恢復するチェーン

検証・渥美俊一氏のチェーンストア理論(1)なぜこのシリーズを書くのか

GMS(ゼネラルマーチャンダイジングストア)、スーパーマーケット、ファミリーレストラン、ファストフードなどはチェーンストアと呼ばれる。その経営手法を米国に学び、チェーンストア理論(渥美理論)として体系化して日本に紹介したのは故渥美俊一氏である。だが今日の日本では、渥美理論によらない“チェーン”も展開され成功している例がある。渥美理論を検証し、これからのチェーンの形を明らかにしていく。
外食産業再生のために見直したいポイント
恢復するチェーン

外食産業再生(10)顧客の店舗への関与は希薄

外食チェーンでは、接客の時間や人的な要素が削減される上に、営業の中にアフターセールスサービス(A/S)の要素を取り込んでいない。このため、顧客の店舗とのかかわりは希薄であり、“リピート”を増やすには1回ごとの販促(SP)に成功しなければならない。
戦術・戦略

2011年食の10大ニュース[12]

東日本大震災 東電福島原発問題と責任の所在の不明確さ・東電の自己責任の自覚の欠如 東電も含めて相変わらず=変革・自覚のない日本企業のCSR=社会的責任の自覚のなさ ヨーロッパ財政危機・ユーロ自体の危機 進まない日本の「税制・社会保障制度」の一体改革 原発の稼働停止ないし廃炉の増加による「ニューエネルギー」の緊急性の高い経済性ある導入 迷える大量の「子羊たち」はどこに向かうのか いよいよ表面化し、目 […]
価格競争から脱出する10の方法
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価格競争から脱出する10の作戦

企業内・企業間であるべき連鎖・連携について考え直す連載。さまざまなチェーンを見てきた結果、どのチェーン、どの業態でも、低価格競争の渦に飲み込まれていることが悩みの一つとわかった。次回から外食産業について論ずるが、その前に、価格競争から脱出する10の方法を提示しておく。