伊藤ハムが生産能力増強。東京工場などに90億円投資

伊藤ハムは生産設備の効率化でコスト競争力の強化および生産能力の増強を図るため段階的に90億円の設備投資を行う。

ハム・ソーセージでは、主力の東京工場(千葉県柏市)を今後数年間に70億円を投資。現行の生産ラインを整流化すると同時に新型の生産設備を導入し、コスト競争力を強化するとともに、ハム・ソーセージの生産能力を20%増強する。

調理加工食品では、20億円を投じて茨城県取手市に新たな生産体制を構築し、中食・外食市場への販売拡大を目指す。

1.東京工場の生産設備の効率化による、コスト競争力の強化および生産能力の増強

(1)投資概要
金額:70億円
効果:生産能力20%増強

(2)工場概要
場所:千葉県柏市根戸1-3
面積:敷地面積16,571坪(約54,780m2
建物面積:7,743坪(約25,600m2
設備:ハム・ソーセージ、調理加工食品
生産能力:33,000t/年間(現行)

2.取手工場(仮)の新設

(1)投資概要
金額:20億円
販売計画:25億円(現行50億円を75億円に拡販予定)
稼動予定:2013年9月予定

(2)工場概要
場所:茨城県取手市下高井
面積:敷地面積21,306坪(約70,430m2
建物面積:1,814坪(約5,997m2
設備:調理加工食品一貫生産ライン
生産能力:2,600t/年間