FSMAのトレサ規則追加案

国立医薬品食品衛生研究所は、食品安全情報(微生物)No.01(2021.01.06)を発表した。

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【米国】食品安全近代化法(FSMA)食品トレーサビリティ規則案

 2020年9月21日、食品医薬品局(US FDA: US Food and Drug Administration)は、特定の食品を対象とした追加的なトレーサビリティ記録管理に関する要件を定める規則案を発表した。

https://www.fda.gov/food/food-safety-modernization-act-fsma/fsma-proposed-rule-food-traceability

 FDAはまた、定められる要件の対象となる食品を収載した「食品トレーサビリティリスト」(FTL:Food Traceability List)の案も発表した。対象食品には、葉物野菜、生鮮カット果物・野菜、特定の種類の魚、殻付き卵、ナッツバターなどが含まれる。

https://www.fda.gov/food/food-safety-modernization-act-fsma/food-traceability-list

 この規則案が最終決定された場合、迅速かつ正確なトレーサビリティを推進するために、各事業者が作成・管理しなければならないデータ要素と情報、およびサプライチェーンにおける後続段階の事業者に送る必要がある情報が統一化されることになる。特定の食品のみに限定的であるとはいえ、この規則案は、デジタル化が進んだトレーサビリティシステムを業界が将来的に導入、統一および利用するための道を開きながら、トレーサビリティ記録管理のための統一方法の基礎を構築するものである。

 FDAは、業界で既に使用されている現行の統一基準があれば参考にしている。

(注目記事のまとめ:FoodWatchJapan編集部)

食品安全情報へのリンク

食品安全情報
http://www.nihs.go.jp/hse/food-info/foodinfonews/index.html
食品安全情報(微生物)No.01(2021.01.06)
http://www.nihs.go.jp/hse/food-info/foodinfonews/2021/foodinfo202101m.pdf

今号の目次

【米国食品医薬品局(US FDA)】
1. 米国食品医薬品局(US FDA)が「新時代のより洗練された食品安全(New Era of Smarter Food Safety)」計画において重要な節目となる食品安全近代化法(FSMA)食品トレーサビリティ規則案を発表

【米国疾病予防管理センター(US CDC)】
1. イヌ用餌の豚耳との接触に関連して発生した多剤耐性サルモネラ(Salmonella Cerro、S. Derby、S. London、S. Infantis、S. Newport、S. Rissen、Salmonella I4,[5],12:i:-)感染アウトブレイク(最終更新)

【カナダ公衆衛生局(PHAC)】
1. 公衆衛生通知:Carnivoraブランドの冷凍生ペットフードに関連して発生した大腸菌O157感染アウトブレイク(最終更新)

【欧州委員会健康・食品安全総局(EC DG-SANTE)】
1. 食品および飼料に関する早期警告システム(RASFF:Rapid Alert System for Food and Feed)

【ドイツ連邦リスクアセスメント研究所(BfR)】
1. サルモネラ対策プログラムの2019年次報告書:産卵鶏のSalmonella EnteritidisおよびSalmonella Typhimuriumの陽性率が低下

【ProMED-mail】
1. コレラ、下痢、赤痢最新情報(09)