帰途、巡回中のドイツ軍の兵士に夜間外出を咎められた一行は、咄嗟に「私たちは“ガーンジー島読書とポテトピールパイの会”の会員です」と言い訳し、それがきっかけでガーンジー島の読書会は始まる。戦後、ドーシーと古本が縁で文通するようになったロンドンの作家ジュリエット(リリー・ジェームズ)がガーンジー島を訪れて読書会を取材するうちに、戦時中の秘められた悲しい過去が明らかになっていく。

 メアリー・アン・シェイファー&アニー・バロウズの原作を名匠マイク・ニューウェルが監督したミステリー仕立てのヒューマンドラマである。

公式サイト:http://dokushokai-movie.com/

第3位

「アダムズ・アップル」のアップルケーキ

“北欧の至宝”マッツ・ミケルセン主演の旧約聖書「ヨブ記」をモチーフとしたブラック・コメディ。

 刑務所を仮出所したネオナチの悪党アダム(ウルリッヒ・トムセン)は、更生施設の教会で牧師のイヴァン(ミケルセン)にここでの目標を問われ、庭のリンゴの木から採れた実からアップルケーキを作ると宣言するが、カラスによる食害、オーブンの故障、害虫の発生、とどめは落雷による倒木と、アダムの目標を妨害する災難が次々と降りかかる。

 あまりにも不幸な人生を送ってきたために目の前の厳しい現実を受け入れられないイヴァン、故郷サウジアラビアの私有地を奪った石油会社への復讐としてガソリンスタンドを襲い続けるカリド(アリ・カジム)、優秀なテニス選手だったがたった一回の誤審のせいで酒に溺れ、盗み癖が付いてしまったグナー(ニコラス・ブロ)らのなかで、アダムがいちばんまともに見えてしまう。そんな曲者たちに囲まれながら、アダムが最後に一つだけ残ったリンゴで作った小さなアップルケーキを、病床のイヴァンに届け、二人で分け合って食べるシーンに心を揺さぶられた。

公式サイト:https://www.adamsapples-movie.com/

第2位

「リトル・フォレスト 春夏秋冬」の折々の味覚

 今年は「海獣の子供」アニメ映画として公開された五十嵐大介の原作を、橋本愛主演で実写映画化した「リトル・フォレスト 夏・秋」(2014、本連載第82回参照)と「リトル・フォレスト 冬・春」(2015、本連載第95回参照)の韓国版リメイクである。

 都会の生活に疲れた主人公が山あいの小さな集落に帰郷して四季折々の味覚を楽しみながら自分を見つめ直すという骨子は共通しているが、二部作を一本に凝縮した分、登場する料理たちの “飯テロ度”も倍増。コチュジャンのすいとん、白菜のチヂミ、トッポッキ、マッコリといった韓国らしいものから、栗の渋皮煮、山菜の天ぷら、干し柿、ジャガイモパンといった日本版と共通のもの、「アメリ」(2001、本連載第196回参照)からの引用と思われるクレーム・ブリュレやリンゴの花をトッピングしたパスタといったオシャレなものまで、とことん見映えにこだわった撮り方がされている。

公式サイト:http://klockworx-asia.com/little-forest/

第1位

「スペインは呼んでいる」のグルメトリップ

「スペインは呼んでいる」より。「アサドール・エチェバリ」の自家製チョリソー。シェフが祖母のように作っているという給仕の説明に、スティーヴはすかさずツッコミを入れる。
「スペインは呼んでいる」より。「アサドール・エチェバリ」の自家製チョリソー。シェフが祖母のように作っているという給仕の説明に、スティーヴはすかさずツッコミを入れる。

 イギリスのコメディアン、スティーヴ・クーガンとロブ・ブライドンがグルメ取材で旅をするシリーズの三作目。「スティーヴとロブのグルメトリップ」(2010)のイギリス湖水地方、「イタリアは呼んでいる」(2014、本連載第105回参照)のイタリア縦断に続き、今回はスペイン北大西洋側の港町サンタンデールから地中海沿岸のマラガまで5泊6日の“グルメトリップ”を、前2作に続いて監督を務める名匠マイケル・ウィンターボトムが虚実を織り交ぜながら即興的に演出している。

 日本人シェフ前田哲郎がスーシェフ(副料理長)を務め2019年版「世界のベストレストラン50」で3位を獲得したバスク州の山麓レストラン「アサドール・エチェバリ」の自家製チョリソーをはじめ、各地の名店の料理に舌鼓を打ちながら二人がアドリブで繰り出すジョークと物真似を交えた映画シーンの再現が相変わらず楽しい。

 このシリーズがこれからも続き、いつか日本でグルメトリップしてくれる日を楽しみにしている。

公式サイト:http://www.hark3.com/trip-to-spain/

 次回、ベスト10「邦画編」は12月20日にお届けする。お楽しみに。


【レディ・マエストロ】

公式サイト
http://ladymaestro.com/
作品基本データ
ジャンル:伝記 / ドラマ
原題:DE DIRIGENT
製作国:オランダ
製作年:2018年
公開年月日:2019年9月20日
上映時間:139分
配給:アルバトロス・フィルム(提供:ニューセレクト)
カラー/サイズ:カラー/シネマ・スコープ(1:2.35)
スタッフ
監督・脚本:マリア・ペーテレス
製作総指揮:アンドリュー・アンスター、エリック・イングラン、アンドレアス・クライン、ディルク・シュヴァイツァー、アド・ウエストレイト、ピーター・ニコライ
プロデューサー:デイヴ・シュラム
撮影監督:ロルフ・ディケンス
美術:ヤン・ルーガス
音楽監督:ステフ・コリニョン
音楽:ボブ・ジマーマン、クイントン・スクラム
編集:ロビン・デ・ジョン
衣装:リンダ・ボーガス
作曲・編曲:メンノ・ダムス
クラシック指揮:バス・ヴィーヘルス
音楽指揮:ディック・バッカー
クラシック演奏:オランダ放送フィルハーモニー管弦楽団
音楽演奏:メトロポール・オーケストラ
指揮指導:ステフ・コリニョン、Libia Hernandez
ピアノインストラクター:Claudette Verhulst
キャスト
アントニア・ブリコ:クリスタン・デ・ブラーン
フランク:ベンジャミン・ウェインライト
ロビン:スコット・ターナー・スコフィールド
アントニアの養母:アネット・マレアブ
アントニアの養父:レイモンド・ティリ

(参考文献:KINENOTE)


【テルアビブ・オン・ファイア】

公式サイト
http://www.at-e.co.jp/film/telavivonfire/
作品基本データ
ジャンル:コメディ / ドラマ
原題:TEL AVIV ON FIRE
製作国:ルクセンブルク、フランス、イスラエル、ベルギー
製作年:2018年
公開年月日:2019年11月22日
上映時間:97分
製作会社:TS Productions, Samsa Film, Lama Films, Artémis Productions
配給:アットエンタテインメント
カラー/モノクロ:カラー
スタッフ
監督:サメフ・ゾアビ
脚本:ダン・クレインマン、サメフ・ゾアビ
製作:ミレーナ・ポワロ、ジル・サクト、アミール・ハレル、バーナード・ミショー
撮影:ロラン・ブリュネ
音楽:アンドレ・ジェジュク
編集:キャサリン・シュワルツ
キャスト
サラーム:カイス・ナシェフ
アッシ::ヤニブ・ビトン
マリアム:マイサ・アブドゥ・エルハディ
タラ(ラヘル役):ルブナ・アザバル
バッサム:ナディム・サワラ
イェフダ役:ユーセフ・スウェイド

(参考文献:KINENOTE)


【お料理帖~息子に遺す記憶のレシピ~】

公式サイト
http://kioku-recipe-movie.com/
作品基本データ
ジャンル:ヒューマン / ドラマ
原題:엄마의 공책: 기억의 레시피
製作国:韓国
製作年:2018年
公開年月日:2019年9月13日
上映時間:104分
製作会社:ZOA FILMS
配給:アーク・フィルムズ、シネマスコーレ
カラー/サイズ:カラー/ワイド(16:9)
スタッフ
監督・脚色:キム・ソンホ
脚本:キム・ミンスク
製作総指揮:イ・ウンギョン、キム・スジョン
製作:クォン・ミジ
撮影:ソン・サンジェ
プロダクション・デザイン:ウン・ヒサン
音楽:カン・ミングク
録音:アン・ソングル
照明:イ・ビョンソン
編集:オム・ユンジュ
衣裳・メイク:チェ・ユンハ
キャスト
エラン:イ・ジュシル
ギュヒョン:イ・ジョンヒョク
スジン:キム・ソンウン
ユンジャ:キム・ソンファ
ソユル:リュ・ギョンミ

(参考文献:KINENOTE)


【ハッピーシェフ 恋するライバル

「ハッピーシェフ 恋するライバル」(2018)
作品基本データ
ジャンル:ラブロマンス / コメディ
原題:LITTLE ITALY
製作国:カナダ、アメリカ
製作年:2018年
公開年月日:2019年7月16日
上映時間:102分
製作会社:ファーストテイク・エンターテインメント
配給:ミッドシップ
カラー/サイズ:カラー/ワイド(16:9)
スタッフ
監督:ドナルド・ペトリ
脚本:スティーブ・ガルッチョ、ヴィナイ・バーマニ
製作総指揮:フレッド・フックス、クリスティーナ・クバッキ、ティファニー・クザン、パトリック・ロイ
製作:ポーリン・ディロン、アジャイ・バーマニ、ヴィナイ・バーマニ、ポーリン・ディロン、アジャイ・バーマニ、ヴィナイ・バーマニ
撮影:トム・ベスト
美術:ダン・ヤーリ
音楽:マテオ・メッシーナ
編集:ミシェル・コンロイ
衣装:ジョアンナ・シロコムラ
キャスト
ニッキー・アンジョリ:エマ・ロバーツ
レオ・カンポリ:ヘイデン・クリステンセン
カルロ・カンポリ:ダニー・アイエロ
ドーラ・アンジョリ:アリッサ・ミラノ
フランカ・アンジョリ:アンドレア・マーティン
コリーヌ:ジェーン・シーモア

(参考文献:KINENOTE)


【ジョージア、ワインが生まれたところ】

公式サイト
https://www.uplink.co.jp/ourbloodiswine/
作品基本データ
ジャンル:ドキュメンタリー
原題:OUR BLOOD IS WINE
製作国:アメリカ
製作年:2018年
公開年月日:2019年11月1日
上映時間:78分
配給:アップリンク
カラー/サイズ:カラー/シネスコシネマ・スコープ(1:2.35)
スタッフ
監督:エミリー・レイルズバック
翻訳協力:ニノ・ゴツァゼ
製作総指揮:ウィリアム・ショップ、エドワード・アレンツ
製作:ブルース・シェリダン
撮影:エミリー・レイルズバック
音楽:ガブリエル・ディブ
編集:エミリー・レイルズバック、アンナ・リンドホルム
キャスト
案内役:ジェレミー・クイン
ワイン生産者:ラマズ・ニコラゼ
ワイン生産者:ギオルギ・ナテナゼ
ワイン生産者:マリアム・イオセビゼ
民俗誌学者:ルアルサブ・トゴニツェ

(参考文献:KINENOTE)


【トスカーナの幸せレシピ】

公式サイト
http://hark3.com/toscana/
作品基本データ
ジャンル:ドラマ
原題:QUANTO BASTA
製作国:イタリア
製作年:2018年
公開年月日:2019年10月11日
上映時間:92分
配給:ハーク
カラー/モノクロ:カラー
スタッフ
監督:フランチェスコ・ファラスキ
脚本:フィリッポ・ボローニャ、ウーゴ・キーティ、フランチェスコ・ファラスキ、フェデリコ・スペリンデル
エグゼクティブプロデューサー:ファビアーノ・グラーネ
製作:アンドレア・ボレッラ
プロデューサー:ダニエレ・マゾッカ
共同プロデューサー:グッリェルモ・マルチェッティ
撮影:ステファーノ・ファリヴェーネ
音楽:パオロ・ヴィヴァルディ
編集:パトリッツォ・マローネ
衣裳デザイン:エリザベッタ・アンティコ
キャスト
アルトゥーロ:ヴィニーチョ・マルキオーニ
グイド:ルイジ・フェデーレ
アンナ:ヴァレリア・ソラリーノ
マリナーリ:ニコラ・シーリ
マリオン:ミルコ・フレッツァ
ジュリエッタ:ベネデッタ・ポルカローリ
コラーディ:ジャンフランコ・ギャロ
チェルソ:アレサンドロ・ヘイベル

(参考文献:KINENOTE)


【ガーンジー島の読書会の秘密】

公式サイト
http://dokushokai-movie.com/
作品基本データ
ジャンル:ラブロマンス / 歴史劇 / ドラマ
原題:THE GUERNSEY LITERARY AND POTATO PEEL PIE SOCIETY
製作国:フランス、イギリス
製作年:2018年
公開年月日:2019年8月30日
上映時間:124分
製作会社:Canal+、ブループリント・ピクチャーズ、Ciné+、Amazonプライム・ビデオ
配給:キノフィルムズ/木下グループ
カラー/サイズ:カラー/ヨーロピアン・ビスタ(1:1.66)
スタッフ
監督:マイク・ニューウェル
脚本:ドン・ルース、ケヴィン・フッド、トーマス・ベズーチャ
原作:メアリー・アン・シェイファー、アニー・バロウズ
製作総指揮:ジェニー・ボーガーズ、ロン・ハルパーン、ディディエ・リュプフェール、ディアマド・マッケオン
製作:グラハム・ブロードベント、ピート・チャーニン、ミッチェル・カプラン、ポーラ・マズール
撮影:ザック・ニコルソン
美術:ジェームズ・メリフィールド
音楽:アレクサンドラ・ハーウッド
編集:ポール・トシル
衣裳:シャーロット・ウォルター
キャスト
ジュリエット・アシュトン:リリー・ジェームズ
ドーシー・アダムズ:ミキール・ハースマン
マーク・レイノルズ:グレン・パウエル
エリザベス・マッケンナ:ジェシカ・ブラウン・フィンドレイ
アイソラ・ピルビー:キャサリン・パーキンソン
シドニー・スターク:マシュー・グード
エベン・ラムジー:トム・コートネイ
アメリア・モーグリー:ペネロープ・ウィルトン

(参考文献:KINENOTE)


【アダムズ・アップル】

公式サイト
https://www.adamsapples-movie.com/
作品基本データ
ジャンル:コメディ / ドラマ
原題:ADAMS ÆBLER
製作国:デンマーク、ドイツ
製作年:2005年
公開年月日:2019年10月19日
上映時間:94分
製作会社:M&M Productions
配給:アダムズ・アップルLLP
カラー/サイズ:カラー/シネマ・スコープ(1:2.35)
スタッフ
監督・脚本:アナス・トマス・イェンセン
製作:ティーヴィ・マグヌッソン、ミエ・アンドレーゼン
撮影:セバスチャン・ブレンコフ
美術:ミア・ステンスガード
音楽:イェベ・カース
編集:アンダース・ヴィラードセン
衣装:ジェーン・マーシャル・ウィテカー
キャスト
イヴァン:マッツ・ミケルセン
アダム:ウルリッヒ・トムセン
サラ:パプリカ・スティーン
グナー:ニコラス・ブロ
カリド:アリ・カジム

(参考文献:KINENOTE)


【リトルフォレスト 春夏秋冬】

「リトルフォレスト 春夏秋冬」(2018)
公式サイト
http://klockworx-asia.com/little-forest/
作品基本データ
ジャンル:ヒューマン / ドラマ
原題:리틀 포레스트
製作国:韓国
製作年:2018年
公開年月日:2019年5月17日
上映時間:103分
製作会社:映画社スバク
配給:クロックワークス
カラー/サイズ:カラー/シネマ・スコープ(1:2.35)
スタッフ
監督:イム・スルレ
原作:五十嵐大介
脚本:ファン・ソング
撮影:イム・スンフン
音楽:イ・ジュンオ
編集:キム・ソンミン
キャスト
ヘウォン:キム・テリ
ジェハ:リュ・ジュンヨル
ウンスク:チン・ギジュ
ヘウォンの母親:ムン・ソリ

(参考文献:KINENOTE)


【スペインは呼んでいる】

公式サイト
http://www.hark3.com/trip-to-spain/
ジャンル:コメディ / ドラマ
原題:THE TRIP TO SPAIN
製作国:イギリス
製作年:2017年
公開年月日:2019年11月8日
上映時間:108分
配給:ハーク
カラー/サイズ:カラー/ヨーロピアン・ビスタ(1:1.66)
スタッフ
監督:マイケル・ウィンターボトム
製作総指揮:ジョン・マウントエイグ
製作:メリッサ・パーメンター、ジョシュ・ハイアムズ、ステファノ・ネグリ
撮影監督:ジェームズ・クラーク
編集:マグス・アーノルド、ポール・モナハン、マーク・リチャードソン
衣裳デザイン:アリソン・ルイス
キャスト
スティーヴ・クーガン:スティーヴ・クーガン
ロブ・ブライドン:ロブ・ブライドン
サリー:レベッカ・ジョンソン
エマ:クレア・キーラン
ヨランダ:マルタ・バリオ
ミーシャ:マルゴ・スティリー
ジョー:ティモシー・リーチ

(参考文献:KINENOTE)

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映画ウォッチャー 埼玉県出身。子供のころからSF映画が好きで、高校時代にキューブリックの「2001年宇宙の旅」を観たところ、モノリスに遭遇したサルの如く芸術映画に目覚め、国・ジャンルを問わない“雑食系映画ファン”となる。20~30代の一般に“青春”と呼ばれる貴重な時をTV・映画撮影現場の小道具係として捧げるが、「映画は見ているうちが天国、作るのは地獄」という現実を嫌というほど思い知らされ、食関連分野の月刊誌の編集者に転向。現在は各種出版物やITメディアを制作する会社で働きながら年間鑑賞本数1,000本以上という“映画中毒生活”を続ける“ダメ中年”である。第5回・第7回・第8回の計3回、キネマ旬報社主催の映画検定1級試験に合格。第5回・第6回の田辺・弁慶映画祭の映画検定審査員も務めた。