
2010年食の10大ニュース[2]
「2010年食の10大ニュース」、2日目は国立医薬品食品衛生研究所の畝山智香子さんからいただいた記事をご紹介します(執筆:畝山智香子・登田美桜)。
「2010年食の10大ニュース」、2日目は国立医薬品食品衛生研究所の畝山智香子さんからいただいた記事をご紹介します(執筆:畝山智香子・登田美桜)。
3月9日付で消費者庁から「トランス脂肪酸の表示に向けた今後の取組について」という発表があり、大臣記者会見をもとにメディアでも報道されたようです。渡辺宏さんのブログに報道各社の見出し比較が掲載されていておもしろかったので参考までに。http://www.kenji.ne.jp/bl […]
2008年5月、「『環境ホルモン』問題はどうなった? ビスフェノールAの評価を巡る世界の動向『その1』」を書いてから、2年弱がたちました。この間、この「環境ホルモン」という言葉もほとんど聞かれなくなりましたが、実際にビスフェノールAの問題がどうなったのか、まとめてみます。
2009年12月16―18日、米国国家毒性プログラム(NTP)のヒト生殖リスク評価センター(CERHR)の豆乳ベースの乳児用ミルクの評価専門委員会が会合を行い、豆乳に含まれるイソフラボンが発育に悪影響があるかどうかについての評価を行いました。これは06年に開始されたプログラムで、 […]
このたび消費者庁でトランス脂肪酸の表示についての検討が始まったようです。これは、トランス脂肪酸の表示について検討するように福島瑞穂消費者担当大臣から指示があったためであり、福島大臣が指示した理由は消費者からの要望に応え、今までとは違う、目に見える成果を出したいためであるようです。 […]
今回のこのタイトルは、英国の国民健康保険National Health Service(NHS)が提供している健康情報コーナーのタイトルです。今回はこのコーナーの記事について紹介しようと思います。
FoodScienceで「エコナ」関連記事が多く出ています。「エコナ」問題の課題は、新たに発見されたハザードへの対応と、特定保健用食品(トクホ)という制度がはらむものとの2つに分類できます。新たに発見されたハザードについてはこれまでもトランス脂肪酸やアクリルアミドという事例があっ […]
前回、英国食品基準庁(FSA)が発表したオーガニック(有機認証)食品の栄養価と健康影響についての科学的根拠を吟味したレビューについて、背景と要旨を紹介しました。このレビューの「科学的」内容について、さらに説明が必要であると感じましたので続けます。2008年8月の記事で「科学的根拠 […]
英国食品基準庁(FSA)は2009年7月29日、オーガニック(有機認証)食品の栄養価と健康影響についての科学的根拠を吟味したレビューを発表しました。通常農法による食品と比較して、オーガニック食品の栄養学的優位性は認められず、健康影響についても特に良い影響があるとは言えない、という […]
食品の栄養価や健康影響に関する情報は、世界中で消費者のニーズが高いものであると同時に、世界中で誤解を招くものや虚偽・誇大広告の類が問題になっているものでもあります。今回は、現在ヨーロッパで進行中の新しい表示規制の一部について、紹介してみようと思います。
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