冬瓜と豚スペアリブのスープ
「中華料理」と「中国料理」は同じですか? 9

冬瓜とスペアリブのスープ

折々の中国家庭料理を紹介して、同じ材料を使った日本の料理と較べていきたい。 冬瓜はなぜ冬瓜なのか?  夏の料理で使われる食材には、名前から見ても涼しい感覚が出てくるものがある。そう、それは冬瓜(トウガン)だ。なぜ夏に旬を迎える作物に「冬」という涼しそうな文字が入っているのか。   […]

日本のスーパーのインスタントラーメン売り場
「中華料理」と「中国料理」は同じですか? 8

日本人の忙しさにマッチして発達した“インスタント中華料理”

前回話題にした合わせ調味料は、和食であっても洋食であっても、定番の味覚を“複製”して再現する。実際、中華合わせ調味料だけではなく、イタリア料理用の合わせ調味料などがあり、スパゲティ用の合わせ調味料などは茹でたてスパゲティにまぜるだけでレストランの味と思うようなものが再現される。 […]

スーパーで売られている中華合わせ調味料
「中華料理」と「中国料理」は同じですか? 7

合わせ調味料による“ファスト中華料理”という発明

日本での中華料理の進化は、ラーメンと焼きギョーザといった新たなジャンルを生んだだけではない。味や種類の進化ではなく、料理を簡単に、誰でも作ることができるようにする“ファスト中華料理”と、さらに速くできる“インスタント中華料理”への進化も遂げている。 家庭でシェフの味が出来るファス […]

西安料理店の看板
「中華料理」と「中国料理」は同じですか? 6

中国から日本へ料理は海を渡り続ける

「西安刀削麺」「小肥羊」など、中国の地方料理の店が続々と日本に進出してきている。これらは日本人のラーメン好き、鍋料理好きに対応しながら、今までなかった新しい味・食文化を日本に導入している。この“新しい風”が、日中双方にさらに新しい食文化を興していくだろう。

「味千ラーメン」のラーメン
「中華料理」と「中国料理」は同じですか? 5

「味千ラーメン」の成功(2)

中国で人気を集めている「味千ラーメン」の成功の秘密は何か。前回説明した立地戦略および商品戦略と、今回説明する店舗の規模・構造は、“変える部分”だが、それらとは別に“変えない部分”がある。この両面を持つことが、中国という新市場で成功するカギだ。

北京国際空港ターミナルの「味千ラーメン」
「中華料理」と「中国料理」は同じですか? 4

「味千ラーメン」の成功(1)

中国では「味千ラーメン」が大成功しており、上海や北京などの大都市で日本のラーメンが人気を集めている。また「餃子の王将」も大連から多店化を開始した。これら中国に進出する中華料理チェーンの成功の秘訣は何か。まず、立地戦略と商品戦略から見ていく。

麺料理
「中華料理」と「中国料理」は同じですか? 3

日本で進化した中国料理(2)

日本の焼きギョーザは中国の餃子とは異なる食べ物だ。ラーメンと中国の麺料理もしかり。だが、筆者はそうした日本式の「中華料理」と本場の「中国料理」は、両方それぞれによさがあると感じている。そして、海外のよいものを日本独自の食文化に取り込む日本人の姿勢に関心を持っている。

焼きギョーザ
「中華料理」と「中国料理」は同じですか? 2

日本で進化した中国料理(1)

日本で「中華料理」として提供されている料理は、本場中国の料理とは異なる料理だ。ただ、それは“現地化した”と言うよりも“進化した”ものと言える。そして、日本人は改めて本場の味に出合ったとき、食べなれたものとは別の発見をして評価する。そのことで筆者が意外に感じた体験を紹介する。