コロナ禍前比10ポイント下降

ホットペッパーグルメ外食市場調査2025年6月

ホットペッパーグルメ外食総研の外食市場調査によると、2025年6月の外食市場規模は2,876億円。前年同月比34億円、前月比-261億円だった。

外食市場規模の2019年同月比(コロナ禍前比)は86.1%で、前月の同96.9%から大きく後退した。

「ファストフード」「牛丼、カレー等、一品もの」は2019年の市場規模を超え、軽食主体業態は好調だった。

主要な指標

外食実施率:0.7%(前年比+1.6pt、前月比+0.5pt)
外食頻度:3.71回/月(前年比-0.06回、前月比-0.26回)
外食単価:2,845円(前年比+12円、前月比-79円)
外食市場規模:2,876億円(前年比+34億円、前月比-261億円)

( )内は前年同月比。
3圏域計首都圏東海圏関西圏
外食実施率0.7%(+1.6pt)69.9%(+2.0pt)67.2%(-1.1pt)68.5%(+2.1pt)
外食頻度3.71回/月(-0.06回)3.96回/月(+0.06回)3.16回/月(-0.21回)3.47回/月(-0.22回)
外食単価2,845円(+12円)2,920円(+16円)2,471円(-196円)2,844円(+89円)
外食市場規模2,876億円(+34億円)1,851億円(+90億円)310億円(-54億円)715億円(-2億円)

業態別の動向

業態別の市場規模は、「焼肉、ステーキ、ハンバーグ等の専業店」(前年比増減+18億円)、「ファミリーレストラン、回転すし等」(同+17億円)等16業態中11業態で前年を上回った。

「ファミリーレストラン、回転すし等」(延べ回数+32万回、単価+84円)、「牛丼、カレー等、一品もの専売業態」(延べ回数+111万回、単価+69円)等は延べ回数・単価ともに前年比で増加した。