再考・ワイン物流改善

リーファー輸送で補糖方法の変化に気付く

ワインのリーファー輸送で健康なワインが安定して手に入るようになったことで、ワインに生じるダメージの原因と結果を結び付けるためのテストも行いやすくなった。そこで、ワインに行われる補糖についての推理も進み、意外な発見もあった。
再考・ワイン物流改善

ラベルに潜む危険(2)

ワインのラベルでとかく問題を生じやすいのは、年号表示をメイン・ラベルではなく、肩ラベルで行っている場合だ。これは蔵元での貼り付けミスの可能性もあるもので、偽装も行われやすいので要注意だ。しかし、最も重要で効果が上がる対処法は、そもそも結露を起こさないことだ。
再考・ワイン物流改善

ラベルに潜む危険(1)

ボトルの結露の結果、ラベルが破損・汚損し、貼り替える必要を生じる場合もある。だが、これにはやっかいな問題もある。とくに注意が必要なのは、傷のついたラベルを剥がす方法と、貼り替え用ラベルの管理だ。まず、そもそもワインのラベルというものがどのようなものかから説明する。
再考・ワイン物流改善

結露との闘い

ワインのリーファー輸送が本格化するにつれて、改善すべき課題もいくつか浮上してきた。その一つが、主にリーファー・コンテナから保冷倉庫に移動する際に発生する結露だ。これを封じ込め、品質を保つには、作業上の対策とハードによる対策があるが、それぞれ一長一短がある。冷蔵倉庫の空調のしくみの理解も必要だ。
再考・ワイン物流改善

吉崎和明氏と日本リカー(3)

吉崎氏がヒット商品を獲得したことで、日本リカーのリーファー輸送はよいスタートを切った。そして、同社が契約している倉庫を取材させてもらったとき、我々は作業担当者から驚くべきセリフを聞くのだった。
再考・ワイン物流改善

吉崎和明氏と日本リカー(1)

国内のワイン・インポーターが次々にリーファー輸送を採用していく中、自社が遅れをとってはと業を煮やしている男がいた。彼はある発見の機会を作ってくれたし、素晴らしいヒット・メーカーでもあった。