グループ・グシ社ではICチップ入りの耳票で牛を管理
戦術・戦略

BSE発生後の日本の特殊事情

外食・流通関係者の間で、「意外においしい」「使えるじゃないか」と注目を集めている肉があります。メキシコ産牛肉です。これが国内で利用され始め、とくに外食産業での利用が広がっているいきさつから、日本の牛肉消費のこれまでとこれからを考えてみます。
食卓書机

コメからトウモロコシ生産へ

 トウモロコシというとゆでたスイートコーンを思い浮かべるかもしれませんが、世界で最もたくさん生産されている穀物は、乾燥した粒や粉として利用する子実トウモロコシです。日本は約半世紀にわたってこの重要な作物の供給を輸入に頼って来ました。  戦後、政府は食糧安定供給のために水稲とサツマイモに政策を集中して来ましたが、高度成長によって急速に食肉の需要が高まり、家畜の飼料となるトウモロコシの供給が追いつきま […]
食卓書机

豚生レバー提供は許されるか

 3日、新潟県は、三条市の居酒屋で豚生レバーを食べた男性2名が食中毒症状を訴え、便からカンピロバクターを検出したということを発表しました。  豚の生食はE型肝炎ウイルス食中毒の危険もあります。  牛の生レバー提供禁止以降、豚の生レバーを提供する飲食店が増えているようです。東京でも繁盛店として評判になっている店の看板メニューになっている例があります。当該地域の保健所に対応状況を問い合わせたところ、店 […]
沖縄もずく
伝承とサイエンスの養生訓

沖縄もずくはなぜ広まった?

個人的な記憶だが、昔は「ワカメ酢」はあっても「モズク酢」はなかったような気がする。まあ、どちらにしても子どもはああいった料理はあんまり好きじゃない。これも個人的な感想か。
戦術・戦略

「KIRIN」が食のトップブランド、「ガリガリ君」は大躍進/「ブランド・ジャパン2014」ランキング結果

日経BPコンサルティングはブランド評価プロジェクト「ブランド・ジャパン2014」の結果を3月28日に発表した。FoodWatchJapanはこのうち食品ブランドと外食ブランド(該当ブランドの選定は日経BPコンサルティングによる)について「コンシューマー市場(BtoC)編」の総合力ランキング結果(20位まで)の提供を受けた。 これによると、食関連ブランドのベスト3は、1位「KIRIN キリンビール」 […]
どぎつい色のキノコを食べながら「おいしいわよ~」と笑いかける麻美。
スクリーンの餐

東宝特撮映画「マタンゴ」のキノコ

今年は「ゴジラ」(1954)の第1作が公開されてから60年目に当たり、今夏にはハリウッド製のリメイク版も公開が予定されている。今回はそれにちなみ、ゴジラシリーズを生んだ東宝特撮映画の一本「マタンゴ」(1963)に登場するキノコをご紹介する。 怪獣ものとは違う大人の味  本作はウイリアム・ホープ・ホジスンの小説「夜の声」を原作に、SF作家の星新一と福島正美が原案、「美女と液体人間」(1958)、「ガ […]