キウイ、不知火、ほしがき増

東京都中央卸売市場(大田市場業務課)が発表した2019年12月第2週(12月6日〜12月12日)の概況より。

日ごとの動き

 開市日数は、今週5日、前週5日、前年5日。

 1日平均入荷量は総量2,256t(前週比102%、前年同期比105%)。

 前週比では、かき、西洋なし、りんごなどが減少したが、キウイ、不知火、ほしがきなどが増加したため、2%の増加となった。

 前年同期比ではほしがき、いちごなどが減少したが、かき、西洋なし、不知火などが増加したため、5%の増加となった。

 市況は前週比、前年同期比で区々となった。

品目別の動き

みかん 愛媛県を中心に長崎県等から入荷し、普通品種が徐々に入荷を増やしてきており、前週比7%の増加となった。価格はともに愛媛県産で普通は弱含み、早生は保合となった。

不知火 熊本県を中心に鹿児島県等から入荷し、前週比54%の大幅な増加となった。熊本県産の価格は弱保合となった。

りんご 青森県を中心に長野県等から入荷したが、前週比8%の減少となった。価格はともに青森県産で「ふじ」は保合、「王林」は弱保合となった。

西洋なし 山形県を中心に新潟県等から入荷したが、前週比15%の減少となった。山形県産「ラ・フランス」の価格は強保合となった。

かき 福岡県を中心に奈良県等から入荷したが、前週比21%の減少となった。福岡県産「富有」の価格は保合となった。

いちご 栃木県を中心に福岡県等から入荷し、前週比25%の増加となった。栃木県産「とちおとめ」、佐賀県産「さがほのか」の価格はともに保合となった。

アールスメロン 熊本県を中心に静岡県等から入荷したが、前週比4%の減少となった。ギフト需要から引き合いが強く、熊本県産の価格は強保合となった。

ほしがき 長野県を中心に福島県等から入荷し、前週比40%の大幅な増加となった。価格は長野県産「市田」は弱保合、福島県産「アンポ」は保合となった。

主な農産物(果実)の市況(2019年12月第2週)

品目1日平均入荷量(t)前週比(%)前年同期比(%)取引品種産地単位(kg)価格
みかん1,335107105せり普通愛媛103,276
早生愛媛103,429
相対普通愛媛102,830
早生愛媛103,154
不知火18154115せり熊本55,040
相対熊本54,788
りんご31792102せりふじ青森104,104
相対王林青森103,915
せりふじ青森103,845
相対王林青森103,434
西洋なし4385143せりラ・フランス山形5-
相対ラ・フランス山形51,836
かき15079192せり富有福岡10-
相対富有福岡102,657
いちご7612566せりとちおとめ栃木0.28449
あまおう福岡0.27-
さがほのか佐賀0.27-
紅ほっぺ静岡0.28-
相対とちおとめ栃木0.28441
あまおう福岡0.27-
さがほのか佐賀0.27464
紅ほっぺ静岡0.28-
アールスメロン2596108せり熊本8-
相対熊本84,622
キーウイ9192107せり愛媛3.6-
相対愛媛3.6-
ほしがき1314063せり市田長野0.17-
アンポ福島0.17454
相対市田長野0.23521
アンポ福島0.23428
入荷量は東京都中央卸売市場全体、相場は大田市場調べ。価格は中値。
東京都中央卸売市場週間市況(東京都中央卸売市場大田市場業務課)
http://www.shijou.metro.tokyo.jp/torihiki/week/