柑橘はみかん減、はっさく増

東京都中央卸売市場（大田市場業務課）が発表した2022年1月第1週（1月5日〜1月6日）の概況より。
開市日数は、今週2日、前週5日、前年2日。
1日平均入荷量は総量1,610t（前週比72％、前年同期比76％）。

日ごとの動き

前週比ではいちご、りんご等が増加したが、不知火、キウイ、みかんなどが減少したため、28％の減少となった。

前年同期比ではきんかん、アールスメロン、はっさくなどが増加したが、不知火、いちご、キウイなどが減少したため、24％の減少となった。

市況は前週比で弱保合、前年同期比では強保合となった。

品目別の動き

ポンカン　愛媛県を中心に熊本県等から入荷したが、前年同期比14％の減少となった。愛媛県産の価格は前年同期比で保合となった。

いよかん　愛媛県を中心に入荷したが、前年同期比19％の減少となった。愛媛県産の価格は前年同期比で強含みとなった。

りんご　青森県を中心に岩手県等から入荷し、前週比11％の増加となった。引き合いは強いものの荷動きは鈍く、青森県産「ふじ」の価格は弱含み、「王林」は弱保合となった。

いちご　栃木県を中心に福岡県等から入荷し、前週比207％の大幅な増加となった。栃木県産「とちおとめ」、福岡県産「あまおう」、静岡県産「紅ほっぺ」の価格は弱保合となった。

アールスメロン　静岡県を中心に熊本県等から入荷したが、前週比15％の減少となった。静岡県産の価格は弱保合となった。

主な農産物（果実）の市況（2022年1月第1週）