健康食品テレビ通販の現場からお伝えします

専門家を探してくるのはラクじゃないんですよ

前回は、健康食品の通販に登場する専門家の肩書き、実は「医師NG、医学博士ならOK」というオキテがあることに触れました。健康食品はクスリじゃないから、医師という立場であたかも病気を治すように見せちゃだめですよ、ということだったわけですが。では、コメントしてくれる医師ならぬ医学博士。この人たちはどうやって選ばれているのか、ということについてお話を。
最近のワイン用コルク栓の例。左の2点は右の1点とは色合いが異なり、とくに赤ワインと接していた部分の着色のしかたに特徴がある
再考・ワイン物流改善

天然コルク栓は本来ワイン・ボトルに適したものではない

そもそもコルクは通気性を持っており、ワイン・ボトルの栓として適当なものではない。しかし、その欠点を取りつくろうために、「ワインは呼吸する」などの風説が流されたと考えられる。半面で業界ではコルク栓の欠点は自覚されており、コーティングなどのさまざまな改良が行われている。
火山灰土地帯
土を知る、土を使う

畑の土 i/黒ボク(1)

栽培現場を7つに分類して説明する (1) 育苗培土(野菜苗を中心に) (2) 固形培地によるハウス栽培 (3) ハウスでの地床栽培 (4) 露地畑 (5) 水田での水稲 (6) 水田からの転作 (7) 海外での農業 黒ボクは世界でも稀な不良土です。ここでは何をやってもうまく育たず、長らく荒れ地のまま放置されてきました。例外は人糞尿を集めて下肥として施用できた大都市近郊の圃場と、水田として利用した場 […]
食卓書机

チャイナタウンに人間力を学ぶ

 以前、横浜中華街発展会協同組合理事長の林兼正さんに、街づくりの考え方についてお話をうかがいました。もう10年以上経っていますので、また新しいお話をうかがわなければと思いますが、当時うかがったのは、街づくり・街をよくするためには、こまごまとしたルールやその理由づけよりも大切かつ効果的なことがあるというお話でした
「関口フランスパン」(東京・音羽)
食って・走って・また食った

素敵なバゲットサンドのブランチ「関口フランスパン」(東京・音羽)

西日本ではたいへんな豪雨で心配です。ところが関東はそろそろ夏本番かという天候で、暑くなってまいりました。思いっきりロードバイクを駆って気持ちいい風と空を満喫できる夏が楽しみです。ただ、暑くなってくると身体は動くけれど、こまめな水分補給が大切。自転車のボトルホルダーにしっかり水分を確保して、ゴクゴク飲んで行きましょう。倒れる前に、水分補給。大切です。
健康食品テレビ通販の現場からお伝えします

サプリの専門家と言えば、医師ではなく医学博士です

テレビ通販のコメンテーターのことを書いてきましたが、もう一人、テレビ通販ならではとも言える人たちがいます。それが、商品を“科学的見地から解説してくれる専門家”。実はこの専門家を巡っても、いろんな規制やいろんな業界ウラバナシがあるんですよ~。
食品安全情報(化学物質)

ラクトパミンの残留基準採択

国立医薬品食品衛生研究所は、食品安全情報(化学物質)No.14(2012.07.09)を発表した。コーデックス委員会は動物用医薬品ラクトパミンの豚・牛への最大残留基準を採択した。欧州食品安全機関は、毒性学的懸念の閾値概念に基づく健康リスク評価についての意見を発表した。英国食品基準庁は、ミラクルミネラルサプリメント(MMS)は、摂取すると健康被害をもたらし得ると再度警告している。
食品安全情報(微生物)

カリブ海地域のコレラの状況

国立医薬品食品衛生研究所は、食品安全情報(微生物)No.14(2012.07.09)を発表した。ハイチをはじめとするカリブ海諸地域ではコレラが発生している。米国でのサルモネラ感染アウトブレイクでは149人の患者が報告されている。英国健康保健保護庁はロンドン・オリンピック/パラリンピック開催中の対応を発表した。
中央が一般的なシャンパン用コルク栓。上部が集成コルクで底部にコルク板が2層あることがわかる
再考・ワイン物流改善

シャンパン用コルク栓は天然コルク栓の気密性の証明にならない

近年、ワイン・ボトルを縦置きしている売場を多くみかけるようになった。おそらくは“コルク栓の気密性は高い”とするマット・クレイマー氏の主張に影響されたものだが、天然コルク栓ボトルでは適切な陳列方法とは言えない。同氏はその主張の例としてシャンパン用コルク栓の気密性を挙げているが、実はこれは天然コルク栓ではない。
ツルマメ
大豆変身物語

ダイズの由来

ダイズのご先祖(原種)はツルマメと考えられている。ツルマメはミニサイズのダイズに見え、茎はつる状である。日本はもちろん、東アジアから東シベリアにかけて広く分布する。これらのどこかで、栽培化(ダイズ化)されたに違いない。
コンビニエンスストアに関する問題点
恢復するチェーン

コンビニエンスストアのこれから(5)新たな道を、業態の存在意義から考え直す

前回掲げた諸問題を解決するには、個別の問題をつぶしていくよりも、そもそもコンビニエンスストアの存在意義が何であるかを問い直すことから考えるべきだ。その上で、フランチャイザーがフランチャイジーの利益を確保する方法を、いま一度考え直す必要がある。