人獣共通感染症等の報告方法

国立医薬品食品衛生研究所は、食品安全情報(微生物)No.21(2020.10.14)を発表した。

注目記事

【EU】人獣共通感染症等に関する報告方法マニュアル

 欧州食品安全機関(EFSA: European Food Safety Authority)指令2003/99/ECおよびEC委任規則(Commission Delegated Regulation)(EU)2018/772の枠組みにおいて、人獣共通感染症、動物・食品・飼料中の人獣共通感染症病原体、および食品中のその他の病原微生物を欧州連合(EU)加盟国が報告するためのガイダンスである。

 本マニュアルの目的は、収集されたデータが適切でEU加盟国間での比較が可能となるように、各加盟国の報告方法を統一し、その効率化を図ることである。

【イギリス】新型コロナウイルス感染症(COVID-19)に関する食品事業者・従業員向けガイダンス

 スコットランド食品基準庁(FSS: Food Standards Scotland)は、「新型コロナウイルス感染症(COVID-19)に関する食品事業者・従業員向けガイダンス(COVID-19Guidance for Food Business Operators and Their Employees)」を更新した。

 COVID-19の拡散防止において料理の持ち帰り業界の小規模事業者が直面する個別の課題への対応方法に関する実践ガイダンスも作成された。このガイダンスには、各店舗において確保すべき社会的距離を顧客に知らせるために利用できる掲示文の例などが収載されている。

【米国】グレードA乳に関する記録データベースの検索(GAMS)システム

 米国食品医薬品局(US FDA: US Food and Drug Administration)は、「Grade “A” Milk Search(GAMS)」システム(https://gams.fda.gov/)の開設を発表した。これは、FDAが管理する「グレードA乳の記録(memoranda)データベース」を関係者がオンラインで容易に検索できる新しいツールである。

 この新しいデータベースは、農場および加工チェーンの全段階において科学的根拠にもとづいた食品安全の原則に従って安全な乳・乳製品を生産するために、州および地域の乳の規制・格付け機関、乳製品業界、その他の関係者への情報源として機能する。

(注目記事のまとめ:FoodWatchJapan編集部)

食品安全情報へのリンク

食品安全情報
http://www.nihs.go.jp/hse/food-info/foodinfonews/index.html
食品安全情報(微生物)No.21(2020.10.14)
http://www.nihs.go.jp/hse/food-info/foodinfonews/2020/foodinfo202021m.pdf

今号の目次

【米国食品医薬品局(US FDA)】
1. グレードA乳に関する記録データベースの検索(GAMS)システム

【米国疾病予防管理センター(US CDC)】
1. キクラゲに関連して複数州にわたり発生しているサルモネラ(Salmonella Stanley)感染アウトブレイク(2020年10月5日付更新情報)
2. ペットのアゴヒゲトカゲ(Bearded Dragon)に関連して発生しているサルモネラ(Salmonella Muenster)感染アウトブレイク(初発情報)
3. ペットのハリネズミに関連して発生しているサルモネラ(Salmonella Typhimurium)感染アウトブレイク(初発情報)

【カナダ公衆衛生局(PHAC)】
1. 公衆衛生通知:イヌ用餌の豚耳との接触に関連して発生しているサルモネラ(Salmonella Typhimurium)感染アウトブレイク(初発情報)

【欧州委員会健康・食品安全総局(EC DG-SANTE)】
1. 食品および飼料に関する早期警告システム(RASFF:Rapid Alert System for Food and Feed)

【欧州食品安全機関(EFSA)】
1. 欧州委員会(EC)指令2003/99/ECの枠組みにおける人獣共通感染症とその病原体およびその他の病原微生物に関する2019年の情報の報告方法マニュアル

【スコットランド食品基準庁(FSS)】
1. 新型コロナウイルス感染症(COVID-19)に関する食品事業者・従業員向けガイダンス(2020年10月9日更新)

【ドイツ連邦リスクアセスメント研究所(BfR)】
1. 新型コロナウイルス(SARS-CoV-2)は食品や物を介して伝播し得るか? 
【Q&A】(2020年9月10日付更新)