ファストフード売上高2桁増

日本フードサービス協会(JF)は2016年3月外食産業市場動向調査を発表した。

全体の合計は、客単価がやや上昇して、客数は減少傾向ながら前年並み。売上高はやや増。店舗数は減少傾向ながら前年並みとなった。

最も好調だったのは、売上高が2桁増の洋風ファストフード。売上高6.0%増の焼き肉ファミリーレストランが続いた。

他の業態でも、多くの業態が前年クリア。

歓送会シーズンでありながら、居酒屋は低調が続いた。

JFでは「3月は、気温の変動が大きく花見シーズンの前半に気温が下がり、また日曜日が昨年より1日少ないこと等が一部業態の客足に影響を与えたが、ファストフードがおおむね好調に推移したことから、全体の売上は4カ月連続して前年を上回り101.8%となった。一方、これまで堅調に推移してきたファミリーレストランは消費行動の変化からかディナー時間帯を中心に振るわず、売上は35カ月ぶりに前年を下回った」としている。

事業所数(n=186)、店舗数(n=33,265)
全体 売上高 店舗数 客数 客単価
合計 101.8% 99.6% 99.7% 102.1%

ファストフード

ファストフードの合計は、客単価が5.2%アップと大きく上昇したが、客数は前年並み。売上高も5.4%増と非常に好調。店舗数は減少傾向ながら前年並みとなった。

洋風は、客単価が9.2%アップと大きく上昇したが、客数はやや増。売上高も10.8%増と2桁の大幅増となった。店舗数は3.2%減少した。

和風は、客単価がやや上昇したが、客数はやや増。売上高もやや増。店舗数はやや増加した。

麺類は、客単価がやや上昇したが、客数は前年並み。売上高もやや増。店舗数はやや増加した。

持ち帰り米飯/回転寿司は、客単価が3.7%上昇して、客数は6.0%減と不調。売上高もやや減。店舗数は3.1%減少した。

その他は、客単価がやや上昇したが、客数は前年並み。売上高もやや増。店舗数はやや増加した。

事業所数(n=53)、店舗数(n=17,364)
ファストフード 売上高 店舗数 客数 客単価
合計 105.4% 99.4% 100.2% 105.2%
洋風 110.8% 96.8% 101.4% 109.2%
和風 102.7% 101.9% 101.0% 101.7%
麺類 102.8% 102.9% 100.1% 102.6%
持ち帰り米飯/回転寿司 97.4% 96.9% 94.0% 103.7%
その他 102.0% 102.1% 100.8% 101.3%

ファミリーレストラン

ファミリーレストランの合計は、客単価が前年並みに推移して、客数はやや減。売上高もやや減。店舗数は前年並みとなった。

洋風は、客単価が下降傾向ながら前年並みに推移したが、客数はやや減。売上高もやや減。店舗数は前年並みとなった。

和風は、客単価が前年並みに推移して、客数はやや減。売上高もやや減。店舗数はやや増加した。

中華は、客単価が下降傾向ながら前年並みに推移したが、客数はやや減。売上高もやや減。店舗数はやや減少した。

焼き肉は、客単価がやや上昇したが、客数は4.1%増。売上高も6.0%増と非常に好調。店舗数はやや増加した。

事業所数(n=48)、店舗数(n=9,416)
ファミリーレストラン 売上高 店舗数 客数 客単価
合計 98.8% 100.5% 98.3% 100.5%
洋風 97.1% 100.4% 97.7% 99.5%
和風 98.9% 101.3% 98.5% 100.5%
中華 98.5% 98.5% 99.0% 99.5%
焼き肉 106.0% 102.0% 104.1% 101.8%

パブ・居酒屋

パブ・ビアホールは、客単価が下降傾向ながら前年並みに推移して、客数はやや増。売上高も前年並み。店舗数は減少傾向ながら前年並みとなった。

居酒屋は、客単価がやや下降したが、客数は7.4%減と不調。売上高も8.8%減と不調。居酒屋の売上高は、2012年4月以来48カ月連続前年割れとなった。店舗数は9.8%減と大きく減少した。

事業所数(n=30)、店舗数(n=2,281)
パブ・居酒屋 売上高 店舗数 客数 客単価
合計 92.7% 91.4% 94.4% 98.2%
パブ・ビアホール 100.6% 99.7% 101.1% 99.4%
居酒屋 91.2% 90.2% 92.6% 98.4%

ディナーレストラン

ディナーレストランの合計は、客単価が前年並みに推移したが、客数は3.8%増。売上高も4.5%増。店舗数は5.5%増と大きく増加した。

事業所数(n=25)、店舗数(n=1,030)
ディナーレストラン 売上高 店舗数 客数 客単価
合計 104.5% 105.5% 103.8% 100.6%

喫茶

喫茶の合計は、客単価が前年並みに推移して、客数は減少傾向ながら前年並み。売上高も前年並み。店舗数は前年並みとなった。

事業所数(n=13)、店舗数(n=2,085)
喫茶 売上高 店舗数 客数 客単価
合計 100.0% 100.5% 99.5% 100.5%

その他

事業所数(n=17)、店舗数(n=1,089)
その他 売上高 店舗数 客数 客単価
合計 102.4% 105.4% 107.1% 95.6%

●日本フードサービス協会
http://www.jfnet.or.jp/data/data_c.html