恢復するチェーン
外食産業再生（7）強すぎる価格コンシャス
日本の外食チェーンは、計画的に“値下げ”を志向しているケースが多い。一般に“値引き”は行っていないが、やはり業界全体として価格競争に陥っていくことは避けがたい。
月: 2012年1月
食卓書机
カカクコム「食べログ」は消費者主導のクチコミの場を守る
日本経済新聞電子版は大発会のあった1月4日夜、カカクコムが運営するクチコミ・サイト「食べログ」で、好意的な投稿を請け負う業者が活動していることが4日にわかったと報じました。その記事中、同社が昨年末までにそのような業者39を特定したことと、対策の強化、悪質な業者に対する法的措置も検討といった意向も報じています。
小売・外食
「2012年版外食企業年鑑」に「世界へ広がる『日式ラーメン』」掲載／外食産業新聞社
「日刊外食日報」「日本外食新聞」の外食産業新聞社は去る12月、「2012年版外食企業年鑑」を発行。2012年版には新企画「外食産業トピック」が登場。今回は「世界へ広がる『日式ラーメン』」を掲載している。
スクリーンの餐
映画の中のミルク「断崖」「告白」「サクリファイス」
今回から、毎回ある食材を取り上げて、それが印象的に使われた映画の例を挙げていきたい。第1回は“ミルク”である。
健康食品テレビ通販の現場からお伝えします
青汁（1）健康食品テレビ通販のさきがけ
今回は青汁のお話です。青汁は健康食品の王者と言ってもいいでしょう。JADMA（日本通信販売協会）が2011年12月に発表した「サプリメント登録制調査資料」によると、回答した192社に売上げ上位3品目を尋ねた結果、「青汁」は計35件でグルコサミンと並んでトップ※。どうしてこんなに引っ張りだこなんでしょうね。
再考・ワイン物流改善
酒造は農地の除染に手を貸せる
1986年のチェルノブイリ原子力発電所事故では、欧州ワイン産地はろ過で対応した。これが可能ということは、今日のわが国の放射能汚染対策にも応用可能な知恵があるということではないか。
洋酒文化の歴史的考察
II スパイ・ゾルゲが愛したカクテル（8）
日本に洋酒文化が定着していったプロセスを読み解く第2シリーズ。重要情報を打電してほどなく、ゾルゲとそのグループは特高警察に一斉検挙される。彼がいた場所と、謎のスコッチ「カメオ」を探して、筆者は西麻布に足を運んだ。
土を知る、土を使う
作物の栄養（1）
前回まで、7つの栽培現場ごとの事情を見てきました。今回からは、植物に栄養を与えることの意味、効果について考えていきます。
恢復するチェーン
外食産業再生（6）店舗の自主性自発性の強すぎる抑制（2）
外食チェーンが取っている、中央集権的組織形態、店舗の自主性や独自性を抑制するしくみでは、真に強い組織は作りにくい。ボトムアップを建前上認めていないことは、組織の統合を阻害することにもつながる。
お知らせ
2012年 新年のごあいさつ
2012年がよい年になりますことを祈念いたします。