はくさい多。ほうれんそうは少

2022年1月第5週(1月28日〜2月3日)

東京都中央卸売市場(大田市場業務課)が発表した2022年1月第5週(1月28日〜2月3日)の概況より。
開市日数は、今週5日、前週5日、前年5日。
1日平均入荷量は総量5,475t(前週比100%、前年同期比93%)。

日ごとの動き

前週比ではかぶ、じゃがいも、さといも等が減少したが、ブロッコリー、セルリー、レタス等が増加し、増減なしとなった。

前年同期比ではねぎ、にんじん、さつまいも等が増加したが、ほうれんそう、ブロッコリー、トマト等が減少したため、7%の増加となった。

市況は前週比で保合、前年同期比で区々となった。

品目別の動き

だいこん 千葉県を中心に神奈川県等から入荷したが、低温により落ち着いた出回りで、前週比2%の減少となった。千葉県産の価格は強保合となった。

にんじん 千葉県を中心に埼玉県等から入荷したが、千葉県産が出荷ピークを過ぎて減少傾向で、前週比6%の減少となった。流通在庫があるため荷動きは鈍く、千葉県産の価格は弱保合となった。

キャベツ 愛知県を中心に千葉県等から入荷し、前週比4%の増加となった。数量は落ち着いていることから引き合いがあり、愛知県産の価格は強保合となった。

レタス 静岡県を中心に長崎県等から入荷し、前週比で6%の増加となった。静岡県産の価格は強保合となった。

はくさい 茨城県を中心に群馬県等から入荷し、前週比2%の増加となった。需要はありながらも数量の多さがそれを上回っており、茨城県産の価格は弱保合となった。

ほうれんそう 群馬県、茨城県等から入荷したが、低温のため全体量は少なく、前週比4%の減少となった。群馬県産の価格は保合となった。

ねぎ 千葉県、埼玉県等から入荷したが、前週比1%の微減となった。千葉県産の価格は強含みとなった。

きゅうり 宮崎県を中心に千葉県等から入荷し、前週比で増減なしとなった。恵方巻需要や量販店特売で引き合いはまずまずあり、宮崎県産の価格は保合となった。

なす 高知県を中心に入荷し、前週比2%の増加となった。高知県産の価格は強含みとなった。

トマト 熊本県を中心に栃木県等から入荷したが、愛知県産、熊本県産は低気温のため落ち着いた出回りとなっており、前週比1%の微減となった。熊本県産の価格は強保合となった。

ピーマン 宮崎県を中心に高知県等から入荷したが、低温のため数量少なく、前週比5%の減少となった。相場は上昇傾向で、宮崎県産の価格は強保合となった。

主な農産物(野菜)の市況(2022年1月第5週)

品目1日平均入荷量(t)前週比(%)前年同期比(%)取引産地単位(kg)価格
だいこん4539894せり千葉10-
相対千葉10799
かぶ478890せり千葉0.8184
相対千葉0.8117
にんじん33394114せり千葉10-
相対千葉10886
ごぼう2794110せり青森4-
相対青森4540
キャベツ76110497せり愛知10648
相対愛知10821
レタス22210688せり静岡104,212
相対静岡103,175
はくさい68010290せり茨城151,080
相対茨城15324
こまつな449988せり茨城0.2-
相対茨城0.297
ほうれんそう679677せり群馬0.2162
相対群馬0.2115
ねぎ22999118せり千葉52,376
相対千葉51,080
みずな2010695せり茨城0.2-
相対茨城0.276
セルリー3711098せり静岡10-
相対静岡101,901
ブロッコリー15212581せり愛知52,030
相対愛知51,598
きゅうり207100100せり宮崎53,105
相対宮崎52,376
なす97102106せり高知53,024
相対高知52,290
トマト2319982せり熊本4-
相対熊本41,123
ミニトマト799995せり熊本3-
相対熊本31,555
ピーマン679596せり宮崎0.1386
相対宮崎0.1395
じゃがいも3399091せり北海道10-
相対北海道103,305
さつまいも16496112せり千葉5-
相対千葉51,382
さといも3093111せり埼玉10-
相対埼玉102,786
たまねぎ4419984せり北海道20-
相対北海道205,184
なましいたけ329597せり千葉0.1-
相対千葉0.1-
入荷量は東京都中央卸売市場全体、相場は大田市場調べ。価格は中値。
東京都中央卸売市場週間市況(東京都中央卸売市場大田市場業務課)
http://www.shijou.metro.tokyo.jp/torihiki/week/