貝焼きでフェイク雲丹

貝焼き(貝焼き味噌)を青森名物と言うと、秋田の人に叱られるのかしらん。青森の友達によれば、子供の頃、風邪を引くとこれを作ってもらったものとのこと。いいな、そういう食べ物。


フェイク雲丹。
フェイク雲丹。

 ホタテが来たので、見ようみまね(というよりも想像)で貝焼きを作ってみる。味噌に卵黄とみりんと酒を入れてかき混ぜて、網焼きのホタテにかけてさらに焼いてみる。

 あはは。これ、嘘なんですよね? 使うのは殻だけで、ホタテのミ自体は使わないの? ん、切って入れる? なんて言いながら適当にやってみたら、それ自体は好評。じゃいいか。

 残った味噌を、残った貝殻で焼いてみる。半熟ぐらいでおろしてなめてみたら、これはうまい。ご飯に合う。

 冷えて固まったのも、なかなかいける。どことなく、どこかで食べた味……。

 なんとこれ、フェイクの雲丹(ウニ)になっている。これはびっくり。また作ろう。

※このコラムは個人ブログで公開していたものです。

About 齋藤訓之 392 Articles
Food Watch Japan編集長 さいとう・さとし 1988年中央大学卒業。柴田書店「月刊食堂」編集者、日経BP社「日経レストラン」記者、農業技術通信社取締役「農業経営者」副編集長兼出版部長等を経て独立。2010年10月株式会社香雪社を設立。公益財団法人流通経済研究所客員研究員。昭和女子大学現代ビジネス研究所研究員。戸板女子短期大学食物栄養科非常勤講師。亜細亜大学経営学部ホスピタリティ・マネジメント学科非常勤講師。日本フードサービス学会、日本マーケティング学会会員。著書に「有機野菜はウソをつく」(SBクリエイティブ)、「食品業界のしくみ」「外食業界のしくみ」(ともにナツメ社)、「農業成功マニュアル―『農家になる!』夢を現実に」(翔泳社)、共著・監修に「創発する営業」(上原征彦編著ほか、丸善出版)、「創発するマーケティング」(井関利明・上原征彦著ほか、日経BPコンサルティング)、「農業をはじめたい人の本―作物別にわかる就農完全ガイド」(監修、成美堂出版)など。※amazon著者ページ →