食卓書机 鍋料理バーベキュー説 2012年7月9日 齋藤訓之 昨年は今ごろが梅雨明けでした(沖縄は6月上旬)。今年はどうでしょうか。 夏が近づくといろいろな楽しみを思い付きますが、炎天下で汗をかきながらのバーベキューも楽しいものです。春と秋のほうがラクではありますが、ビールはよりうまいでしょう。
新読み書きバイオ 消費者とのコミュニケーションに勇気与える2つの受賞 2012年7月9日 佐々義子 食を考える際に消費者のプレゼンスが重要になる一方、消費者の知識や判断力を引き上げることに企業や行政はなかなか積極的になれていません。そんな中、消費者とのコミュニケーション活動が評価され表彰されたという知らせが2つ舞い込みました。リスクコミュニケーションに携わる人にとって勇気となる出来事でした。
スクリーンの餐 映画の中のパン「ブラック・ブレッド」 2012年7月7日 rightwide 昨今のヨーロッパ金融危機でも話題になることの多いスペインだが、20世紀にはそれとは比較にならない苦難の歴史があった。今回はそうしたスペインの歴史を背景にした作品の中で、現在公開中のパンが重要な意味を持つ作品を取り上げる。
健康食品テレビ通販の現場からお伝えします 熱いから困る社長。でも熱いからいい社長 2012年7月6日 森畑たけし 商品の特徴を語るコメンテーターが、その商品を売っている会社の社長というケースがあります。強みは体験で語れることですが、それゆえのハズレもあります。しかし、やはり商品への愛情がある社長たちの語りは効果がはっきり出るものです。
再考・ワイン物流改善 ドイツ・ワインの縦箱のメリットは堅牢性だけでなく気密性にもある 2012年7月5日 大久保順朗 ドイツ・ワインの縦箱は、フランス・ワインのそれよりも丁寧かつ堅牢に作られていて、高級ワインにも縦箱が使われる傾向が見られる。それが可能になったのは、パッケージの気密性を高めたことによると考えられる。
洋酒文化の歴史的考察 VII 横浜・カクテルことはじめ(5)ヴァレーホ・ジョーを呼んだ男 2012年7月4日 石倉一雄 アメリカ、ヴァレーホから来て、日本で初めてプロのバーテンディングを行ったバーテンダー。しかし彼は、なぜ経営者の異なる2つのホテルでかけもち営業を行ったのか。それを解くカギは、当時の通信事情と、もう一人のイギリス人が握っていた。
土を知る、土を使う 複雑な畑の土壌を理解する 2012年7月3日 関祐二 前回まで水田の土壌型の説明をしてきましたが、今回からは畑の土壌型の説明です。畑になっている土地は水田よりもさまざまな土壌があり、作付ける作物によって人間が土に働きかける内容も異なり、複雑です。それをできるだけ単純化してお話していきます。
恢復するチェーン コンビニエンスストアのこれから(4)末端の現場に見える崩壊の兆し 2012年7月2日 奥井俊史 コンビニエンスストアの現場の業務は複雑化し、多忙を極めている。また深夜営業時間帯の安全確保も重要な課題だ。これらは、パート・アルバイトの応募、定着を阻害する一方、フランチャイジーのコストアップにもつながっている。これらを放置すれば、システム全体の崩壊を招き得る。早期に、全く新しい稼げるモデルを打ち出す必要がある。
食卓書机 “伝統”と“近代”は双子 2012年7月2日 齋藤訓之 北海道に「八列とうもろこし」という古い品種のトウモロコシが伝わっています。私の柴田書店時代の先輩で、現在は北海道を中心にスローフードやスイーツの取材をされている深江園子さんが、以前教えてくれました。